成功する就活の第一歩!例文から知る説得力のある自己PRの書き方

就職活動でエントリーする企業に提出する履歴書の記入項目のうち、自己PRの書き方は就活生にとって悩んでしまいがちな項目です。そもそも何をPRすれば良いのかわからず頭を抱えて全然書き進められないという人もいるでしょう。また、PRしたいことはあっても、いざ書いてみると平凡で、どこにでもあるような内容になってしまうという悩みを抱えている人もいます。しかし実は、少しのコツをつかむだけで説得力のある自己PRを書くことは可能です。今回は、そんなコツを理解して頂くために、自己PRの例文を見ながら解説していきましょう。

履歴書における自己PRの重要性

前提として、就活で提出する履歴書における自己PRの重要性について知っておきましょう。 応募書類で必ずと言って良いほど提出を求められる履歴書は、もちろん自分自身を企業に知ってもらう自己紹介書類です。ただ、単なる自己紹介だと考えているだけではいけません。なぜなら、採用企業は実質的には履歴書を受け取った瞬間から採否の選考を始めているとも言えるからです。たとえば、すべての応募者が受験できる一次選考試験がある場合でも、採用担当者は選考試験の結果と合わせて履歴書の内容を吟味し、それらを合わせて一次選考の合否を判定する場合も多くあるからです。また、採用選考で面接試験まで進んだ場合にも、履歴書は面接官の手元に置かれて、面接質問の材料となる重要なものです。このように考えていくと、履歴書は選考の山場である面接を乗り切るための重要な武器であり、またそれ単独でも自分を採用企業に売り込むためのアピール文書だと言えます。 そんな重要な履歴書の中にあって、自己PR欄は最も重要な項目だと言っても良いでしょう。志望動機やサークル活動、アルバイト歴などの欄も実質的に自分をアピールするために書くものですが、それは間接的なものです。一方、自己PR欄は、まさにその字の通り正面から自分をアピールできる項目です。つまり「自分を売り込みなさい」と言われているのです。ここできちんと売り込んでおかなければ、採用担当者は関心を持ってくれないかもしれませんし、逆にここで十分にアピールできれば、履歴書だけでも採用担当者の目に留まって、ほかの応募者に対して大きなアドバンテージを得ることも可能なのです。

誰が書いても良さそうな自己PRはダメ!

1709_1_63 (2) まずNGの例文を見てみましょう。 「私の強みはリーダーシップを取ることができるところです。大学入学以来続けている書店のアルバイトでは、アルバイトをまとめるリーダーとなった1年前から他のアルバイトにもやる気を出してもらい、前年よりも多くの売上を作ることができています。また、高校時代にはバスケット部の部長として部員をまとめ、みんなで練習に励むことで関東大会3位に入ることができました。」 この自己PRからは、この就活生がアルバイトのリーダー、高校のバスケ部の部長と、たしかにリーダーとしての役割を果たしてきたのだろうということはわかります。また、何がしかの成果も示すことができています。しかし、何か物足りなさを感じないでしょうか。 この自己PRは、例えばアルバイトのリーダーをしたことのある方や、部活動の部長をやったことがある人であれば、ある意味誰でも書ける内容になっていることから来ています。つまり、この人ならではの内容が欠けているのです。その結果、採用担当者がこの自己PRから感じとれることと言えば「この就活生はリーダーをやったことがあるのだな」ということだけなのです。このように、誰が書いても良さそうな内容の自己PRでは、採用担当者に自分を売り込むことは難しいでしょう。

採用される自己PRのカギは具体性

それでは、上の例ではどのように自己PRを書けば良かったのでしょうか。 この就活生は、アルバイトでも部活動でもリーダーを務めていますが、最初からリーダーシップを発揮することができたのでしょうか。そのような人は稀で、実際にはうまくリーダーとして振る舞えなかったり、周囲の人がついて来てくれなかったりした経験など、苦労もあるはずです。自分にリーダーシップがあるとアピールしたいなら、その苦労がどんなものでどう乗り越えたのかというプロセスを表現するべきです。その具体的なエピソードこそが、この就活生にリーダーシップがあるのだろうと納得させるものなのです。これを踏まえて書きなおすと例えば以下のようになります。 「私の強みはリーダーシップがあるところです。大学入学以来続けている書店のアルバイトでは、1年前からリーダーを任せて頂いています。最初はリーダーになった気負いから、ほかのアルバイトの反発を買ったこともありましたが、その反省を基に大変な仕事ほど自ら率先して行うようにしてからは皆がついてきてくれるようになり、前年以上の売り上げを達成できるようになりました。」 この例文には先ほどの例文にあった高校時代の部活動のことが書かれていません。その代わりに、アルバイトでリーダーシップを発揮できるようになるまでの失敗と克服のプロセスがコンパクトですが書き加えられています。最初は反発を買ったというエピソードは、この就活生が実際に体験したからこそ書いているのだろうと思えます。また、大変な仕事ほど自ら率先して行うというリーダーシップが表現されています。同じ字数であれば、リーダーをやったという事実を2つ並べるよりも、1つの経験についてその人にしか書けない苦労や成長のプロセスを書いたこちらの例文のほうが、オリジナリティのある自己PRだと感じてもらえやすいのです。 このように、自分をしっかりアピールする自己PRのカギは、その人にしかない体験や考えなどが具体的に表現されているということなのです。

履歴書の自己PRは面接でアピールするための呼び水

もちろん、上の例文は限られた字数のなかで書いているものなので、本当にアピールしたい内容のすべてを表現できているとは言えません。実際には、アルバイトから受けた反発のなかには、言うことをなかなか聞いてくれない後輩や、この就活生がリーダーをやることに納得していない年上のアルバイトもいるかもしれません。だとすれば、どれだけ悩み、苦労や努力したのかということをアピールしたいことでしょう。 しかし、履歴書の自己PRですべてを説明することはできませんし、する必要もありません。オリジナリティのある内容が書かれていると採用担当者が感じてくれれば成功です。そのように感じた採用担当者は、面接の際にその点を詳しく聞いてくることが予想されます。具体的なエピソードの端緒が書いてあれば、そこを突っ込んで質問することで実のある話を聞ける可能性が高まるからです。こうして詳細を質問されれば、より強いアピールができますし、履歴書では省略した高校時代の部活動の話をすることもできます。一方、漠然とした内容しか書かれていない自己PRであれば、採用担当者の興味を引くことができず、その点を詳しく話す機会がそもそも与えられない可能性すらあります。 このように、履歴書の自己PRに書く内容は、それ単独ですべてを説明するものである必要はないものの、面接で突っ込んだ話をさせてもらえる質問を引き出す「呼び水」になるような具体性のある内容でなければならないということは意識しておきましょう。

自分だけの自己PRを書こう!

1709_1_63 (3) 自己PRのカギは「具体性」です。もっとも、具体的に書こうとして自己PR欄に溢れるほどの分量を小さな文字で詰め込む必要はありません。上の例文のように、限られた字数で収まるように、書く内容を大胆に1つに絞る方法もありますし、具体的なエピソードもその一部だけを書けば良いのです。印象に残る自己PRを履歴書に書いておけば、面接の際にはそこを詳しく質問してもらえるはずです。そうすれば、就活生にとって自分を売り込むチャンスが訪れるでしょう。

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