【例文アリ】差がつく!コミュニケーション能力を言い換えて通過率大幅アップさせるポイント!

【例文アリ】差がつく!コミュニケーション能力を言い換えて通過率大幅アップさせるポイント!

自分の長所や強みを言いたい時にコミュニケーション能力を使う人は多く存在します。

もちろん、立派な能力であることには間違いありません。しかし、コミュニケーション能力だけだと少しざっくりとしています。

現代では「コミュ力」と訳されているくらいに大衆的に知られている能力ですが、深掘りすると一体どんな能力なんでしょうか?

今回は、コミュニケーション能力を自分のアピールとして使用したいあなたが使い間違わないようにするため、どう活用すればいいかを解説していきます!

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就活でコミュニケーション能力は強みになる?

実際のところ、コミュニケーション能力は強みになるのでしょうか?

結論からいいますと、答えはYESです。

コミュニケーション能力は、就活においても日常生活においても、大きな強みになります。

先ほど述べた通り、コミュニケーション能力には聞く・話すの両方の力が必要です

この両方の力をバランスよく身につけることは難しいため、就活・日常生活問わず多くの場面で周りと差をつけることができる強みといえるでしょう。

コミュニケーション能力は言い換えてアピールするべき!

企業に対してコミュニケーション能力をうまくアピールするためには、言い換えてアピールすることが大切です。

コミュニケーション能力は、そのままでも十分強いアピールポイントです。

しかし、多くの就活生が自分のアピールポイントとしてコミュニケーション能力をあげるため、そのままアピールすると、他の就活生との差別化がしづらくなります。

そこで、うまく言い換えて、自分だけの強みとして伝えることが大切なのです。

そもそも「コミュニケーション能力」とは?定義を確認!

まずは、コミュニケーション能力の定義をしっかりと確認しましょう。

コミュニケーション能力とは、「意思を疎通させることができる力」です。

意思の疎通ができている状態とは、人と人との間で、互いに考えていることを伝え、理解や認識を共有できている状態です。

どちらか一方が理解・認識できていなかったり、双方の理解・認識がずれていたりすると、コミュニケーションがとれている、とはいえません。

つまり、コミュニケーション能力が高いとは、双方が同じ理解・認識を持つことができるようなやり取りや伝達ができること、といえます。

コミュニケーション能力とは「聞く力」と「話す力」

上述のように、コミュニケーション、つまり意思疎通を行うことにおいては、ただ一方通行に自分の意見を言うだけではいけません。

相手の意見をくみ取り、相手と同じく理解・認識ができるような聞く力を養うことも必要です。

そして話す力についても、自分の意見をただ言うのではなく、相手が同じ理解・認識を持つことができるように伝える力が求められます。

この聞く力、話す力両方を活かし、双方向のコミュニケーションをとることが大切とされます。

コミュニケーション能力は人事でどのように評価される?

コミュニケーション能力は就活においても日常生活においても強みになると述べてきましたが、企業においてコミュニケーション能力が評価されるのはなぜでしょうか?

答えは、仕事の多くの場面でコミュニケーションは必要不可欠であり、結果的に会社全体の業績や成長にも影響するためです。

コミュニケーション能力は、お客様と直接関わる仕事で求められるのはもちろんのこと、そうでない場合も仲間同士で連携を図って円滑に仕事を進めるために重要な能力です。

昇格や昇給に繋がる人事考課においても、コミュニケーションに関する評価項目を取り入れている企業は多く存在します。

次の項からは、企業においてコミュニケーション能力が評価される理由をより詳しく見てみましょう。

1.人間関係が良好な人材

企業における適切なコミュニケーションは、良好な人間関係の構築に繋がります。

企業を選ぶ基準の一つに「人間関係」を挙げる就活生もおり、社内の人間関係が良好であることは、企業にとって重要な人的資源の確保にも影響します。

また、企業内の人間関係が良好であることは、取引先やお客様からの印象にも影響を与えるため、人事においてもコミュニケーション能力を評価されることが多くあります。

2.仕事の効率化・生産性の向上を図ることができる人材

円滑なコミュニケーションは、仕事の効率化・生産性の向上に直結します。

仕事をする上で、1人ですべての仕事が完結することは少なく、他部署や社外の関係者など、複数人で連携しながら仕事を進めるという状況が多くあります。

その際、円滑にコミュニケーションを図ることができると、意見の共有や連携がスムーズになり、無駄なやり取りやミスの削減、そこから仕事の効率化・生産性の向上に繋がります。

3.リーダーに抜擢されるような人材

チームマネジメントにおいても、コミュニケーションは重要な軸です。

チームで仕事をする上で、誰一人の意見も漏らすことなく業務に反映することができれば、より高いシナジー(相乗効果)を生み出すことができます。

メンバー全員の意見にしっかりと耳を傾け、中心となってプロジェクトを進める立場であるリーダーには、高いコミュニケーション能力が必要とされます。

つまりコミュニケーション能力の高さは、リーダーとして抜擢される際の大きな評価点の一つとなるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人の特徴3選

コミュニケーション能力の定義はわかったものの、まだ具体的にイメージすることが難しい…と感じている方もいるのではないでしょうか。

就活において、企業にコミュニケーション能力を効果的にアピールするためには、まずはあなた自身がコミュニケーション能力についての明確なイメージを持っておくことが重要です。

そこで次の項ではイメージをより具体化するために、コミュニケーション能力が高い人の特徴を確認してみましょう。

コミュニケーション能力が高い人の特徴
  1. 聞き上手である
  2. 話し上手である
  3. ポジティブに捉えることができる

1.聞き上手である

一つ目の特徴は、聞き上手であることです。

聞き上手とは、相手の話を引き出す力や深堀りする力がある、ということです。

加えて、相手の話を適切に理解して「相手は何の情報が欲しいのか」「どんな言葉をかけたらいいのか」など、次に相手が求めることを瞬時に考え抜くことができる力を持っていることも重要です。

2.話し上手である

二つ目の特徴は、話し上手であることです。

「話す」ということにおいては、話す順序やスピード、抑揚のつけ方、言葉の使い方、身振り手振りのつけ方など、様々な要素があります。

聞き上手であると同時に、これらの要素を適切に組み合わせて、相手に「もっと知りたい」「もっと話したい」と興味を湧かせる話し方ができる人は、話し上手であるといえます。

3.ポジティブに捉えることができる

三つ目の特徴は、ポジティブに物事を捉えることができることです。

周りの人がネガティブに捉えそうなことでも「これ面白いね!」「いいね!」と考えられる人は、周囲の人からの共感・支持を得られることも多くあります。

そして物事をポジティブに捉えられると、様々なことに興味関心を持つことができ、相手への質問や会話にも繋がりやすくなります。

コミュニケーション能力がない人の特徴3選

ここまでコミュニケーション能力が高い人の特徴を確認しましたが、反対に「コミュニケーション能力が低い」とはどういった場合をいうのでしょうか?

先述の通り、コミュニケーション能力とは「意思を疎通させることができる力」のことです。

コミュニケーション能力が低い場合は、相手との意思疎通がスムーズに図れず、言いたいことが相手に伝わらなかったり、相手の言いたいことを適切に理解できなかったりします。

そうすると会話がかみ合わない、相手との話が続かない、という状況に陥ってしまいがちです。

こういった事態を避けるためにも、次の項からコミュニケーション能力が低い人の特徴についても見てみましょう。

コミュニケーション能力が低い人の特徴
  1. 相手に興味関心がない
  2. 順序立てて話を進めることができない
  3. 人の話を遮ってしまう

1.相手に興味関心がない

一つ目の特徴は、コミュニケーション能力が高い人に比べて、相手への興味関心が低いことが挙げられます。

相手に対して興味関心が低いと、自然と相手に質問する回数が減り、会話が弾まないという状況に繋がりやすくなります。

そうして会話自体が少なくなると、互いに理解・認識を共有することも難しくなり、コミュニケーションがとれている、とはいいにくくなってしまうでしょう。

2.順序立てて話を進めることができない

二つ目として挙げられるのは、順序立てて話をすることができないという特徴です。

話があっちこっちに飛んだり、順序を考えず思いつくままに話したりすると、自分の言いたいことが相手に「伝わらない」という状況になりやすくなります。

また、それによって相手に「この人と話していても会話ができない」という悪い印象を持たれてしまう可能性もあります。

このように順序立てて分かりやすく話を進められない状態では、コミュニケーション能力が高いとはいえません。

3.人の話を遮ってしまう

三つ目の特徴は、相手の話を遮ってしまうことです。

相手が話をしている際に、「私はね!~」と話を遮ってしまうと、相手は自らの意見や考えを話し終えないうちに、聞き役に回らなければなりません。

そうすると、互いの理解・認識を共有できない「一方通行の話」となってしまい、コミュニケーションがとれているとはいえません。

さらに、相手に「この人と話したくない」という印象を与えてしまうことにもなるでしょう。

そしてその能力をスムーズに行うことができれば、「コミュニケーション能力が高い」と言って良いでしょう。

コミュニケーション能力を「話す力」に言い換える方法

話す力をさらに詳細に分割すると4つのポイントが現れます。

コミュニケーションを取る際の伝わりやすさや意識していることをアピールしたいのであれば、以下の4つのどれかを参考にしていただきたいです。

こんなものがコミュニケーション能力から派生できるのか......という発見もひょっとしたらあるかもしれません。

余談ですが、このように物事を多角的に見る力を付けておくと、あらゆる方向から思考することができて自己分析などがしやすくなります。

コミュニケーション能力を「話す力」に言い換える方法
  1. 説明力に言い換える
  2. 論理的思考力に言い換える
  3. 資料作成スキルに言い換える
  4. 情報収集力に言い換える

1.説明力に言い換える

無論、話をするのが上手い人は説明力があるでしょう。

また、聞き手に気持ちよく話を聞かせることも説明力がある人の特徴です。

このように聞き手のことを思う能力も説明力には求められます。

例えば、説明する時間が長すぎでも短すぎでもないことや、分かりやすい言葉を使用すると聞き取りやすい説明になるでしょう。

これは実際に面接の時にも意識してみてください。

説明力をアピールすることはとてもハードルが高いように思われます。なぜなら、その場でもう説明力のアピールが実際に行われているからです。

注意

下手に説明力があると言い切ってしまい、失敗すると矛盾が生じて面接官の信頼も失うこともあります。本当に自信があるあなたは説明力を推していきましょう。 逆に上手くいけばとても強いアピールになります。

2.論理的思考力に言い換える

「人に分かりやすい説明ができる=論理的思考力を持っている」という等式が成り立ちます。

論理的とはしっかりと筋道を立てて考えることです。

この能力がある人は余計な話を付け加えずに説明します。また、内容がごちゃごちゃとしないので、説得力が増して本質的な部分だけを説明できます。

以上のことが理由で分かりやすい説明となるのです。

自己PRなどを説明する際も話したいことがごちゃごちゃ混ざらないように、面接本番前にしっかり筋が通っているかを確認しましょう。

3.資料作成スキルに言い換える

コミュニケーションと何の関わりがあるのかと疑問に思うかもしれません。

これは伝えることが得意な人は要点に絞った資料を作成する力を秘めているからです。

説明する方法が変わっただけであり、本質的には分かりやすい説明をしていることにはほとんど変わらないでしょう。

もしかしたらコミュニケーション能力を強みにしようとしたあなたも、資料作成スキルという潜在能力も強みにできる可能性があるかも......?

4.情報収集力に言い換える

初対面の人とコミュニケーションを取る時にどうやって会話を盛り上げようとしていますか?

出身地や趣味といった話がオーソドックスですが、その中で共通点を見つけ出した瞬間から話が盛り上がります。

この共通点を探す行為が今回の情報収集力です。

これが得意なあなたは頭の引き出しを上手く活用して話を広げていることでしょう。そうすることで、相手が引き寄せられて自分に対しての印象が良くなります。

また、この能力は雑談力と言い換えることができます。

雑談も色々な情報から会話が弾むので、コミュニケーション能力の言い換えとしてこれもまた参考にしてみてください!

コミュニケーション能力を「聞く力」に言い換える方法

聞く力を大きく分けると3つになります。

相手の話を聞くことが得意としているあなたには最適のテーマですが、ただ聞くことが得意なだけでは抽象的すぎてしまいます。

そこをさらに深く掘り下げて内容を良くしていきましょう!

コミュニケーション能力を「聞く力」に言い換える方法
  1. ヒアリング力・傾聴力に言い換える
  2. 要点を掴む力に言い換える
  3. 状況判断力に言い換える

1.ヒアリング力・傾聴力に言い換える

では、ただ聞くだけではないとはどういうことでしょうか?

ヒアリング力/傾聴力は相手の話を理解するために、その人の立場や感情に共感して深く聞き入れることです。

重要なのは相手の立場になって考えることです。

あなたが働き出してからは、お客様が何を希望しているのかを考えながら会話するスキルが必要になってきます。

このスキルが高いほどお客様のご要望を素早く理解することができ、対応も必然と早くなります。

2.要点を掴む力に言い換える

人の話を聞く能力が高い人は、その話の要点を掴むことも上手いと言えることができます。

相手が本当に伝えたいことだけを聞き取り、つまり要約するとこういうことだと認識できる力は仕事でも大いに役立ちます。

このスキルは聞く力だけでなく、話す力でも大事になってきます。逆に自分が話す側になっても、無駄なことは話さずに要点だけを伝えると分かりやすい説明になります。

この要点を掴む力は、話す側と聞く側の両方で活かせる一石二鳥なスキルでしょう。

3.状況判断力に言い換える

先程の要点を掴む力が得意なあなたは、この状況判断力も加えて得意なのかもしれません。

要点を掴めたということは、すなわちその話の状況を理解できたということになります。

そして、状況判断の後に自分が次に何をすべきか適切な行動を取ることもでき、臨機応変に対応することもできます。

仕事では常に周囲の状況を気にすることになるので、このスキルが高いと思っているあなたは是非アピールしてみましょう!

コミュニケーション能力を「人間力」に言い換える方法

コミュニケーション能力は、3つの人間力に言い換えてアピールすることもできます。

ここでは、人間力に言い換えてコミュニケーション能力をアピールする方法を解説します。

コミュニケーション能力を「人間力」に言い換える方法
  1. 関係構築力
  2. 相手の立場で考えられる
  3. チーム力

1.関係構築力に言い換える

良いコミュニケーションが取れたら、そこの関係も良いものになるでしょう。

では、どうしたら良いコミュニケーションが取れるのでしょうか。

ただ話す・聞くという行為をするだけでは良いコミュニケーションとは言えません。

その場に合った振る舞いや相槌、適切なタイミングで適切なコメントを言うと話に花が咲き、結果的に信頼関係を築くことができます。

面接でも面接官相手に相槌をすると印象が良くなるので意識してみましょう。

2.相手の立場で考えられる力に言い換える

自分が一方的に話す、またはずっと聞く側に回って発言をしないとなるとコミュニケーションに膨らみをもたらすことは難しくなるでしょう。

特に自分勝手に一方的に話すのではなく、相手の気持ちを考えて発言し、相手が今これを話したいとこちら側が察すことができれば、そのコミュニケーションは次第に円滑になっていきます。

このスキルを身に付けると、お客様の対応の際にも活用することができます。

それが営業に良い成績をもたらす可能性もあるという風に繋げてアピールすることもできます。

3.チーム力に言い換える

コミュニケーションの質と量が良いと、そのチームもより強固なものになっていきます。

良いチームの特徴として、チーム内の目標を明確化して共有していることが挙げられます。

これのメリットはチーム内の個々人に主体性が生まれ、目標達成に向かって全員が真剣に取り組む傾向にあることです。そのためにもコミュニケーションは必須なものとなります。

その場に応じた行動を取ることに自信があればアピールしてみても良いかもしれません。

コミュニケーション能力に似た言葉とは?

「コミュニケーション能力」「コミュニケーションスキル」「対話力」など似たような言葉を用いていても、実は意味合いが異なります。

適切な言葉を用いるためには、それぞれの内容をしっかりと理解することが大切です。

「コミュニケーション能力」と「コミュニケーションスキル」との違い

自己PRなどでコミュニケーションの力が高い状態を「コミュニケーション能力」もしくは「コミュニケーションスキル」が高いと表現します。

「コミュニケーション能力」と「コミュニケーションスキル」の違いは、「能力」と「スキル」の違いとなります。

能力とは、比較的生まれつき持っている先天的な力のことをいいます。

それに対してスキルは、後から培うことができる後天的な力のことです。

つまり、もとから備わっているコミュニケーションの力の高さを示す場合は「コミュニケーション能力」、後から意識的に身につけたコミュニケーションの力の高さを示す場合は「コミュニケーションスキル」と表すのが正しいといえるでしょう。

「コミュニケーション能力」と「対話力」との違い

「対話力」もコミュニケーションにおいて用いられる言葉ですが、「コミュニケーション能力」との違いはあるのでしょうか?

「対話力」は1対1でのやり取りに使われることが多い表現です。

一方、コミュニケーションは「会話」であり、会話は1人に加えて、複数人でする場合も多くあります。

つまり1対1のときのみならず、グループでの会話や複数人に対して発言する場合なども含めて発揮される力を示す場合は、「コミュニケーション能力」と伝えるのがよいでしょう。複数人をまとめるリーダーには、対話よりも会話(コミュニケーション)が重要視されます。

【コミュニケーション能力の言い換え】コミュニケーション能力が特に活かされる職種

仕事における多くの場面でコミュニケーション能力は必要とされ、企業から高く評価されるということが確認できました。

ただし会社の中でも、どのような職種に就くのかによって求められる能力は異なり、コミュニケーション能力が求められる度合も変わってきます。

コミュニケーション能力を特に活かすことができる職種であれば、コミュニケーション能力の高さは企業からより魅力的に感じてもらえるアピールポイントとなります。

次の項からは、コミュニケーション能力が特に活かされる職種を確認してみましょう。

コミュニケーション能力が特に活かされる職種
  1. 営業職
  2. 接客業
  3. 教職

1.営業職

一つ目の職種は、営業職です。

ものやサービスを直接お客様に提案する営業職では、相手の心を動かすことが求められます。

また、コミュニケーション能力が高いことでお客様からの信頼度も上がり、長期的な顧客の獲得に繋がることも多く、コミュニケーション能力が高い人材は企業から重宝されます。

このような理由から営業職の就活においては、自己PRなどでコミュニケーション能力について言及される場合も多くあります。

2.接客職

二つ目の職種は、接客です。

サービス業における接客では、お客様と直接コミュニケーションをとることが重要な軸となっています。

普段飲食店やホテルなどを利用する中で、従業員の接客によって、その店舗や企業全体の印象に影響を受けたことがある方もいるのではないでしょうか?

このように、接客におけるコミュニケーション能力の高さは、お客様の満足度や企業全体の印象にも直結する重要な要素です。

3.教職

三つ目の職種は、教職です。

生徒ー教師という密接な人間関係において、コミュニケーション能力は必須です。

特に教職は、生徒と1対1でのやり取りや、大人数に向けた授業など、さまざまな状況でのコミュニケーション能力が求められます。

また、教師にとって、生徒の親とのコミュニケーションも大切です。

生徒の親と信頼関係を築き、スムーズに連携することができると、生徒の状況に合わせた適切な教育や円滑な学校運営に繋がります。

コミュニケーション能力をアピールするときのポイントと例文を解説

コミュニケーション能力の何をアピールするかが決まったら、いよいよ自己PRや長所を書くための準備に入りましょう。

ここでは例文も交えつつ、それぞれのポイントや作成する上での構成を解説していきます。

1.自己PRでアピールするときのポイント

自己PRはあなたの強みを聞いてどれだけのポテンシャルを秘めているのかを計ります。

企業に採用してもらうためには、あなたがその企業でこんな活躍ができるというプレゼンテーションをしなければなりません。

接客業志望で今回のコミュニケーション能力をアピールしたい場合は、「ヒアリング力/傾聴力」や「相手の立場で考えられる力」というスキルを重点に置いて説明すると分かりやすいです。

このように業務で活かせる特徴を説明するのが自己PRなのです。

1-1.自己PRを作成する際の構成

どの項目を書く時にも当てはまりますが、まず結論から入るようにしましょう。

結論から入ると、聞き手が内容を掴みやすくなります。

次にあなたが設定した自己PRの根拠について伝えます。

その自己PRにした理由やそれに関してのエピソードを付け加えましょう。

そして最後に入社後にどう活かすのかを説明します。

その自己PRを言われただけでは、本当にその能力が入社後に発揮されるのかイメージが湧きません。

面接官にあなたが活躍している姿を想像させる説明を心掛けましょう。

1-2.自己PRの例文

自己PRの例文

私の強みは傾聴力です。

私は高校生の時に生徒会長を務めていました。役員を集めた全体ミーティングでは、一度全員の意見を聞き入れてそれに応じた返答をすることを心掛けました。

たとえ、自分の意見が他の役員の意見と相反していても、その意見に真っ向から反対せずに自身の意見と照らし合わせながら議論を進めました。

そのような取り組みを続けた結果、自分一人では対応できなかった問題も役員と共に話し合いをすると、問題を解決に至ることができました。

この経験から、どうやって問題の改善を図るかを客観的に考える力を身に付けました。

入社後でも自分の意見を貫き通すのではなく、周囲の人の意見を取り入れて問題解決に尽力したいと思います。

2.長所でアピールするときのポイント

長所は自己PRと似ているように思えますが、若干あなたのことを内面的・多面的に見るために質問されます。

また、より人柄に着目してあなたが企業に馴染めるかどうかを判断する意図もあります。

業務だけでなく、それ以外の仲間との交流やプライベートな空間でも入社後には大事になってきます。

そのため、あなたがどんなに良い人材でも社風と合っていなければ、採用される可能性は低くなってしまいます。

しかし、そこの面はあなた次第ではなく、完全に運です。

素直に自分の長所を伝えることがあなたの使命なので、無理して好かれてもらおうとせずにありのままで自身のことをプレゼンしましょう!

2-1.長所を作成する際の構成

長所についても構成は「結論」「根拠」「入社後にどう活かすか」の順番で書くようにしてください。

先述の通り、長所は自己PRと似ているようで異なるものなので、内容も異なるものを書かなければなりません。

また、スキルというよりも性格面に着目したことを述べましょう。

それから長所は複数個も挙げる必要はなく、1個だけを選ぶようにしてください。

自分をアピールしたい気持ちは分かりますが、何個も挙げてしまうとどの長所をアピールしたいのかが明確になりません。

2-2.長所の例文

長所の例文

私の長所は相手の立場で考えられることです。

私はアルバイトの塾講師で、今でも生徒一人一人に寄り添いながら授業をしています。

この生徒は今何を望んでいるのか、質問したいけど自分からは言えないのか、と常に生徒の気持ちになって考えることを意識しています。

これを継続した結果、生徒から信頼されることが多くなり、生徒自身から自分に話しかける機会も徐々に増えるようになりました。

この経験から、相手の求めていることを想像する力を養うことができました。

ご縁あって御社で働くことになる際には、接客で親身になってお客様の意見を聞くことで、ご要望に応えられるようにしていきたいです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「コミュニケーション能力」と1つに括らずにあらゆる方向に分岐すると、様々な強みに変換することができます。

「自分はどの言い換え表現に当てはまっているのか」、「自分はこんな力も持っているかもしれない...!」という新たな発見もこの記事で生まれたなら嬉しいです。

総じて「コミュニケーション能力」は面接でアピールして終わりではなく、社会でも非常に役立つ素晴らしい能力です。これからもその能力を武器にあなたが活躍することを願っています!

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