将来性のある仕事・業界11選!コロナ禍における就職・転職事情も!

将来性のある仕事・業界11選!コロナ禍における就職・転職事情も!

はじめに

就職・転職先の業界を検討する際に、ぜひとも考えて欲しい要素が将来性の高さ。将来性の高い業界であれば会社の業績も上がる可能性が高く、必然的にリストラに遭う可能性が低くなるでしょう。

対して将来性の低い業界で働くと、需要が無くなるため能力が高い人材でも仕事を無くす可能性があります。

今回は、就職・転職先におすすめの将来性が高い業界や職種をまとめました。就職・転職先選定の参考にしていただけたら幸いです。 

また、入社後すぐに転職とならないためにも、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

将来性のある仕事の定義

将来性のある仕事といってもどんな仕事が将来性のある仕事なのかわからないという方も多いです。

この記事では将来性のある仕事を2つの軸で定義していきます。

・これから業績が伸びる
・仕事が無くならない

これから業績が伸びる

これから業績が伸びる仕事というのは、今は投資段階であったり、技術が追いついていないことによって実現ができていないものの今後の成長が見込まれている業界などです。

例えば、人工光合成などは技術的には可能だと言われているもののコストがかかりすぎてしまうため効率が悪く、実際に実用化はされていません。

また、業界として誕生してからまもなく、今は投資段階で成長するのはこれから先というものもあります。

今では多くの人が利用しているamazonも最初は赤字を続けていたものの、多くの投資家がこの事業に将来性を感じて多くの投資を繰り返すことで今では世界を代表する大手企業にまで成長しました。

世界にはこうした事業が多くあり、それに関わる仕事であれば将来性があると言えるでしょう。

こうした事業を先見の明で見つけることができれば事業の成長に合わせて自分も成長できることでしょう。

仕事が無くならない

最近ではAIやロボットの開発によって様々な仕事がなくなってしまうのではないかと言われています。

そうした外的要因によって仕事が無くならないものがあればそれは将来性があると言えるでしょう。

そのためには様々な仕事について詳しく調べることでその仕事が将来的になくなるかどうかを判断できるようになります。

就職・転職市場の動向

まず、現在の就職・転職市場の動向を見てみましょう。

コロナの影響

自営業者の廃業、リストラの増加など労働市場に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。

企業の採用活動にも影響を与えており、例えば、例年に比べ新規採用を縮小する動きを取る企業が増え、また、フリーランスや業務委託など外部への業務発注も最小限にしようとする動きが加速しています。

まとめると、「本当に必要なポジションしか採用しない」企業が増えています。 

これから伸びる企業

コロナの影響で、様々な社会的問題の解決ニーズが顕在化しました。

例えば、「病院に行かずに診察を受けられるリモート診察や、休校時のサポートはどうするのかといった課題の解決が求められています。 課題を解決するのに役立つ教育コンテンツのSaaSプロジェクトを展開する企業は今後伸びると予想されます。

さらに、オフラインからオンラインへの転換を図るための有用なサービスをつくるベンチャー企業も将来性が高い企業でしょう。 ITベンチャー企業のなかには急速な発展を遂げる会社があると見られています。 

副業、リモートの主流化

コロナの影響で、初めてリモートワークを導入した企業は多いです。労働管理がしにくいという負の側面がある一方、残業の抑制による人件費の削減などメリットも注目されています。

これからリモートワークは拡大を続けると見られています。また、空き時間を利用して副業に挑戦しようという方も増えています。

実際、クラウドワークスやランサーズなど仕事マッチングアプリの利用者は急増しています。以前からダイバーシティの促進については言及されていましたが、今後さらなる働き方の多様化が進むと見られています。 

将来性のある仕事を探す際のポイント

将来性のある仕事を探すポイントはいくつかあります。

このコロナ禍によって今までの当たり前だった世界が変わったのと同じように次に同じようなことが起きても将来性のある仕事をしっかりと見つけられるといいでしょう。

基本的には以下の3点を意識すれば将来性のある仕事を探すことができるでしょう。

・世界情勢に合っている
・業界が成長期にある
・社会的なニーズを捉えている

世界情勢に合っている

世界情勢は刻々と変化していますが、そうした状況に合わせて変化や対応が可能な仕事は強いといえます。

例えば、何かを変えたり世の中に革新を起こそうとしたときにはマーケティングの力を用いて世の中に広めることが必要になってきます。

また、世界情勢が今後どのように変化しても影響を受けない仕事も同じように需要がなくなることがないため将来性があると言えるでしょう。

業界が成長期にある

その仕事の業界が成長期にある場合には、今後さらに需要が拡大する見込みがあるため将来性があると言えるでしょう。

こうした業界を見極めるためには様々な業界を知る必要があるため、日頃から他社や他業界の動向に気を配っておく必要があります。

社会的なニーズを捉えている

社会的なニーズを捉えているものに関しては、コロナのように急に世の中が変化してもその影響を受けることなく需要が変わらないということが挙げられます。

社会的なニーズとは例えば、介護業界などの社会に必要な職業です。

また、インフラ関係の仕事や銀行における管理業務も無くなることはないでしょう。

そうした社会的なニーズを分析することができればどういった仕事が将来性があるのかということがわかるようになります。

将来性のない仕事とは

ここまで将来性のある仕事について解説してきましたが、逆に将来性のない仕事とはどういったものなのでしょうか。

もしも自分が将来性のない仕事に就いていると考える場合には就職・転職を本格的に考えてみてもいいかもしれません。

大切なのは自分で判断することです。

人が介在する必要のない仕事

世界ではAIやロボットの開発が進んでいます。

そうした状況を鑑みても今後人件費の削減などから人が介在する必要のない仕事はとって代わられるのではないかと言われています。

身近な例で言えば、コンビニやスーパーではセルフレジの導入によって業務の効率化が進められています。

また、最近ではレジを通さずに無人のコンビニなども開発が進んでいるため、その技術の普及によっては世界でレジ業務がなくなっていくことが予想されます。

自社の強みが技術開発によって無くなってしまう仕事

各事業にはそれぞれその企業独自の強みがあります。

そうした自社の強みが技術開発によってなくなってしまうことがあるため、そうした危険性がある場合は将来性がないと言えるでしょう。

例えば、かつては蒸気機関車の運行のために大量の木炭が必要であり、そうした木炭を使用して蒸気機関車を運行していた人たちは現在の電車の開発によって仕事を追われてしまいました。

そうしたことのないように就職・転職する際は事前にその仕事は将来性があるのかを調べておくことをオススメします。

おすすめの業界を選ぶ基準

将来性がある

将来性があるかという点は最も重要な要素です。

将来性を確認する一つの指標として、「 AI に代替されるか」という点を考えてみましょう。 AI の台頭により、これまで人間が行なっていた仕事でも機械に奪われてしまう可能性があります。

AI によってなくなる可能性が高い仕事には、事務や経理などの事務作業が多い職種、接客などの画一的な対応が求められる仕事などがあります。

一方、営業やコンサルタントなどの仕事は、高度な知識とコミュニケーションが求められるため、 AI に代替される可能性は低いだろうと見られています。 

離職率が低く待遇が良い

現在、就職・転職を検討中の方には、残業や休日出勤が多すぎて辛いという方が多く存在します。

せっかく就職・転職したのに、またブラック企業に入社してしまってはたまったものではありません。

ホワイトなのかブラックなのか判断する基準として、有効なのが離職率を見ることです。

離職率は掲載していない企業も多いですが、その場合平均勤続年数を確認すると良いでしょう。

厚生労働省の調査によると、2018年の平均勤続年数は約11%です。四季報や優香封建報告書を見れば、その企業の平均勤続年数が記載されていますから、厚労省の調査と比較してことで、ホワイト企業なのか検討する良い判断材料となります。

未経験者を多く受け入れている

未経験者を多く受け入れている業界は、すなわち採用されやすい業界と言えるでしょう。

業界によって、未経験からでも可能かどうかは異なります。 20代の既卒や第二新卒など、年齢が若ければ未経験でもチャレンジできる仕事の幅が広がります。

ただ、未経験者を受け入れているということは、人材不足で悩んでいる業界の可能性もあります。この場合、労働環境が厳しい可能性もあるので見極めが必要です。 

おすすめの業界5選

IT業界

インターネットの拡大により、 IT 業界は深刻な人材不足に陥っています。国の調査によると2030年には45万人のIT人材が不足すると見られています。このため、プログラミング知識が必要なプログラマやシステムエンジニアにおいても、未経験から採用する企業が増えています。

これから間違いなく伸びていく業界なので、将来性の高さについてはイチオシです。

エンジニア系の職種以外でも、 IT セールスやデザイナー・コンサルタントなど様々な職種があるので、仕事の選びがいがあります。 

建設業界

東京オリンピックの関係で、様々な建物の建築需要が増加しています。このため、建設業界全体的に人材不足に陥っているといえるため、未経験からでも採用される可能性はあります。

建設業界と一言で言っても、仕事内容で細かく分けると多種多様な仕事があります。その中から自分にフィットした職種を見つけられるかという点が成功の鍵です。

ただ、建設業界は長時間労働が多く体力を使う仕事のため、労働環境的にはきつい仕事です。タフさは不可欠なので、体力に自信がある方やメンタルが強い方にはおすすめです。 

製造業界

製造業界の特徴として、ホワイト企業が多いというのがあります。残業がほとんどなかったり、休日が多く取れる企業が多いです。製造はあらかじめ受注計画で定められた分稼働するため、他の仕事と比べ不測の事態が生じにくいためです。

製造業界の就職・転職でうまくいくためには、製造する商品の将来性に着目するのがポイントです。ロングセラーを続ける商品なのか・ニッチな市場を展開しこれからの需要増が見込まれるのか、といった視点で商品を見てみましょう 

介護業界

超高齢化社会が到来し、介護が必要な高齢者の数が増えています。そのため、未経験者でも積極的に採用される状況が訪れています。他の業界と比べてもかなり採用されやすい業界であるのは間違いありません。

ただ、介護業界の問題点として、待遇が良くないことが挙げられます。収入が低かったり残業時間がなかったり、きつい環境で働くことを強いられます。キャリアアップを目指すには介護福祉士などの資格の取得が必要です。採用後も努力を続ける必要があるため、楽な仕事ではありません。 

ネット広告業界

インターネット上で広告を展開する、ネット広告の需要は年々増加しています 。

2019年はネット広告の総額は2兆円を超え、紙の広告の市場規模を抜かしました。伸び幅がすさまじく、将来性が高業界であることは間違いありません。博報堂やサイバーエージェントなど有名企業も多く、高年収を目指しやすいのもメリットです。ただ、広告業界はクライアント企業の要望に左右されることが多く、納期前はとても忙しくなりやすいです。 

おすすめの職種6選

SE

SE(システムエンジニア)は、アプリやシステム構築などプロジェクトの監督的な立場を担う仕事です。

将来性の高い IT 業界の中でも年収が高い仕事です。厚労省の調査によると、SEの平均年収は550万円と一般的なサラリーマンの平均と比べると100万円以上高いです。クライアントのヒアリングから要件定義の設定・プログラマーへの指示・完成したシステムの保守に至るまで、担当プロジェクトの全ての行程に携わります。簡単な仕事ではありませんが、その分やりがいがある仕事といえます。

プログラマー

プログラマーも将来性の高いIT業界の仕事の一つなのでおすすめです。

SE に比べると年収は低いですが、それでも一般的なサラリーマンと同じ水準の年収です。スキルのあるプログラマーになれば、フリーランスで活躍すれば、年収一千万を達成することも可能です。プログラマーはSE と異なり、プログラム構築に特化した仕事です。どういった言語を扱うと効率的なのか考える必要があるため、頭を使う仕事です。 

コンサルタント

コンサルタントとは、簡単に言えばクライアントの抱える経営的な課題を解決に導く仕事です。

ITコンサルタントや金融コンサルタント・経営コンサルタントなど様々な業界で活躍が可能です。コンサルタントは年収が高い仕事の代表格とも言われ、若いうちから年収一千万を達成するのも夢ではありません。その分、クライアントのニーズを的確に吸い取る力やロジカルシンキング力などが試される難しい仕事ではあります。

営業

営業の仕事はAI代替される可能性も低く、将来性高いおすすめの仕事です。

インセンティブ制が導入されている可能性が高く、スキルがあればかなりの高年収を獲得することができるでしょう。飛び込み営業や電話アポなどのイメージが強いですが、既存顧客の維持を担当するルート営業という仕事も存在します。この場合、積極性やコミュニケーション能力がそこまで高くなくても採用される可能性はあります。

マーケティング

マーケティングは花形部署として人気が高い職種です。

IT系・ネット広告系のマーケティングの募集職には多くの求職者が殺到し、倍率が高くなります。

商品の企画開発段階から携われるためやりがいを感じやすい仕事です。売れるものを開発するために、市場ニーズを調査します。 専門的なツールを用いたり様々なノウハウが必要となるので、未経験可からの採用は厳しいです。 未経験からマーケティングに挑戦したい場合、就職・転職エージェントサポートを受けることで成功率を高められるでしょう 。

介護士

業界全体で慢性的な人材不足である介護業界。未経験からでも、介護士に採用される可能性は高いです。社会課題として介護士の待遇改善が叫ばれているため、年収や労働時間など労働条件はこれから改善する可能性もあります。専門的なスキルが必要な仕事ではないので、未経験でも不利に働く可能性は低いです。

将来性のある仕事に就くために

今まで将来性のある業界や職種について説明してきました。

しかし、ただ将来性のある業界や職種は人気も高いため、就職することは非常に難しいです。

そこで将来性のある仕事に就くためにすべきことを3つ解説していきます。

スキルを身につける

一つ目はスキルを身につけるということです。

さらにいえばAIやロボットにはできないスキルを身につけることが大切です。

例えばプログラミングスキルは現在非常に需要が高まっているスキルですが、10年後20年後には開発環境の発達により1からコードを打つことはなくなり、元からある程度構築されたものを完成させる仕事になると言われています。

つまり、浅く広いスキルを持つのではなく、AIやロボットに勝る専門的なスキルを身につけることが大切になります。

また、就職や転職、どちらにおいても即戦力になる人材は採用に有利になる場合あるため、何か一つ、他の人よりも秀でたスキルを身につけましょう。

業界の動向を知る

二つ目は業界の動向を知るということです。

新型コロナウイルスの影響によって打撃を受けた企業もあれば、逆に需要が高まっている企業もあります。

このように業界の動向は絶えず変化しているのです。

そこで自分自身で新聞や本、ネットなどのメディアを用いて情報を集め、分析して業界の動向を知ることで将来性があるかどうかを判断するようにしましょう。

また、時間がない人でも少なくとも自分が就きたいと思っている業界の動向は知っておくと良いでしょう。

人脈を築く

三つ目は人脈を築くということです。

これは二つ目に述べた業界の動向を知るという点と密接な関係があります。

もちろん業界の動向をネットや新聞などで仕入れることは簡単ですが、それらのメディアから得られる情報は間違っている場合もあれば、業界全てを総括した内容で、志望する企業には当てはまらないということもあります。

そこで実際に将来性のある仕事についている人からの話を聞くことでネットや新聞よりも確かで有益な情報を得ることができるのです。

できる限り人脈を築けるように努力しましょう。

コロナ禍における就職・転職事情

コロナ禍においては全体的に求人数が少なくなってきているというのが現状ですが、そうした状況でも就職・転職を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか。

ここでは人材紹介事業をメインで行っている弊社がコロナ禍における就職・転職事情について解説していきます。

ただ、これはあくまでも所感であるため自分で調べることも必要です。

全体的に採用のハードルは高くなっている

やはり、コロナの影響によって新たな人材の採用を躊躇する企業は多くあります。

背景にはリモートワークの普及によって研修が難しいという部分があったり、そもそもコロナの影響で業績が悪化して新しい人材を採用する余裕がないという場合もあります。

業界によっては採用を強化している

しかし、当然ですが伸びている業界はあります。

そうした業界や企業の場合は当然採用を強化している場合が多いです。

そのため、どのような業界が伸びているのか、伸びている企業の特徴はなんなのかを分析することをオススメします。

就職・転職活動は基本的にオンラインが主流

就職・転職活動は基本的にエージェントサービスを使う方が多いと思います。

そうしたエージェントサービスから企業の面接まで基本的にはオンラインが主流となりました。

企業の選考が進んでも、実際に企業に赴くのは最終選考のみという場合もあります。

中には最終選考もオンラインで、自分が入社するまでどんな場所で働くのかわからないという場合もあるので、もしも事前に企業の雰囲気などを知りたいと思った時には実際に企業見学をしてみることをオススメします。

未経験から将来性のある仕事に就くならIT業界

これは少し転職向けの話になりますが、未経験でも将来性のある企業に就きたいと考えている人はIT業界をおすすめします。

IT業界は今後ますます需要が高まることが予想されています。

というのも近年、国内にとどまらず世界のトップ産業がIT業界になってきています。

さらには、市場規模においても国内外で非常に大きい割合を占めているため将来性があると言っていいでしょう。

転職では即戦力になる人材が採用されやすい傾向にありますが、IT業界は人材が不足している業界であり未経験でも採用されやすいためおすすめです。

まとめ

就職・転職の際の業界の選び方やおすすめの業界・職種を紹介してきました。就職・転職先を選ぶ基準として、将来性の高い業界を選ぶことが大切です。

また、「未経験からでも採用されやすい」「労働条件が良い」といった視点もあると良いでしょう。特におすすめなのがIT業界。プログラミングを勉強する必要はありますが、需要増が確実視されるため、将来食い扶持に困るリスクがほぼありません。

SE やプログラマなど様々な職種が存在するので、この機会にチェックしてみてください。

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