面接で覚えておきたいマナーとは|会釈・座り方・入退室の方法などを紹介

はじめに

「私の面接マナーは合っている?」 「面接のマナーで注意した方がいいことって何?」 「こんなときはどうしたらいい?」 このように、これから面接を受けようとしている人には、マナーに関してたくさんの悩みがあるのではないでしょうか。

本記事では、面接中に必要とされるマナーを始め、場所別でのマナー、身だしなみについてのマナー、そのときに注意することやポイントなどを具体的に紹介しています。

この記事を読むことで、必要なマナーを身に付けられるだけではなく、自分のアピールポイントの一つとして面接に臨めるでしょう。

悩みを解消し面接官に好印象を与えるマナーを身に付けたいと思っている人は、ぜひこの記事をチェックしてください。

面接でのマナーはなぜ重要?

身だしなみや礼儀、言葉遣いなどのマナーは人と円滑なコミュニケーションを取り、信頼関係を築く上で重要です。特に、ビジネスの現場では様々な人と一緒に仕事をするため不可欠なものと言えます。

マナーができていない場合は社会人として必要なことが身に付いていないと判断され、選考に影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、面接でマナーがきちんとできているということが重要です。

面接中での作法別から見るマナー

面接中には、作法を意識しなければならない場面があります。ここからは、面接中での作法別から見るマナーについて具体的に紹介していきます。

面接官に不愉快感を与えるような行動をとらないようにしましょう。

正しい名刺の受け取り方

原則として、面接官から名刺を差し出されても応募者が渡す必要はありません。面接官は会社を代表して面接しますが、応募者は一個人だからです。

名刺を差し出されたら、名前を名乗ってから丁寧に両手で受け取りお礼を伝え一礼しましょう。机は挟まず行います。受け取った名刺は軽く見るようにしましょう。勧められてから椅子に座り、名刺は自分から見てテーブルの左側に置きます。

面接中に名刺を必要以上に触ることや、面接終了後に忘れて帰ることは失礼になるので注意してください。

正しい会釈の仕方

面接中には「会釈、中礼、最敬礼」といったお辞儀をするタイミングが何度かあります。「会釈」は頭から腰までを板のようにまっすぐにして15度倒し、「中礼」は30度、「最敬礼」は45度倒します。

ドアの開閉時には面接官の方を向き「中礼」をしましょう。その後、面接官と相対し最初の挨拶をした後と面接が終わった後には「最敬礼」をしましょう。また、椅子に座るよう言われたときには「会釈」をして座ります。

また、お辞儀をする際は言葉と同時ではなく、言葉を発した後でお辞儀をすると丁寧な印象を与えられます。

正しい座り方

面接室で面接官を待つ場合は、指示がない限り下座の席の左横に立って待ちましょう。着席は指示を受けてからにします。

座っているときの体勢は、浅めに腰掛け背筋を伸ばし顎を軽く引きましょう。男性は両膝を少し開き、手は軽く握った状態にして膝に置きます。女性は両膝を閉じて、手は重ねて膝に置きます。

お茶を出された際のマナー

一般的に、出されたお茶は出していただいたことに感謝して飲むのがマナーです。

まず、出してくれた方にお礼を伝えましょう。面接中で話せない場合は会釈します。面接官からお茶を勧められたタイミングで飲むといいでしょう。また、飲むときは静かに飲み、口紅で汚してしまったら持参したティッシュで拭き取るようにしましょう。

場所別から見る面接のマナー

次は、場所ごとに意識したいマナーを紹介します。

面接官と対面しているときはもちろん、そうでないときもマナーを守りましょう。その場その場で必要なマナーを理解しておけば、慌てることなく面接に臨めます。

面接会場への移動中にできること

バスや電車に乗って移動している時間は、面接時に話す内容を整理したり、前日や当日のニュースを確認したりして過ごすといいでしょう。

会社のある建物には、身だしなみを整える余裕を持つためにも15分程前に到着するのが望ましいですが、受付に向かう直前までは会社内に入らないようにしましょう。

また、このときに応募企業の社員だと分かる人に会うことがあれば軽く会釈するようにしましょう。無視するのは印象が良くありません。

面接会場へ到着した際のマナー

約束時間の5分前に受付をしましょう。あまり早すぎると先方に迷惑をかけてしまうことがあります。会社に入る前にコートを脱ぎ、携帯電話の電源は必ず切っておくことを忘れないようにしましょう。

受付では訪問の趣旨と氏名を伝え、指示を仰ぎます。会社に入ってからは面接が始まっているものと考え、マナーを意識した行動をとるようにしましょう。

新型コロナウイルスの影響で、これまでにはなかったマナーも生まれています。会社の入り口や受付にアルコール消毒が設置されているようであれば使用しましょう。また、マスクは身体的な理由がない限り、白の不織布マスクをするのが望ましいでしょう。

控室で待機している際のマナー

控室では静かに座って順番を待ちます。時間を持て余してもスマートフォンを触ることは控えてください。面接のシミュレーションをするなどして心を落ち着かせるといいでしょう。

前の項目で、会社に入ってからは面接が始まっているものと考えるようお伝えしましたが、控室での様子も見られているくらいの気持ちでいましょう。

入室する際のマナー

面接官が待っている部屋に入室する際は、ドアをゆっくりとノックしましょう。ノックの適切な数は3回程度と言われています。

室内から「どうぞ」といった声が聞こえたら、「失礼いたします」と言ってドアを開けます。ドアを閉めるときは、面接官にできるだけ背中を見せないようにドアを閉めましょう。

閉め終わったら面接官に向かい、一礼して椅子に向かいます。椅子の左側に立ち自分から挨拶し一礼します。

面接室で面接官を待つ場合は、下座の椅子の横に立って待つようにしましょう。案内係から指示があった場合はそれに従います。

面接官が入室し、自分を見たタイミングで自分から挨拶し一礼しましょう。案内係に促されて着席していた場合は、立ち上がって挨拶することを忘れないように注意してください。

退室する際のマナー

面接が終わったら、着席したままお礼を伝え一礼しましょう。その後、速やかに書類などを片付け立ち上がります。その際、特に名刺は丁寧に扱いましょう。

椅子の横に立ち、再度お礼を伝えて一礼します。また、ドアの手前で面接官の方に向き直り一礼してドアを開けます。ドアの開閉は静かに行い、後ろ手で閉めるようなことはせずドアに向き直って閉めましょう。

面接官が見送ってくれる場合は、面接官の少し後ろを歩きます。そして、別れる際に再度お礼と挨拶をしましょう。

面接が終わったからと気を抜かず、最後まで緊張感を持って行動しましょう。

身だしなみから見る面接へのマナー

面接では、見た目の印象が選考に大きく影響を与えると言われています。身だしなみが整っていないと面接官の第一印象は悪く、面接開始の時点でマイナススタートとなってしまうからです。

スーツの選び方

新卒の人はリクルートスーツ、転職活動をしている人はビジネススーツを選択しましょう。転職活動をしている人でも、第二新卒(新卒で入社して1年~3年以内に求職している人)であればリクルートスーツでも問題ないです。

スーツの色は濃紺がお薦めですが、黒や濃い灰色もいいでしょう。しかし、黒は喪服をイメージさせる色でもあるので避けた方が無難です。女性の場合、スカートでもパンツでも問題ありませんが、スカートは座ったときに膝上5センチ程度の長さになるように注意しましょう。

また、体型に合ったサイズのスーツを選び、着用前に汚れを確認しシワがあればアイロンがけしておくことも大事なマナーです。

私服の選び方

面接では「私服で」と言われることもあります。その場合、私服といっても普段着ではないことに注意しましょう。

面接に際しての私服は一般的に、オフィスカジュアルを指しています。また、シャツやパンツにシワが目立つのはマナー違反なので、アイロンがけをしておくようにしましょう。

例外として、アパレルやクリエイティブ関係の会社の場合は、応募者のセンスを見るために私服を指定してくることがあります。この場合は、自分らしい普段着で面接に臨むのがいいでしょう。

服を選び終えた後に再度、選んだ服装は清潔感があるか、着用して会社にいる自分を想像したときに違和感がないか確認するといいでしょう。

カバンの選び方

カバンはスーツの色と違和感がないように、黒、紺、茶色でA4サイズの書類が入るものがいいでしょう。リュックやトートバッグは避け、一般的なビジネスバッグが望ましいです。また、床に置いたときに自立できるものがおすすめです。

もちろん、手ぶらや紙袋はマナー違反になるため注意しましょう。

靴の選び方

男性の場合は、黒か茶色で紐のある革靴を選びましょう。紐がないものはマナー違反です。女性の場合は、シンプルな黒のパンプスが望ましいでしょう。ヒールの高さは5センチ程度のものにします。

傷みや汚れがある靴は清潔感が損なわれるので、きちんと手入れしておくことも大事です。

髪型の整え方

髪型は清潔感があるかが重要です。フケや頭皮の匂い、寝癖がついていないか注意しましょう。

髪が顔にかかると面接官に暗い印象を与えてしまうので、前髪が長い場合は目にかからないように切るか、スタイリング剤を使って横に流すようにしましょう。また、髪が肩より長い場合は一つにまとめるか、ハーフアップにするといいでしょう。

面接の際に注意したいマナー

次は、実際に面接しているときに注意しておきたいマナーについて紹介します。

日頃の生活では何気なくしている行動で許されるものであっても、面接では注意しておきたいマナーをお伝えします。

声の大きさや話し方に気を配る

相手に伝えることを意識して、はっきりと聞き取れる声で話しましょう。何を話しているか伝わらなければ判断さえしてもらえません。

話し方は丁寧な言葉遣いを意識し、話し終わるときに語尾を曖昧に終わらせないように注意しましょう。

面接はコミュニケーションの場でもあるので、言葉のキャッチボールができるよう面接官の話を聞くという姿勢も大事です。

時間のチェックは腕時計で行う

スマートフォンで時間を確認できるので腕時計をしていない人も少なくありませんが、面接には腕時計を着用して行きましょう。

面接会場でスマートフォンを見ている行為は、SNSのチェックやゲームをしていると思われる可能性があります。マナー違反と判断されることもあるので、時間の確認は腕時計で行うようにしましょう。

遅刻したり到着が早すぎたりしないようにする

遅刻しないということは当然のことですが、万が一遅れそうなときは速やかに電話連絡しましょう。

また、早すぎる到着もマナー違反になります。面接官の予定を狂わせ、迷惑をかけてしまう可能性があるので注意しましょう。

その他面接中に意識したいポイント

次は、ここまで紹介してきたマナーに加えて、さらに意識したいポイントを紹介します。

これまで受けてきた面接が上手くいかない、どうしても苦手意識を持ってしまう人は、特に意識して面接に臨むといいでしょう。

  • 適度に身振りを交えて適切な敬語を使って話す
  • 質問へ答えるときは結論から伝え簡潔に答える
  • 面接官へ目線を向ける
  • 最後まで話を聞いてから答える

適度に身振りを交えて適切な敬語を使って話す

人とコミュニケーションをとるためには、言葉だけではなく身振り手振りをすることも大切と言われており、これは面接においても同じです。

しかし、あまりにも大げさにすると演技や空元気と取られることがあるため、小さくほどよい動きで自然のままを心掛けるといいでしょう。

また、面接では緊張や丁寧にという思いから、間違った敬語を使ってしまうこともあります。適切な敬語を使えるよう、日頃から意識して敬語を使う練習をしておくといいでしょう。

質問へ答えるときは結論から伝え簡潔に答える

どんなに熱意や覚悟があっても、話がだらだらと長くなると分かりづらく、面接官にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

面接官に話を分かりやすく伝えるには、最初に結論を伝えるといいでしょう。そして、その後でそう考えた理由などを簡潔に伝えましょう。

面接官へ目線を向ける

話をするときには面接官に目線を向けましょう。目線をしっかり向けることで、自信や誠実さを伝えられます。

また、面接官が複数いる場合は一部の面接官だけではなく、均等に目線を向けるようにしましょう。その場にいる全員に気を配られることをアピールでき、コミュニケーション能力の高さを伝えられます。

最後まで話を聞いてから答える

人の話を聞くことはコミュニケーションの基本です。

面接官の質問が終わる前に話し始めるのは失礼です。たとえ準備していた質問で早く答えたいと気がはやっても、面接官の話を最後まで聞いてから答えましょう。

また、最後まで聞かなかったことで面接官が意図していた質問とは違う答えを返してしまう場合があります。

マナーを守って面接に挑もう

本記事では、面接で覚えておきたいマナーについて具体的に紹介してきました。マナーを身に付ければ面接での緊張や不安もいくらか和らぐでしょう。

面接の振る舞いは選考に影響します。これは、面接のマナーがしっかりとしていれば面接官に好印象を与えられるということです。

本記事を参考に、マナーを守って面接に挑みましょう。

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