はじめに
大学生は自由な時間が多く、この時間を使って何か勉強しようと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざやろうとするときに
「何を勉強すれば良いの?」「なんのために勉強するの?」
という疑問に直面するかもしれません。
確かに大学の授業とは別に何かやろうと思っても、どんな勉強をすれば良いのか不安になりますよね。
そこで今回は大学生のうちにやっておくべきおすすめの勉強を紹介します。
この記事を読んで、自分に必要な勉強を始めてみましょう!
漠然と勉強するのはもったいない!
時間がある大学生のうちに漠然と勉強をしてしまうのはとてももったいないです。
どうせ勉強するのであれば目標を立てて勉強したほうが効率やモチベーションも上がり、自分の身になりやすいです。
時間が取れる今だからこその目標を立てて将来に活かしましょう。
例えば大学の3.4年生になると就職活動が本格的に始まってきます。
早いうちからの準備は就活において非常に有利になります。
今のうちから勉強をしておくことは、のちの自分にかなり役立つことでしょう。
大学生のうちにやっておくべきこととは
時間が取れる大学生のうちにやっておくとよいことは様々です。
今回は自分の将来、特に就職活動に活かせるようなものを4つ考えたので、今から紹介していきます。
資格の勉強
将来自分か就きたい職種が決まっているのであれば、そのために必要になる資格を取っておくと良いでしょう。
資格を持っていることは就活の際に有利になります。
自由な時間が確保しやすい1.2年生のうちに資格の勉強を始めておくことは、就活が本格的に始まったときに非常に役立ちます。
ここでは実際に就活で有利になる資格をいくつか紹介します。
興味持ったものがあればぜひ詳しく調べてみてください。
FP(フィナンシャルプランナー)
フィナンシャルプランナーとは、お金に関する知識をもとに不動産・保険・年金・資産運用などについて幅広いアドバイスを行うことができるようになる資格です。
日本人は特にファイナンスに関する勉強の機会が少なく、フィナンシャルリテラシー(お金に関する知識)が低い国民と言われています。
金融系の会社に就職すると会社から資格の取得を義務付けられることも多いようなので、銀行や保険会社、証券会社などを志望している人には是非おすすめしたい資格です。
簿記
簿記は企業の経営活動を記録、計算、整理して、経営成績と財務状態を明らかにする技能です。
簿記を勉強すると会計知識や財務諸表を読む力、経営管理能力、分析力などが身につきます。
多くの企業が簿記の取得を推奨していて、特に一般職として就職した後に経理部に配属されることもあるので、時間の取れる大学生のうちに取っておくと就活の際にとても有利になります。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は不動産を取引する際に仲介役を果たす国家資格です。
建物や土地などの不動産を売買する不動産会社では入社後に資格の取得を義務付けている企業も多く、取得していると重宝される人材となります。
また不動産会社以外にも、銀行や保険会社などの金融機関、住宅メーカー、さらには企業の総務や財務部門でも宅建資格は活かせるので、大学在学中に取得する人も多い資格です。
英語の勉強・留学
海外とのビジネスの増加に伴い、採用条件や昇進条件に一定の語学力を求める企業も増えています。
楽天のように英語を社内公用語としている企業もあるため、就職までに英語を身につけておくことは就活においても非常に重要です。
また留学して語学力を高めるということもまとまった時間が取れる大学生のうちしかできません。
短期・長期に関わらず普段と違う環境で生活するというのは社会人になってからではなかなか難しい貴重な経験になるので、ぜひとも大学生のうちに経験しておきたいです。
実際に取得することをおすすめする英語資格を紹介しておきます。
TOEIC
ビジネス英語のレベルを測る試験の中でも代表的なテストです。
日本においては最も有名なテストで、7割の企業が採用時にTOEICのスコアを参考にしているという調査結果もあります。
主に英語を聞く・読む力を測るテストで結果は10〜990点のスコアで表示されます。
履歴書に書くのであれば英語での日常会話に支障がなくビジネスでも英語で業務を遂行できると判断される750点以上を目指して勉強しましょう。
実用英語技能試験(英検)
英語でのコミュニケーション能力を測るテストです。
筆記、リスニング、面接での試験があり、準一級以上では筆記試験に英作文が含まれます。
英検は年3回と回数が少ない上に、筆記試験合格後に面接も受けなければならない分、TOEICよりも信頼性が高いと考えている人事も少なくありません。
就職活動の時にアピールするのであれば2級以上を目指しましょう。
TOEFL
TOEFLは世界で最も有名で人気の英語能力試験です。
現在日本では個人で受験できるコンピュータ試験の「TOEFL iBT」と、学校など団体のみで受験できる「TOEFL ITP」が行われています。
「ITP」はTOEFLの正式な記録にはならないので、学生などで履歴書に書きたいときはどうしても他に書くものがない場合のみ記入するようにしましょう。
「iBT」はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの能力を判定できます。
海外での知名度や信頼性が非常に高いので、海外企業や外資系企業に応募する場合は500点以上を目指して挑戦してみると良いでしょう。
読書
大学生という時期は読書を通じて視野を大きく広げるのに絶好のタイミングです。
比較的時間に余裕がある大学生であればたくさんの本を読むことができ、自分の興味の幅を広げることができます。
新しい知識や考え方の発見があり、視野が広がって思考が柔軟になります。
また多くの大学生が本を読まないからこそ、本から得た知識を上手く活かせば就活の際に周りの学生との差別化を図ることができます。
学生のうちは大学の図書館に行けば無料で様々な本を読むことができるので、まずは自分の興味のある分野の本から読み始めて知識や感性を伸ばしていきましょう。
インターン
インターンに参加すると実際に自分の興味のある業種の仕事を体験することができます。
インターンというと就活生が行うものというイメージがあるかもしれませんが、1.2年生のうちから参加できるものもあり、期間も1日〜数日といった短期のものから数週間〜数ヶ月などの長期に及ぶものまで様々です。
実践を通してより深い業界研究や企業研究を行うことができ、就活において非常に有利になります。
中には実際の社員と同じくらいの裁量権を与えられ、責任ある仕事に取り組める会社もあります。
就職前にいろいろな職場を経験できる良い機会なので、興味のある業種のものは参加して早めに就活の準備をしておきましょう。
まとめ
今回は「何か勉強を始めてみたいけど、何をしたら良いのかわからない」という大学生のために、大学生のうちにやっておくと良いものを4つ紹介しました。
時間が自由に使える大学生だからこそいろいろなことに挑戦できます。
特にまだ周りが就活に向けて動き出していない1.2年生のうちから動き始めることで、就活が本格的に始まる3.4年生の時期に大きくリードすることができます。
早めのスタートを切って周りと差をつけるためにも、今回の記事で気になったものがあればぜひ挑戦してみてください。