大学3年生になっても遊びたい!就活準備はいつから始めるべき?

大学3年生になっても遊びたい!就活準備はいつから始めるべき?

はじめに

大学生活の4年間は「人生の休暇」と呼ばれるほど、楽しいことがたくさんあります。

長期休暇を利用して旅行に行ったり、趣味に打ち込んだり、卒業までに思いっきり遊びたいと考えている学生は多いでしょう。

しかし、就職活動が始まると、どうしても遊ぶ時間を削らなければならない場面が増えてきます。

この記事では、大学生が就活に力を入れるべき時期、就活と遊びを両立する方法や大学3年生の夏休みにやるべきことなど、大学生の遊びと就活について幅広く紹介していきます。

大学生が遊ぶことのできる時期はいつまで?

大学生が就活を気にせず遊べるのは、3年生の夏休み前と考えて良いでしょう。

なぜなら、夏休みには多くの企業が大学3年生を対象としたインターンを開催し始め、就活が本格化してくるからです。

今のところ、インターンへの参加を選考に進むための必須条件にしている企業は多くありません。

しかし、企業や業界に関する知識を深めて就活を有利に進めたいと考えるなら、インターンに参加するメリットは大きいです。

インターンに限らず、この頃から企業・業界研究や自己分析を始めておかないと、準備が不十分なまま就活本番を迎えてしまう危険性もあります。

時間はあっという間に経ってしまうため、大学3年生の夏休みからは就活への意識を高め、少しずつ取り組み始めることをおすすめします。

【大学生はいつまで遊べる?】大学3年生の夏休みは遊ぶことができない?

就活が本格化してくる大学3年生の夏休みですが、まったく遊べないわけではありません。

しかし、1・2年生のときと同じように遊んでいると、就活に費やすべき時間が足りなくなってしまいます。

就活の本番は選考が始まってからです。

しかし、その本番を迎えるまでの準備がとても大切なのです。

いざエントリーシートを記入するとき、企業・業界研究や自己分析ができていない状態だと、採用担当者の目に留まる内容を書けません。

面接やビジネスマナーの練習も、早めに始めて慣れておくに越したことはありません。

大学3年生の夏休みは、こうした就活の準備に取り組む絶好のチャンスです。

遊びすぎて就活の準備ができなかったという事態を招かないように注意してください。

【大学生はいつまで遊べる?】就活と遊びを両立する方法

大学3年生の夏休みからは、いよいよ本格的に就活の準備を始めなければなりません。

しかし、せっかくの夏休みをすべて就活に注ぐのは、学生にとって心身ともに負担が大きいと考えられます。

実際のところ、大学3年生だからといって夏休みにまったく遊べないわけではなく、やり方次第では就活と遊びの両立は可能です。

ここでは就活と遊びを両立するために大切なポイントを2つご紹介します。

学業との両立にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。

メリハリをつける

大学3年生の夏休みは、就活本番を迎える前の準備をするためのとても大切な時期です。

しかし、毎日就活のことばかり考えていると、肝心のモチベーションが下がってしまう危険性もあります。

就職活動は長丁場であるため、あまり追い込まずモチベーションを維持することも重要なポイントになります。

大学1・2年生の夏休みと同じように遊ぶことはできませんが、遊ぶときは全力で遊び、メリハリのある生活を心掛けてみてください。

選考が始まると日々多忙を極めるため、否が応でも心身への負担は大きくなります。

だからこそ、早い時期からゆとりをもって、準備をするほうが良いのです。

就活の準備を着実に進めながら、遊ぶときは思いっきり遊んでストレスを発散して、本番に備えましょう。

計画を立てる

就活において選考が始まる前の準備としては、インターンへの参加・エントリーシート対策・面接対策などがあげられます。

これらの準備をどのように進めていくのか、しっかりと計画を立ててください。

計画を立てて整理することでオン・オフの切り替えができ、就活と遊びの両立もしやすくなるでしょう。

ただし、募集・開催の期間が決まっているインターンについては、情報を見落とさないように注意が必要です。

就活サイトなどには早めに登録をして、採用情報やインターンの募集情報をチェックしましょう。

エントリーシート対策や面接対策は、提出・開催の時期に間に合うように進めれば問題ありません。

インターンよりは自分で調整しやすいため、ぜひ計画的に取り組んでください。

【大学生はいつまで遊べる?】就活に向けて大学3年の夏休みにするべきこと

大学3年生の夏休みが就活において重要な時期だと理解していても、具体的に何に取り組めばいいのか迷っている人も少なくないでしょう。

求人情報のチェック・面接やビジネスマナーの練習・筆記テスト(Webテスト)対策など、就活本番に向けて準備するべきことはたくさんあります。

しかし、まとまった時間を確保できる夏休みだからこそ、ぜひ取り組んでもらいたいことが3つあります。

大学3年生の夏休みにこの3つを押さえておけば、そのあとの就活がスムーズになるはずです。

サマーインターンに参加する

近年、企業が学生に内定を出す時期は徐々に早期化しています。

そのため、選考が始まる前に実施されるサマーインターンへの参加は、就活を有利に進めるための重要なポイントになるのです。

インターンへの参加は選考の必須条件ではなく、選考結果にも直接は影響しないといわれています。

しかしインターンへの参加によって、特別な選考ルートへの案内や一次面接の免除など、なんらかの恩恵を受けられるケースがあることも事実です。

2022年6月、経済産業省・文部科学省・厚生労働省は、一定の要件を満たすインターンシップで取得した学生の情報を、企業が採用選考に活用することを認めました。

2022年度の大学2年生の代からは、これまで以上にインターンの重要度が増すことになります。

自己分析を行う

エントリーシートや面接では必ず自己PRを求められるため、就活に自己分析は必須です。

自己分析とは、自分の考えを整理し、自分の強みやアピールポイントを見つけ、それを明確に言葉で伝えられるようにすることです。

しかし、経験から学んだことや身につけた能力などが多々あったとしても、それを言語化するのは、簡単ではありません。

時間に余裕がある夏休みを使って、徹底的に自分に向き合って自己分析を行うことは、就活における自己の地盤を固めるという意味で、とても重要なポイントになるでしょう。

自分の強みを整理できたら、今度はそれを仕事でどのように活かせるのかを言語化してみてください。

推敲を重ねるほど、情報が整理され、説得力も増していくはずです。

業界分析を行う

自分が進みたいと考えている業界を深く理解し分析することは、就活においてとても大切です。

漠然と「この業界の仕事がしたい」「この企業に就職したい」と考えているだけでは、志望動機に説得力をもたせることはできません。

その業界に進みたい理由や、何を基準にして応募する企業を定めるのかを明確にしておけば、エントリーシートや面接で志望動機を問われたときに、揺るぎない答えを出せるでしょう。

業界分析や企業分析をしっかりと行い、分析した内容に対して自分が目指す立ち位置を示せる学生は、あまり多くありません。

業界分析を入念に行い、そこに自己分析を絡めて志望動機や自己PRを提示できれば、ほかの学生との差別化をはかれます。

【大学生はいつまで遊べる?】大学4年生になったら遊べるの?

大学3年生の夏休みからは、サマーインターンの開催などによって就活が本格化します。

まったく遊べないわけではありませんが、どうしても遊びにくい時期にはなってしまいます。

大学生活は、人生の中でも自由を満喫できる貴重な時間です。

「できるだけ早く就活を終わらせて、大学4年生では最後の学生生活を全力で楽しみたい」と、多くの学生が願っているでしょう。

ただし、学生生活最後の1年間を楽しむためにも、必ず心掛けておきたいことが2点あります。

就活次第

大学4年生になって遊べるかどうかは、就活次第です。

なかなか納得のいく内定を得られなければ就活が長引き、説明会への参加・履歴書やエントリーシートの作成・面接への参加など、多忙な時期を長く過ごすことになります。

そうすると、必然的に遊べる時間は減ってしまうでしょう。

言い換えると、就活を早めに終えられれば、卒業までに残された時間を遊びにあてられます。

ただし、遊びたいために就活で妥協することはおすすめしません。

就活は人生に関わることであるため、遊びたいという感情を優先して妥協すると、いずれ後悔する可能性があります。

だからこそ、自分自身が納得できる企業から早期に内定をもらうため、インターンへの参加や準備の徹底が重要になってくるのです。

卒業単位が足りていないと遊べない

「早めに内定をGETして、大学4年生の1年間は思いっきり遊びたい!」と考えている学生にとって、決して油断してはいけないのが大学の単位です。

早い時期に内定をもらって就活を切り上げられたとしても、卒業に必要な単位が足りていないと遊ぶことはできません。

内定をもらっても単位が足りず、大学生活最後の1年間を勉強漬けで過ごす学生も決して少なくはありません。

就活のしがらみがない1・2年生のときに、できるだけ多くの単位を取得しておくのがおすすめです。

大学3年生の時点で単位取得に不安があり、なおかつ「4年生になったら遊びたい」と考えている方は、就活との両立でハードな生活になりますが、3年生のうちに可能な限りの単位を取るようにしてください。

おわりに

就職活動が本格的に始まると「内定が決まるまでは遊べない」と考える学生も多いでしょう。

しかし就活は長丁場であるため、ストレスや疲労をためすぎるのも良くありません。

早い時期から就活に意識を向け計画的に進めていけば、就活中であっても遊ぶことは可能です。

やるべきことを計画的に実行しつつ、ストレス解消やリラックスができる遊びの時間を設けることで、バランスが取れていきます。

できるだけ心身に負担をかけず、中長期的な計画を立てて着実に就活の準備を進めましょう。

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