面接が苦手!うまくできない人の特徴や面接練習を紹介!

面接が苦手!うまくできない人の特徴や面接練習を紹介!

はじめに

pixta_40062413_M

就職面接で、面接に苦手意識を抱いている方はたくさんいらっしゃいます。

苦手な理由は1つとは限らず、それぞれの理由によって違う対策を立てなければいけません。

面接が苦手な方は、どうして過度に緊張したりうまく自分の気持ちを話せなかったりするのでしょうか。

この記事では、就職面接が苦手な方の特徴についてくわしく解説します。

記事の後半では面接が不得意な方におすすめの対策・面接練習法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

面接が苦手な人の特徴

最初に、面接が苦手な方によく見られる特徴をいくつか紹介します。

これから記載する見出しの項目に当てはまる方は、その弱点と向き合い対策を立てる必要があるでしょう。

しかし面接が苦手なことは決して珍しくなく、同じ悩みを克服して内定を勝ち取った方もいると前向きに考えてください。

就職面接の経験は、社会人となってからの仕事にも活きてきます。

面接でメンタルが鍛えられた方は、営業活動や社内会議・プレゼンなどでも緊張せず、話しやすくなるでしょう。

緊張しやすい

面接が苦手な方の代表的な理由が、緊張しやすいことです。

人前で注目される・質問を重ねられることに緊張してしまい、頭が真っ白になってしまう方がいます。

特にグループ面接・複数の面接官がいる面接では、質問を受けている最中は多くの方の注目が1人に集中するでしょう。

そういった状況に慣れていない方は、どうしても声が小さくなったり、詰まったりしやすくなります。

学生時代に発表したりリーダーシップを取ったりした経験の少ない方は、こういったシーンに慣れておらず、緊張してしまうことが多いです。

しかし芸能人やスポーツ選手などでも「自分はあがり症だ」と言う方はたくさんいらっしゃいます。

その緊張をコントロールできるようになれば、緊張しやすいことが致命的な弱点ではなくなるでしょう。

コミュニケーションが苦手

コミュニケーション自体が苦手な方も、面接に苦手意識を抱きやすいです。

特に面接では、自分の伝えたいことを相手へ的確に伝える必要があります。

普段から友達と話していても口下手で、説明が苦手な方は、面接でも苦労してしまうことがあるでしょう。

コミュニケーション能力自体は高いものの、どちらかというと「聞き上手」タイプの方も面接で失敗することは珍しくありません。

面接は短文だけで会話が成り立つことのほうが少なく、1~2分ほどの内容を頭の中で整理しながら話すことが求められます。

考えながら話すのに慣れておらず、話している最中に自分がどこまで話したのか・次に何を話すのかわからなくなってしまう方は多いです。

その結果、話が長くなったり同じことを繰り返したりしてしまい、面接を通過できる可能性が低くなってしまいます。

過去の経験から不安になる

過去の経験から、就職活動の面接に不安を感じる方も非常に多いです。

具体的には、過去にプレゼンテーションなど人前で話す機会があったときに大きな失敗をしてしまった・人前で注目されて恥ずかしい思いをしたといった方が該当します。

その不安が表情や態度に出てしまうと、面接官は「自分に自信がないのかもしれない」「おどおどしているように見える」と思ってしまうでしょう。

友人から過去に「滑舌が悪い」「変な言い間違えをしてしまった」とからかわれた経験があり、話すことが苦手になってしまう方もいらっしゃいます。

そういった方は、面接へ臨む前に、ある程度自信を回復させておく必要があるでしょう。

不安な気持ちを抱えたまま面接に挑まず、しっかり練習や対策を重ねてください。

面接でありがちな失敗と対策

続いて、面接でありがちな失敗と対策をいくつか紹介します。

これは面接が得意な方でも見られることなので、面接が苦手だからといって、特別気にする必要はありません。

しかし、ありがちな失敗について理解しておくことは重要な面接対策です。

致命的な失敗をしないように自信をつけるだけでも、それだけで面接本番の緊張感がやわらぐ可能性もあります。

これから就職面接に臨む方は、ぜひ以下の見出しで紹介する失敗事例を参考にしてください。

基本的な質問に答えられなかった

面接で失敗する代表的な例に、エントリーシートや自己PRの内容について深掘りされたのに、うまく答えられないケースがあります。

志望動機・ガクチカといった基本的な質問で詰まってしまうと、面接官の印象はどうしても悪くなりがちです。

基本的なコミュニケーション力が不足していると捉えられても無理はありません。

このような失敗をしないためには、面接前にエントリーシートや履歴書をもう一度確認し、自問自答するといった事前準備をしておくことが重要です。

提出するエントリーシートや履歴書は必ずコピーを取っておき、いつでも確認できるようにしておきましょう。

面接で聞かれそうな質問を想定し、回答をあらかじめ考えておく・口に出して話す練習をしておくのも効果的です。

緊張で話が飛んでしまった

「緊張で話が飛んでしまい、思っていたようにアピールできなかった」と嘆く学生もたくさんいらっしゃいます。

二次面接・役員面接と選考が進んでいくほどに、相対的に面接官はより高い役職の方となるでしょう。

そのため、若手社員相手ではあまり緊張しなかった方も役員・社長の威厳に動揺してしまうことが多いです。

また、そうした方からの質問は質問者にその意図がなくてもきびしい指摘・批判と感じてしまうことがあります。

面接が「圧迫面接だった」と思っても、実は受験者側が過度に緊張していたために圧迫感を抱いていただけということは珍しくありません。

この失敗の対策としては、事前に面接のイメージを頭の中に浮かべておくこと・面接では相手からきびしい質問がきて当然、と割り切っておくことが大切です。

企業に関する質問に答えられなかった

企業に関する質問に対する答えを準備しておらず、面接に落ちてしまう方もいらっしゃいます。

具体的には「弊社のどこに魅力を感じましたか」「弊社の事業の中で特に興味をもった事業・やってみたい事業はなんですか」といった質問です。

この質問に答えられないと、企業研究が足りない・志望度が低いと判断されてしまいます。

特に就職活動後半では、内定辞退などを防ぐ意味もあって、志望度や熱意が面接を通過するために重要です。

この失敗をしないために、面接前に企業のパンフレットやホームページを読み込んでおきましょう。

自分がその企業で働けることになった場合のイメージをもち、どんな仕事をしたいか・何を実現したいかも答えられるようにしておくとベストです。

面接マナーができていなかった

面接マナー・ビジネスマナーができていないことを人事から指摘され、減点されてしまう失敗も避けねばなりません。

扉の開け閉め・挨拶の仕方・身だしなみなどでの失敗は、一次面接から大きなマイナスポイントになってしまいます。

敬語も非常に重要で、大学の教員なら許されるレベルの言葉づかいでも、面接ではきちんとした敬語と見なされないことが多いです。

「貴社」(書き言葉)「御社」(話し言葉)の違いなど、敬語は勉強していないと間違えてしまう落とし穴がたくさんあります。

しっかり面接マナー・ビジネスマナーや正しい敬語の勉強をしておきましょう。

また丁寧な言葉づかいや扉の開け閉めといったマナーは、普段の生活から実践して慣れておいてください。

面接のポイント

次に面接で見られている基本的なポイントと、良い印象を与えるためのコツを紹介します。

特に一次面接では、きちんと面接を受けることでビジネスマンとして働く備えができていること・ビジネスマンにふさわしい振る舞いができると示すことが大切です。

大学や就職サイト・就職エージェントなどのイベントで、就活生向けのマナー講座や模擬面接が開設されているケースもあります。

不安のある方は、就職活動が本格化する前にこういったイベントに参加してみましょう。

面接マナー

就職面接で企業が誰を選ぶのか、端的に表現すると「この人と一緒に働いてみたい」と思った人です。

そう考えると、面接マナーを身につけ、第一印象から良いイメージをもってもらうことがいかに大切かわかるでしょう。

身だしなみの整っていない方・面接を受ける態度や姿勢が悪い方・ビジネスにふさわしい言葉づかいができていない方とは、誰でも一緒に働きたいとは思いません。

特に堅い社風の企業や対人の仕事が多い職種(営業・販売)の面接では、この点が重視されます。

基本的な身だしなみだけでなく、入退室のマナーや受付時の挨拶などもしっかり見られていることが多いです。

面接マナーをしっかり勉強しておき、面接直前には化粧室などで身だしなみに悪い点がないか確認しましょう。

話し方

面接担当の方は一度に何十人・何百人の方を面接するため、一人ひとりの話した内容をすべて印象に残すことはできません。

特に残っている方が多く、話す内容で差がつけにくい一次面接では、話す内容だけではなく話し方のうまさもチェックポイントになります。

大事なことは、できるだけ簡潔・明快に話すことと、結論から話すことです。

「私の長所は〇〇です」「私が学生時代に一番力を入れてきたのは居酒屋のアルバイトです」など、結論から話すと、話が論理的な印象を与えられます。

はっきり大きな声で回答することで、自信がある・落ち着いている印象を与えることも大切です。

緊張して噛んでしまうなど、ちょっとしたミスをしたときも「失敗してしまった」という表情を見せないようにしましょう。

的確な回答

就職面接では、相手の質問に的確な解答ができるかもチェックされています。

志望動機・ガクチカといった定番の質問では、あらかじめ用意していた回答を述べられるでしょう。

しかし、そのあとさらに深掘りの質問がされたときや、予想していなかった質問が飛んできたときは気をつけないといけません。

自分が話すことばかりに集中せず、相手の質問の内容・意図をくみ取ることも忘れないようにしましょう。

特に緊張しやすいあがり症の方・口下手な方は、どうしても面接で詰まらずにうまくしゃべろうとすることを第一に考えがちです。

会話のキャッチボールを成立させるには相手の質問を聞くことも大切であるため、自分が話し終えたあとはすぐ聞くほうに意識を切り替えてください。

面接の練習方法

最後に、面接に苦手意識を抱いている方におすすめの練習方法を3つ紹介します。

面接が苦手な方は、マナーや敬語の知識を備えるだけではなかなか本番を乗り切ることはできません。

実際に声を出す・ドアの開け閉めやお辞儀などの動きをしてみるなどの練習をすることが大切です。

面接は他人の評価が絶対なので、第三者に悪い点がなかったか確認してもらうと、さらに良い経験となります。

模擬面接の機会があればぜひ参加して、ほかの方から見た評価を聞いてみましょう。

毎日5分の音読

話すことそのものが苦手で、よく話の途中で詰まってしまう方は、音読の練習が効果的です。

毎日好きな文章を、5分間音読してみましょう。

それだけでも、声を出すこと・頭を整理しながら話すことに慣れる練習となります。

履歴書やエントリーシートの内容を読むと、さらに実践的です。

志望動機などは書類にも書きますが、面接でも同じことを聞かれることが多々あります。

履歴書やエントリーシートの文章をすらすら読めるようになれば、こういった質問をされた際の自信になるでしょう。

また日常的に声を出していないと、いざというときになかなか大きな声を出しにくくなります。

面接の本番では大きな声ではきはきと回答できるように、日頃から声を出す習慣をつけておきましょう。

質問対策をする

面接でなされる質問の半分ほどは定番質問なので、ある程度予想・対策ができます。

志望動機・学生時代に力を入れたこと・あなたの長所短所・受ける企業に対するイメージなどです。

これらの回答は、ある程度よどみなく応えられるように準備しておくことをおすすめします。

紙に書いて自分の答えを読んでみると、そこに抽象的でわかりにくい言葉が入っていないか・論理的な矛盾がないかなどを確認できるのでおすすめです。

また、自分の回答を見ると、面接官がその回答から何を追加質問してくるかも予想しやすくなります。

補足の質問に対する説明も考えておきましょう。

面接が苦手な方ほど、予想外の質問をされないように対策して、少しでも緊張でパニックになるのを防ぐのが効果的です。

イメージトレーニング

面接の案内が届くと、面接の場所や日時だけでなく面接官の人数や、予定時間なども知らされることがあります。

一次試験は若手リクルーターの方が面接を担当することが多いので、面接官がどんな方かもある程度予想できるでしょう。

筆記試験などで企業を訪れたことがあれば、面接会場の雰囲気なども想像できるはずです。

そうすると、面接のイメージトレーニングができます。

名前を呼ばれたらどう動いてドアまで行くか、ノックして入室したらそこはどんな部屋で誰と対面するかなどをイメージしておくだけで、緊張がやわらぐことは多いです。

ただし、あまりに具体的なイメージをもってしまうと本番で予想通りでなかったときに、失敗の原因となることがあります。

イメージトレーニングは抽象的なイメージに留め、予想と違っても柔軟に対応しようと心の準備をしておくことが大切です。

おわりに

面接を苦手だと感じる方は多いですが、就職活動で面接は決して避けて通れない道です。

これまで新社会人になってきた先輩ビジネスマンの中にも、面接が苦手だった方・最初は緊張してガチガチだった方はたくさんいらっしゃいます。

練習や対策をしていくうちに、面接が苦手な方も徐々に話し方が上達し、堂々とした立ち居振る舞いを見せられるようになるでしょう。

就職活動が本格化する前に、模擬面接やマナー講座の参加などできることから対策を始めてください。

面接が不安?面接に受からない?ウカル面接対策、教えます。​​

就活のプロがあなたの
内定を叶えます!

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ