インターンシップのお礼状の書き方!横書きの場合と縦書きの場合

インターンシップのお礼状の書き方!横書きの場合と縦書きの場合
インターンシップは企業の現場を肌で感じることのできる貴重な場です。参加することで学べる点も多いでしょう。だからこそ、そこでお世話になった人たちに感謝の気持ちを込めてお礼状を出そうと思うのはごく自然な気持ちです。しかし、その書き方が分からずに悩んでしまうという人も少なくないかもしれません。せっかくお礼を述べるのですから失礼のないようにしたいものです。そこで、お礼状の書き方を縦書きと横書きの場合に分けて説明をしていきます。

お礼状は縦書きと横書きのどちらにするべきか?

そもそも、インターンシップのお礼状は縦書きと横書きではどちらの書き方がよりマナーにかなっているのでしょうか。一般的に、手紙でお礼状を出す場合は縦書きで書くのが基本となります。縦書きのほうがかしこまった雰囲気があり、目上の人を敬う気持ちを表現しやすいからです。それに対して、横書きは気軽でカジュアルなイメージがあります。ただ、メールなどでビジネス上のやり取りをするケースもあるため、横書きのお礼状を送ってもマナー違反とまで思われる心配はまずないでしょう。したがって、慣れない縦書きではどうしてもうまく書けないというのであれば、横書きで書いても別段問題はありません。それよりも、文章の内容がマナーに沿ったものであるか否かというほうが、よほど大切なポイントとなります。

縦書きの場合のお礼状の書き方

1709_1_12 (2) お礼状を縦で書く場合はまず、便箋の右上に「拝啓」もしくは「謹啓」と記します。それから1文字分空けて、時候の挨拶やお礼の文章を続けてください。前置きが終わると行を変えて本文を書きます。本文の内容は自由ですが、できれば形式にこだわった文章だけでなく、インターンシップで心に残った経験などを具体的に述べると読み手の印象はぐっとよくなるでしょう、そして、文章の終わりには手紙の目的を記します。たとえば「とり急ぎお礼を申し上げたくお便りを差し上げました。末筆ながら貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りします」などといった感じです。そして、最後は「敬具」で締めてください。敬具の位置は文末と同じ行の便箋の下側です。それから、改行して「平成○○年○月○日」という具合に手紙を送った日の日付を入れます。さらに行を変え、今度は便箋の下半分に氏名を書きます。学生の場合は「○○大学○○学部○○学科鈴木○○」のように学校名も記してください。最後にもう一度改行し、便箋の頭から「○○商事株式会社人事部採用ご担当者様」といった具合に宛先を書いて終了です。

横書きの場合のお礼状の書き方

横書きでお礼状を書くときは、最初に宛先を書きます。「○○商事株式会社」とまず会社名と書き、改行して「人事部採用ご担当者様」といった具合に2行に分けて記すのがよいでしょう。そして、再び改行し、「謹啓」もしくは「拝啓」と左詰めで書きます。それから、さらに改行して時候の挨拶などを書いていきます。本文の内容については縦書きのときと同じですが、締めの「敬具」は文末と同じ行ではなく、少し間を空けて右詰で書いてください。そして、その下に左詰めで手紙を送る日付を書き、改行して右半分に大学名や氏名を書きます。基本的には縦書きの場合と大きな違いはありませんが、順番などに微妙な相違があるため、勘違いのないようにしっかり確認してから書くようにしましょう。

お礼状を書く際のその他の注意点

お礼状の書き方に関しては、ほかにもいくつかの注意点があります。たとえば、便箋は白無地のものを使うのが基本です。花柄やパステルカラーのものは避けてください。また、筆記用具は黒のボールペンか黒または青の万年筆が原則です。間違っても鉛筆やシャーペンは使わないようにしましょう。ちなみに、パソコンで書くのは絶対にダメというわけではありませんが、気持ちが伝わりやすいという意味では、やはり手書きがおすすめです。あとは誤字や脱字などにもよく注意しましょう。特に、先方の会社名や担当者名などが間違っていると大変失礼に当たります。くれぐれも注意をしてください。そのほかに、細かいところでは敬称の問題があります。一般企業の敬称は「貴社」ですが、銀行は「貴行」、役所は「貴役所」、官公庁は「貴庁」や「貴省」となります。一般企業以外のインターンシップに参加する人はこういうところにも注意しておきましょう。

ビジネスマナーに沿って感謝の気持ちを素直に表現することが大切

1709_1_12 (3) インターンシップのお礼状の書き方に関しては、縦書きであれ、横書きであれビジネスマナーに沿ったものであることが重要になってきます。したがって、その点に気をつけたうえで自分の気持ちを素直に文章にするようにしましょう。そうすれば、感謝の念はおのずと相手に伝わるものです。

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