教えて!インターンシップでは交通費を支給してもらえるの?

教えて!インターンシップでは交通費を支給してもらえるの?
就職・転職の前に実際に会社内に入って働くことで、その会社の雰囲気を事前に体験し、ミスマッチをなるべく減らすインターンシップ(就業体験)。自分の適性や欠点を知り、残りの学生生活を有意義なものにできるなどインターンシップには数多くのメリットがあります。積極的にインターンシップに応募してみたい方も多くいるでしょう。そこで、インターンシップに必要な交通費などの費用がどのくらい発生するのか、交通費を支給してもらうことはできるのかについて解説します。

交通費はどのくらいかかるもの?

就職ポータルサイト「リクナビ」が2012年に実施した調査によると、インターンシップの際にかかった交通費の平均値は1万162円でした。その内訳をみてみると、過半数の人が交通費5,000円未満で収まっており、三大都市圏よりも他の地域の平均値のほうが1,000円ほど高くなっているため、地方在住者が勤務地の近くまで移動するのに多額の費用がかかっているのかもしれません。また、海外インターンシップとなると、さらに多額の費用が必要だと想定されます。同調査では、その他に飲食費やスーツ代、靴代、バッグ代などの費用が発生していることがわかりました。既に手元のあるものを使用することによって費用を最小限に抑えてインターンシップに参加することもできますが、後々働きたい企業であれば、できるだけ良いものを身にまとい見た目の印象を良くしておきたい人もいるのでしょう。

気になる!交通費を支給してくれる企業の割合は?

1705_1_196 (2) 上記調査では、410名の学生の約半数が交通費を支給されたと回答しています。残念ながら、この調査では実費を全額支給されたのか、一部支給されたのかがわかりませんが、傾向としては1日あたりの上限が設けている企業や、定期区間を除くとしている企業が多いようです。インターンシップを経験してみたい企業を見つけたなら、一度募集要項を確認してみると良いでしょう。なかには交通費を支給しない代わりに他の企業よりも日当を多く配当する企業があります。交通費だけでなく、そのほかの報酬も確認してみてください。 遠方地から通う場合、企業によっては交通費に関し融通を利かせてくれる可能性もありますので、どうしてもインターンシップを経験したい企業があるならば、一度相談してみてもいいかもしれません。

交通費支給に領収書は必須!?その受け取り方は?

募集要項に交通費支給と記載してある企業でインターンシップをする場合、領収書などの必要書類の提出や支給時期はインターンシップ先の企業に確認してみるのが良いでしょう。一般的には飛行機や新幹線では切符を購入するにあたって領収書を受け取っておき、当日または後日に提出します。券売機や窓口で購入するならば、「領収書」のボタンを押すか窓口で「領収書お願いします」と伝えることで領収書を受け取ることができるので、簡単です。領収書をもらい忘れた場合、切符を持参して窓口に行けば通常領収書を発行してもらえますが、場合によっては領収書を受け取れず、交通費を支給してもらえない可能性があるので、注意してください。

交通費を支給してもらえない……。どう節約する?

インターンシップでは通常1日かけて働くことになるため、面接のように同日中に複数の企業に行くことは難しいでしょう。もっとも、例えば地方在住者であればインターンシップ終了日の次の日から始まる別のインターンシップを入れておき、地方から都市圏への交通費を節約する方法もあります。そのほかには金券ショップで格安のチケットを購入する方法や夜行バスを利用する方法があります。些細な節約になってしまうかもしれませんが、交通費の出費が痛いと感じる方にはおすすめできる方法です。

お金では得られない経験をインターンシップで!

1705_1_196 (1) 約半数の企業では交通費の支給がなされていないのが実情です。しかし、インターンシップではお金で得られない経験ができることもありますので、金銭面ばかりに目を向けず、広い視野をもって検討してみると良いでしょう。

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