【レベル別TOEIC対策】300点アップの現役大学生が実践した勉強法を紹介

はじめに

この記事は、大学生になって初めてTOEICを受ける方向けの記事です。

いまやどの企業でも語学スキルを持つ人材は高く評価されるため、基本となる英語力を磨くことは就活を有利に進める武器になります。

早い人は高校時代からコツコツと英語力を磨き始めますが、もちろん大学生になってからスタートしても十分に間に合います。

ただ、一言でTOEICといってもさまざまな種類があり、一人ひとりの言語力にも違いがあるため効果的に勉強を進めることがとても大切です。

ここではTOEICの基礎知識と現役大学生が実践した300点アップの効率的な勉強法、レベルに合わせた学習の進め方を詳しく解説します。

【レベル別TOEIC対策】TOEICには大きく3つの種類がある

まず、TOEICの種類について解説します。

TOEICにはL&RとS&Wとブリッジの3種類があり、最も多くの人が受験しているのがL&Rです。

企業でもL&Rのスコアが評価の指標となっているため、大学生が就活のために勉強するならL&Rをメインに据える必要があります。

ちなみに、S&Wはあまり知られていませんが、TOEIC版のスピーキング/ライティングテストであり、L&Rでは測りきれない英語能力を測定するためにあります。

テスト形式もPCとヘッドセットを使用したもので、形式も出題内容もL&Rとは大きく異なることは覚えておきましょう。

また、ブリッジというのは初心者向けのTOEICで、問題数もL&Rの半分で難易度も低いのが特徴です。

どうしても自信がないならミニTOEICを受けるつもりで受験しても良いですが、大学生ならやはり通常のL&Rに的を絞って学習するのが一番です

この記事ではTOEIC=L&Rとして解説していきますので、そのように読み進めてください。

【レベル別TOEIC対策】試験の傾向を知ることが対策の第一歩!

TOEIC初心者がまずすべきことは、TOEIC試験の傾向を知ることです。

どんな試験であっても、どのような出題形式でどのように実施されるかもわからずに対策することはできません。

TOEICは試験時間が2時間となっており、制限時間内に200問の設問に答える形式になっています。

この出題形式は毎回同じなので、まずはこの形式に慣れることが対策の第一歩です。

試験は条件下で高い得点を獲得するのが目的ですので、いかに深く英語を理解していたとしても、本番の試験で解答欄を正解で埋められなければ結果は残せません。

実力があっても勝手がわからず戸惑っているうちに時間が過ぎてしまったなど、とてももったいないミスをしないようしっかり準備しましょう。

【レベル別TOEIC対策】出題の形式を把握したら自分のレベルを知ろう

出題形式の理解ができて、どんな問題が出るかがわかったら、次にすべきことは自分が今どのレベルにいるかを知ることです。

TOEICで良い点を出すためにはTOEIC基準でレベルを把握する必要がありますので、まずは公式問題集で1回TOEIC試験を本番と同じ時間配分で解いてみましょう。

最初はほとんど解答できずに終わってしまうかもしれませんし、想像以上にサクサクと答えられるかもしれません。

自己採点してスコアをメモし、それを現在の自分の基準として勉強を進めていきましょう。

どれくらいのスコアがどれくらいのレベルか知りたい場合は、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が公表しているレベル別評価の一覧表を参考にすると良いでしょう。

(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 Score Descriptor Table

【レベル別TOEIC対策】レベル別にTOEIC対策を紹介

自分の現在のTOEICレベルが理解できたら、そこから目指すべきスコアに的を絞って勉強していきましょう。

就活にあたっては企業が求める英語力のレベルはマチマチなので一概に言えませんが、最低でも600点はクリアできる実力がほしいところです。

一般的に600~695点程度が英検2級Aのランクで、上場企業が一般社員に求める平均レベルとなっています。

履歴書に書ける最低ラインとなりますので、達していないならまずはそのハードルを越えることが重要です。

600点突破を目標にしよう(TOEICを受験したことのない方)

TOEICを受けたことがない場合、600点突破が最初の目標になることは少なくありません。

この段階では基礎的な英語力を身につけることでクリアできる期待が高いので、しっかり勉強して突破しましょう。

勉強法としては、参考書は公式問題集だけでOKです。

試験に慣れていない、TOEICの問題に慣れていないという状況がほとんどですので、公式問題集を何度も解いて訓練してください。

特に400点台の場合、まだ基本的なことができていない段階ですので、英会話と読み書きに分けて勉強を進めていきましょう。

500点台になると基礎力があり長文も一定量理解できる状態ですが、細部が理解できていない状況ですので、自分がわからない部分がどこなのかを明確にすることが大切です。

基礎的な語彙力を身につけよう

600点を目指すうえで必要な語彙力は、高校で習う単語程度で十分です。

無理に難しい単語を覚えるのではなく、日常的に多くの人が使う単語を正確にたくさん記憶する勉強をしてください。

それにはさまざまな文章、ネイティブの日常会話に登場する語彙にたくさん触れることです。

英語学習でスキルアップに欠かせないのが語彙力ですので、ここでしっかり身につけておくと、もっと高いスコアを目指すときにも強い武器になります。

効果的な勉強方法は、意図的学習と偶発的学習です。

意図的学習では語彙のみにフォーカスして集中的に単語を覚えます。

参考書を読んだり単語帳を使ったりするのも効果的でしょう。

偶発的学習では、単語ではなく文脈などから自然に語彙を習得します。

多読/多聴といったインプット学習が効果的で、語彙を前後の文脈とともにフレーズで覚えていきましょう。

基礎的な文法を身につけよう

1つ朗報なのは、TOEICで出る文法のレベルは決して高くないということです。

よく「英語理解は中学レベルで十分」と言いますが、確かに中学校で習う英語の文法がしっかり身についていれば、解ける問題ばかりと言えます。

残念ながら普段英語を使わない生活をしているとそれも忘れてしまうため、中学校で習った文法が身についているか問題を解いて確認してみましょう。

主語や目的語、動詞といった分類で単語を並べるのが基礎的な文法ですので、覚えるべきなのは単語の並び順だけです。

正しい単語の並び順さえマスターすれば、それだけで英語の大半は簡単に理解できるようになります。

語彙力をつけて、並べる順番さえ覚えれば、言語はある程度使いこなせるようになると覚えておきましょう。

リスニング対策は公式問題集の音読で十分

これも朗報ですが、TOEICはリスニング自体の難易度も決して高くありません。

唯一ネックなのは長時間のリスニングが必要という点であり、これが辛いと感じる初心者は少なくないでしょう。

最初は集中して聴けているのですが、長くなると集中力が切れたり、途中わからない部分でつまずいて、その後をすべて聞き逃してしまったりすることもあります。

こうしたミスのないよう、まずは長時間のリスニングに慣れることから始めましょう。

公式問題集の問題を解くだけで十分ですので、長い時間英語だけを聞き続けていても集中力が切れないように訓練するのが一番です。

コツは単語だけを耳で追うのではなく、場面のイメージを想像しながら理解することです。

そうすることで多少聞き取れない単語があっても、脳内で補完できるようになるでしょう。

600点を突破したら、700点突破を目標にしよう

600点を突破したら、次は100点アップを目指してみましょう。

700点を突破するためのカギになるのは「ビジネス英語」です。

といっても、複雑で込み入ったビジネスシーンを理解するところまではまだいきませんので、基本的なビジネスでの会話に慣れるだけで十分です。

たとえば、会社で社員同士が仕事の会話をするといっても、ほとんどは日常的な会話の延長で理解できます。

ただし、親しい友人同士ではないため、一定の距離感や礼儀が存在する点がポイントです。

電話応対をしたり、お客様に応対したり、ソーシャルなシーンで使われる英語をある程度理解することが、700点の突破口になると心得ましょう。

また、大学生はまだ社会人経験がないため、日本語であってもそもそもビジネス用語をあまり知らない場合もあります。

就活にもプラスになりますので、英語日本語問わず、ビジネスシーンで使われる言葉の語彙力を高めておくことをおすすめします。

ビジネスの基本単語を把握しよう

前述した通り、700点突破には基本的なビジネス用語を覚える必要があります。

といっても、本当に専門的な言葉がバンバン出てくるわけではありませんし、極一般的なやり取りからピックアップされますので、そこは恐れる必要はありません。

勉強方法は、まず公式問題集を解いて、そこで知らない単語、意味がわからない単語を見つけたら、しらみつぶしに調べていくことです。

たとえば「FOB(Free on Board)」という単語は国際貿易取引においてはとてもメジャーな単語ですが、大学生は聞いたこともないでしょうし、日本の会社員でも知らない人は多いでしょう。

ちなみにこれは「本船渡し」と言い、コンテナを船積み貨物の状態でそのまま引き渡すという取引条件です。

このような種類の単語や語彙がTOEICには出てくることがありますので、ぜひ覚えていってください。

こうした単語の勉強におすすめの語彙の整理法は、こちらの記事で紹介しています。

TOEICによく出る文法を身につけ、出題パターンに慣れよう

TOEICではPart7に長文問題が控えています。

こちらにはぜひとも時間を十分にかけたいので、そのためにもPart5や6の文法問題は素早く解く練習をしておきましょう。

そのためにはもちろん、頻出の文法を把握して出題パターンに慣れておくことが大切です。

公式問題集をたくさん解くこと、過去問に慣れることで自信を持ってPart7にたどり着くことができます。

序盤で解答がわからずに時間がかかってしまうのはもちろん困りますが、実はちゃんと解答しているのに自分の答えに自信が持てず、なかなか次の問題へ進めない人も少なくありません。

これは勉強というより訓練ですが、余計なことに迷わずどんどん問題を解いていけるよう、判断力と判断スピードをしっかり身につけていきましょう。

リスニング対策に公式問題集を使いきろう

TOEICのリスニングセクションは、約45分間で100問出題されます。

英会話などを聞き取ってマークシート形式で回答するものですが、写真描写、応答、会話、説明文という4つのパートに分かれています。

音声が流れるのは1回のみですので、それだけで緊張してしまう人もいるでしょう。

中でも会話問題は一番問題数が多く、音声で流れる設問に対して適切な回答を選ぶことになります。

設問も印字されていないため、すべて耳が頼りです。

このセクションで700点を超えるリスニング力を上げるためにおすすめの勉強法は、「シャドーイング」です。

公式問題集を題材にシャドーイングを繰り返すことで、飛躍的に英語力が向上する人は少なくありません。

ぜひ問題集を使いきるつもりで、何度もトライしてみてください。

シャドーイングとは

ここでシャドーイングについて詳しく解説しておきましょう。

シャドーイングとは、耳で聞いた英語に続いて、自分でも同じく声に出して復唱する勉強法です。

聞こえて来る言葉を追いかけるように進めることからシャドー=影のように付き従うという名称がついていますが、おおむね1単語から2単語程度、時間にして0.5秒程度後から復唱を始めます。

ポイントは、原則耳と口だけで実施することです。

文字を読んだり書いたりせず、聞いた言葉をそのまま真似してください。

シャドーイングはリスニング力を向上させる効果が非常に大きく、ネイティブの話す英語のイントネーションや発音の変化に慣れることで、理解力を格段に鍛えることができます。

マスターすると、英語を英語のままで理解できるようになり、いちいち脳内で翻訳せずに意味がわかるレベルになります。

TOEICには直接関係ありませんが、発音の向上にもつながるのはメリットです。

ただし、シャドーイングは初心者には難しいトレーニング方法であり、効果を得られるのは一定レベルに達している場合に限ることは覚えておきましょう。

もちろん700点突破を目指すレベルであれば十分なスキルを持っていますので、この段階に到達したらぜひ積極的に取り組んでください。

800点以上-満点を目標

TOEIC700点を突破したら、もちろん次は800点突破を目指します。

ここまで来ると就活でも非常に多くの企業が高い評価をするレベルですし、英語を日常的に使用する部署への配属も検討される段階と言えます。

就職したら国際的な舞台で活躍したい、海外駐在したい、英語を活かした職務に就きたいという大学生は、ぜひとも就活までにこのレベルに達しておきましょう。

間違いなく企業からプラス評価されますし、内定獲得だけでなく、入社後に希望する部署への配属も大いに期待ができます。

もちろん高いハードルではありますが、それだけにトライする価値はあると言えます。

正確性を高めたうえで、解くスピードの強化を図ろう

TOEIC800点を超えたなら、もちろん試験の形式にも慣れているはずです。

そこからさらに上を目指すには、回答の短時間化、かつ読解問題の正解率アップに取り組んでください。

おそらく、テストの途中でつまずいて最後の設問までたどり着くことができないような人はいないでしょう。

問題を解き進めて行くスピードに関しては、すでにかなり速いことが予想できます。

それでも満点ではないということは、なんらかの間違いがある、どこかに正確性を欠く要因があるということです。

凡ミスの場合もありますが、解くスピードは速いまま、正確性を高めるトレーニングに力を入れてください。

あなたの間違えやすい単語や文法事項をなくしていこう

このレベルに関しては、英語の基本を理解していないということはありません。

何度かTOEICを受けていればわかりますが、問題を解いていくうえで、自分の弱点事項がすでに見えているのではないでしょうか。

たとえば文法が苦手、単語を覚えるのが苦手といったように、自分が間違いやすい点、あやふやなジャンルが見えたはずです。

後はその弱点を1個ずつ丁寧に潰して行くことが、満点に近づく唯一の手段となります。

人には得手不得手がありますし、どうしても覚えにくい、苦手問題があることは珍しくありません。

ただそこから逃げていては先に行けませんので、過去に自分が間違えた問題をピックアップして傾向と対策を打ちましょう。

苦手を克服できれば、もう無敵です。

英語力を伸ばそう

前述した通り、自分の弱点を明確にして克服することは大切です。

それと同時にすべきことは、今現在できている部分も含め、読解力やリスニング力、語彙力をさらに発展させることです。

TOEIC満点近くの人は、もはや目指すのはネイティブレベルと言えます。

よりたくさんの英語表現に触れ、英語圏の文化や習性、ものの考え方や価値観の理解を深めることで、英語という言語を広く深く習得することができるようになります。

もはや英語を勉強するというよりは、英語を使って生活する人々を理解するといったほうが適切です。

これができれば国際人として大いに活躍が期待できますし、ぜひともほしい人材だと企業から認められることになるでしょう。

【レベル別TOEIC対策】TOEICの時間配分紹介

TOEICで大切なのは時間配分です。

高得点を目指すには秒単位で配分せよという声もあるほど、実は最重要課題でもあります。

もちろん一人ひとり得手不得手がありますので、「自分はここに時間をかけたい」というポイントはあるでしょう。

ただ一般的にどのような配分が理想とされるかは、頭に入れておくことをおすすめします。

まず、改めてTOEICのテスト時間をまとめておきましょう。

リスニングとリーディングはそれぞれ以下の通りです。

リスニング 45分間(100問)
リーディング 75分間(100問)

この2時間で200問をマークシート方式で解きます。

ただしリスニングはすべて音声に従うため、自分で時間配分することはありません。

つまり重要なのはリーディングの配分です。

リーディングはPart5~7となりますが、それぞれの理想的な配分は以下の通りです。

Part5 30問 制限時間10分(1問20秒)
Part6 16問 制限時間8分(1問30秒)
Part7 54問 制限時間54分(1問60秒)

ご覧の通り、最後の部分に一番余裕を持たせたスケジュールです。

ここにたどり着くまでにすでに頭脳は疲労しているわけですから、最も難解な問題に最も辛い状態で臨まなければありません。

Part7に十分な時間を残せるよう、最初からしっかり配分して回答しましょう。

終わりに

大学生になってTOEICを初めて受験する場合でも、確実にステップアップしていくことで、最終的に高得点をマークすることは十分に可能です。

英語学習は日々の積み重ねが大切ですので、ぜひ隙間時間を活用して、1日5分からでも勉強を始めましょう。

現在ほとんどの企業がグローバルビジネスを目指しており、業界や規模に関係なく英語をはじめとする語学力を高く評価する時代になっています。

就活にあたって認めてもらうためには、最低でもTOEIC600点はほしいところですので、まずはそこをクリアすることを目指して勉強を進めていきましょう。

TOEICは、適切に勉強すればするだけ、ちゃんとスコアは伸びます。

ぜひ300点アップを目指してステップアップしてください。

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