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はじめに
長期インターンの有給について考える機会を持ったことがあるでしょうか。
長期インターンが有給なのにはしっかりとした意味があって、その意味について今回は考えてみます。
また、長期インターンの求人が出ている職種についても紹介しますので、アルバイトをするくらいなら、長期インターンをしてみるのも良いかもしれません。
【有給の長期インターン】長期インターンはほとんど有給?
長期インターンの求人を確認してみると、ほとんどが有給であることがわかります。
そして、この長期インターンの有給の意味を考えてみたことのある大学生はいるでしょうか。
これはとても重要なことにあり、なぜ長期インターンが有給かをじっくり考えれば、見えてくることも多いはずです。
有給の意味を自分自身問うて、長期インターンに臨む姿勢や考え方が整えば、最高の結果だと在宅るでしょう。
有給である理由
長期インターンは、ほとんどが有給です。
そのため、長期インターンに参加するなら、なぜ有給なのかを事前に考える必要があるでしょう。
これをしている学生と、しなかった学生では、長期インターンに対する姿勢がまったく違ってくるのです。
そして、その違いは企業側の採用担当もしっかりと見ています。
長期インターンでは、ほとんどの場合が実務を任されます。
これは、その他の先輩社員が会社に対して貢献している行為と同じなので、当然、そこには給料が発生します。
この行為に対して、給料を支払わないと法律違反になってしまう可能性すらあるのです。
また、給料が発生することは、貢献の義務や責任を問われることも意識しなければなりません。
実務が任されるから!
長期インターンが有給である理由は、実務が任されるからです。
これは、インターンの行動が、そのまま会社の利益に結びつくからであって、会社は戦力としてインターンを迎えるからこそ、長期インターンでは給料をもらえるのです。
そのため、長年そこで働いている先輩方のようにはいきませんが、より実際にその会社で働いているイメージで職場体験ができるのです。
長期インターンでは、実際にお客様サポートやクレーム対応を任されることもあります。
また、システムを動かすためのプログラムを組まされることもあるでしょう。
この仕組みを理解すれば、長期インターンで給料をもらうことは、その分、会社に対しても貢献しなければならないことがわかるのではないでしょうか。
有給な分責任感が出る
長期インターンは給料が発生するので、アルバイト感覚で参加する人もいるかもしれません。
しかし、実際にはその会社で正社員になったつもりで参加したいところです。
有給ということは、その分だけ責任を背負わなければならないということです。
無給のインターンで何かを失敗したからといって責任を取らされることはありませんが、長期インターンではそのようなわけにはいきません。
もちろん、周囲もまだ仕事を覚えていないということを知っているので、優しくしてくれますが、それに甘えているだけでは、せっかく長期インターンとして会社の戦力になった意義を見出すことはできないのです。
今後、長期インターンに参加する場合には、会社に対して何らかの責任を果たすという点をしっかりと考えてみてください。
短期インターンが有給でないことが多い理由
短期インターンが有給でないことが多い理由にはいろいろあります。
まず、短期インターンの期間を確認してみると、1日や1週間程度など、期間が非常に短いです。
そのため、この時間でインターンに仕事を教え、会社に利益を出してもらうなど、ほとんど不可能なのです。
アルバイトのような単純作業ならまだしも、それなりに技術が必要な職種では、かなり難しくなってしまいます。
そのため、多くの会社は短期インターンに対して、職場の空気をつかんでもらったり、自社を知ってもらったりするためのものというイメージで臨んでいるのです。
短期インターンを出迎えるためにも、会社の人員を割かなければなりません。
そう考えると、企業は貴重な短期インターンの機会を先行投資という意味合いで行っているとも在宅るでしょう。
そう考えれば、短期インターンが無給である理由がわかるはずです。
【有給の長期インターン】給料形態について
長期インターンの大きな特徴は、有給ということです。
そして、一言で有給といっても、そのタイプにはさまざまなものがあります。
基本はアルバイトと同じように時給制を取り入れている企業が多いですが、場合によっては日給制を取り入れるところもあります。
また、ベンチャー企業のように成功報酬制を取り入れているところも一部あるのです。
このように、長期インターンにはいろいろな給料形態がありますので、応募する前にしっかりと確認しておいてください。
多くは時給制
長期インターンの求人を見てみるとわかりますが、ほとんどの長期インターンは時給制を取り入れていることがわかります。
そのため、アルバイトと同じ感覚で給料が発生すると考えても良いでしょう。
時給制の長期インターンは、インターンをすることによって、どのくらいの収入が見込めるかがわかりやすいので、長期インターンを中心とした生活スタイルを確立しやすいです。
とくに、生活費や学費を長期インターンの給料で補おうと考えているような人にとっては、うれしいところではないでしょうか。
ただし、時給制だからといって、アルバイトと同じ考えで参加するのは避けたいところです。
確かに給料形態はアルバイトと同じなのですが、意識はアルバイト感覚ではいけません。
日給制
長期インターンの中には、日給制のようなところもあります。
大学生にとって日給制は非常に助かる部分で、その日、働いた分の給料をその日に受け取ることができます。
苦学生などにとっては、非常にありがたいシステムなので、何らかの経済的な制限を受けながら大学生をやっているような人は、こちらの日給制のインターンを選ぶのも良いでしょう。
ただし、日給制という条件の長期インターンはそれほど多くはないので、日給制というキーワードで、インターンを探してしまうと、かなり選択肢が狭まってしまいます。
インターンは、あくまでも就活を有利にするために行いものなので、あまりにも給料形態にとらわれてしまうのも考えものです。
成功報酬制
長期インターンの中には、インターンを刺激するために、成功報酬制を取り入れているところもあります。
成功報酬制とは、特定の成果に対して報酬を支払うタイプの給料形態です。
そのため、どんどん成果を上げられれば給料は高くなりますし、逆に成果を上げられなければ、ほとんど給料にならないことも珍しくありません。
成功報酬制の長期インターンを実施しているところはかなり少ないと在宅そうですが、社員1人ひとりの行動を尊重するベンチャー企業などには多いタイプの給料形態です。
ただし、成功報酬制で注意しなければならないのは、成功報酬制という言葉を免罪符にして、長期インターンへの経費を削減しようと考えているような企業です。
この場合は、成功報酬制の長期インターンであっても、まったく意味が違ったものになってしまいます。
【有給の長期インターン】給与がある長期インターン職種例
大学生の長期インターンとして募集されている仕事の中で、給与がある長期インターンの職種例を紹介します。
マーケティングやエンジニア、営業職やライターなど、さまざまな職種がありますので、自分が身につけたいことや相性を踏まえた上で選んでいきたいものです。
マーケティング
マーケティングというのは、特定の商品やサービスが顧客に届くまでのプロセスを模索する仕事です。
営業という職種がありますが、営業の戦略や方針を練るのもマーケティングの仕事の1つです。
マーケティングの仕事は、深い知識を幅広く求められる高度な仕事になっており、データの分析をする必要もありますし、その分析結果から、改善策を提案したり、新たな戦略方針を立てたりします。
マーケティングの仕事は、長期インターンの期間程度では身につけることができないので、長期インターンの中でも、仕事を知るという部分が大きい分野だと在宅るでしょう。
また、マーケティングの仕事は、さまざまな部署と連携することになります。
分析結果を踏まえて、上層部と会議をすることもありますし、練りに練った戦略を営業部門に伝えることもあります。
マーケティングの長期インターンをするなら、こういったコミュニケーションの部分にも注目したいところです。
エンジニア
エンジニアを指す仕事は膨大ですが、最近はエンジニアと言えば、Web関係のエンジニアが多くなっています。
Web系のエンジニアでよく聞くのがシステムエンジニアです。
システムエンジニアは、システムそのものの設計図を描く仕事になります。
Web系の仕事の中でもコミュニケーション能力が求められる仕事で、プログラマーと連携してシステムを作り上げていきます。
また、開発エンジニアと呼ばれる職種もWeb関係の仕事では欠かすことができません。
プログラマーもこのタイプのエンジニアに該当し、システムエンジニアが作成した設計図に基づいて、システムを実際に構築するのが仕事です。
このほかにもさまざまなエンジニアがありますが、このタイプの長期インターンでは、しっかりと仕事をすれば、必ず何かのスキルや知識を身につけられます。
そのため、実際にエンジニアとして働くことになった場合は、スタートダッシュを切れるでしょう。
営業職
営業職は長期インターンの中でも、比較的溶け込みやすい仕事です。
実際に長期インターンで営業として働くようになって、どんどん成果を上げるような人も珍しくありません。
営業と言えば、飛び込み営業のイメージがあるかもしれませんが、最近はしっかりとターゲット絞った上で、ピンポイント営業をかけることが多いです。
そのため、顧客を獲得するまでの道筋を学べます。
また、ターゲットを絞るといって、根気の必要な仕事には変わりないので、精神力や行動力を養えるでしょう。
長期インターンが順調に進めば、プレゼンテーションを披露する機会もあるかもしれません。
実際に自分が会社にとって戦力になっているという実感を得たいなら、営業の長期インターンで選ぶのも良いでしょう。
ライター
ライターは、近年募集が増えてきている長期インターンです。
もしかすると、自分が登録しているメルマガの顔として、インターンが登場するなどの経験をしたことのある人もいるかもしれません。
長期インターンで募集されやすいライターは、Webライターと呼ばれるものです。
主に、ネットメディアに対して記事を投稿する仕事で、仕事自体は大学生でも問題なく対応できます。
しかし、実際に良い文章を書こうとしたら、いろいろなスキルが必要になってきますので、そういった経験を積めるのがライターの仕事の魅力です。
また、Webライターの長期インターンなら、さまざまな仕事で役立つ可能性があって、副業でアフィリエイトをする場合などに役立つこともありますし、企業の広報担当を任された際にもWebの文章が必要です。
そんな意味では、身につけられるスキルや知識の汎用性が高い長期インターンだと言えるでしょう。
企画職
企画職の長期インターンも比較的、戦力になりやすい仕事です。
企画の仕事というのは、商品の企画をしたり、営業の企画を出したりと、アイデアマンが活躍できる仕事になっています。
企画職に求められるのは一瞬のひらめきや柔軟な発想、オリジナリティなどです。
ある意味ではセンスの部分が非常に重要な仕事なので、先輩社員とインターンの差が少ない仕事でもあります。
そのため、人によっては社員全員があっと驚くような魅力的なアイデアを出せるかもしれません。
万が一、そのアイデアが採用されることがあれば、インターンとしてその会社に確かな歴史を残したことになります。
また、企画書を作って、プレゼンテーションをすることも求められるため、企画の作成能力やプレゼンテーション能力を磨けるという部分も大きいでしょう。
デザイナー
デザイナーの長期インターンも需要のある分野です。
Webデザインの分野なら、長期インターンの期間であっても、何らかのお土産を持って帰ることができるはずです。
デザインの分野は、知識やスキルというよりかは、センスが求められる分野です。
そのため、長期インターン中にしっかりと基礎知識を身につけられれば、持ち前のセンスで大きな結果を残せるかもしれません。
事務
事務の長期インターンは、社会人としてのマナーや会社や仕事の雰囲気を学ぶために利用できます。
事務のインターンが任される仕事は、一般的なものも多いため、そこまで高いスキルや知識というものは身につかないでしょう。
しかし、書類作成の専門家でもあるので、書類作成スキルについては身につけられるはずです。
また、会社によって事務の定義はさまざまなので、予想外にいろいろな仕事を任せられることもあります。
ディレクター
Webディレクターの仕事なら長期インターンでも探せます。
Webディレクターのアシスタント業務などを任されることが多く、仕事の種類は多岐にわたります。
Webディレクターは、インターンの中でも、取引相手に直接評価されることが多い仕事です。
そのため、評価されないこともあれば、逆に評価されることもあるでしょう。
Webディレクターの仕事を把握できるのはもちろん、企業の看板を背負って、仕事をしているという自覚が芽生えやすい仕事になっています。
【有給の長期インターン】アルバイトの時間を長期インターンにあてる学生が多くなっている!
近年は大学生がアルバイトの代わりに、長期インターンに取り組むことが多くなっています。
これは素直にオススメできるポイントで、長期インターンなら、より実践に近い形で仕事を学べます。
さらに、有給なので、生活費のサポートになったり、就活のためにお金を貯めたかったりする場合にも良いでしょう。
長期インターンが増えているということは、それだけ就活における自覚を持っている学生が多いということでもあります。
まとめ
長期インターンはなぜ有給なのかがわかったのではないでしょうか。
インターンに給料が発生するということは、うれしいことではありますが、その分だけ責任が発生することでもあります。
また、長期インターンが募集されやすい職種がありますので、そういった職種をターゲットにして長期インターンを探すのも良いでしょう。
アルバイトの代わりに参加できれば、いろいろな技術や知識を高められます。