【志望動機がわからない】そんなあなたへ 基本の構成方法を解説!

【志望動機がわからない】そんなあなたへ 基本の構成方法を解説!

はじめに

就職活動の際に、必ず問われるのが志望動機。

いざ書こうと思っても、良い志望動機が思いつかなくて、悩んでしまう方も多いことでしょう。

志望動機は、エントリーシートや履歴書にも記入しなかればならず、また面接に進んだときにもその会社を選んだ理由を聞かれますので、きちんと自分の言葉で答えられなくてはなりません。

本記事で、志望動機の基本的な書き方、例文などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも 志望動機とは?

どうして就職活動の際に志望動機を記入したり、面接官に詳しく話したりしなくてはならないのでしょうか?

もしも、志望動機を伝える機会がなかったとしたら、企業の面接官は応募者がなぜ自分の入社したいと思ったのかを知ることができません。

志望理由がわからない人を採用したいと思う会社は、ほとんどないでしょう。

志望動機は自分がその会社を選んだ理由をきちんと伝えるための手段であり、とても大切な項目なのです。

志望動機はなぜ重要?

応募者の志望動機を問うことで、企業の面接官は入社の意欲や熱意などをチェックしています。

やる気がまったく感じられない志望動機であったり、面接対策本をそのままコピーしたような内容だったりすると、面接官に対して良い印象を与えられず、採用される確率も下がってしまうでしょう。

志望動機を書く際には、その会社にどうしても入りたい気持ちを伝えなくてはならないのです。

ただやる気をアピールするのではなく、その会社でどう活躍できるかもアピールしなければなりません。

要点を抑えて、できるだけ簡潔にまとめておいたほうが、相手にもわかりやすく伝えられます。

【志望動機がわからない】基本の構成

志望動機がどうしても思いつかないときには、基本の構成に従って考えてみると良いでしょう。

基本の構成とは、結論、具体的な例、その会社でやりたいことの3つです。

この3つの点を考えておくことで、志望動機が作成しやすくなります。

志望動機の書き出しは、最初に結論を持ってくるのがポイントです。

結論から先に伝えるほうが、より印象に残りやすくなるからです。

さらに具体性を持たせて、自分の自慢にならないような内容を考えましょう。

【志望動機がわからない】①結論

一番先に結論を伝えるのが、志望動機の基本の構成となります。

結論は、あまり長すぎないようにして、シンプルな内容にすると、相手の印象に残りやすくなります。

結論をだらだらと長く述べてしまうと、伝えたい内容がぼやけてしまいますし、面接官もこの人は何が言いたいのだろうと?疑問に思ってしまうかもしれません。

志望動機の書き出しは極力シンプルにして、論理的な内容にするのが大事なポイントです。

そのほうが面接官も内容が理解しやすくなります。

たとえば、ファッション関係の会社を志望する場合でしたら、洋服が大好きという気持ちをストレートに伝えてみると良いでしょう。

【志望動機がわからない】②具体的な例

志望動機を伝える際に、大事なポイントは、具体性を持たせることです。

抽象的な内容になってしまうと、面接官の印象に残らなくなってしまいます。

たとえば、その会社の事業内容や商品などに魅力を感じて志望したのであれば、具体的に良いと思った点を、自分の言葉で具体的に伝えるのがポイントです。

ただ、人の役に立つ仕事がしたいと伝えるだけでは、志望動機が漠然としてしまい、具体的に欠けてしまいます。

その会社の事業やサービスの内容に絡めながら、入社したら具体的にどんな風に人の役に立ちたいのかを考えて、志望動機を作成してみてください。

【志望動機がわからない】③会社でやりたいこと

面接官は、応募者が入社後に何をしたいのかを知りたいと思っています。

ですから、志望動機を伝える際には、その会社で自分がやりたいことを伝えるのがポイントです。

やりたいことを伝える際には、自分本位にならないように気をつけてください。

営業がやりたい、残業なしで働きたいなど、ただやりたいことだけをアピールしてしまうと、わがままな人物だと誤解されてしまう可能性があります。

自分のこれまでの経験やスキルを活かして、どんな社会貢献ができるのか、その会社で自分できることを伝えるようにすると、好印象になりやすいです。

会社でやりたいことは志望動機の締めくくりとして、最後に述べることで、内容がまとまりやすくなります。

【志望動機がわからない】例文

基本の構成を知っていると、志望動機が書きやすくなります。

まったく思いつかないというときには、例文を参考にしてみると良いでしょう。

人材業界の企業、不動産業界の企業、IT業界の企業など、いくつかの例文をご紹介します。

例文も参考にしながら、自分の興味や経験なども加えて、面接官の印象に残りやすい志望動機を作成してみてください。

【志望動機 例文】①人材業界の企業

私は、御社の○○業務に興味があります。

学生時代に、〇〇レストランで3年間、アルバイトをしており、そのときに○○の仕事に興味を持ったのが、御社を志望した理由です。

アルバイト先では、お客様が楽しい食事の時間を過ごしてもらうことを常に考えて、仕事をしていました。

このような接客態度がお客様に認められて、お客様から直接感謝の言葉やお礼のメールをもらったこともあります。

また、アルバイトの仕事を通して、いろいろなお客様の接する機会があり、接客のマナーやトークスキルも身につけることができました。

御社に入社後は、レストランのアルバイトの経験で培った経験を活かして、お客様の気持ちを常に考えて、仕事をしていきたいと考えています。

【志望動機 例文】①不動産業界の企業

私は、住宅を提供する仕事がしたいと思い、御社を志望しました。

大学進学に伴って1人暮らしを始める際は、さまざまな不安がありましたが、不動産会社の方が親切に対応してくれたのです。

そのことがきっかけで、不動産業界の仕事に興味を持ったのが、志望の理由です。

御社では、1人暮らしの方向けの住宅にとくに力を入れており、自分の1人暮らしの経験も活かせるのではと思いました。

大学時代には、建物や土地など不動産に関わる勉強をしていました。

休日にはインテリアショップを見て回るなどして、視野を広げる努力もしていました。

大学時代に培った知識や経験を活かして、御社の営業スタッフとして活躍し、より多くの人の生活を支える仕事をしていきたいと考えています。

【志望動機 例文】①IT業界の企業

私が御社を志望したのは、高校時代にプログラミングを学んだのことがきっかけです。

IT業界に興味を持ち、大学で情報学科に進学して、さらにプログラミングの勉強を続けて、○○や○○の言語を習得しました。

プログラミングの勉強を続けていくうちに、将来はエンジニアとして人の役立つものを作りたいと考えるようになりました。

そこで、御社のインターンに参加してみたところ、実践的なプログラミングの技術を見せていただき、大変感銘を受けました。

御社へ入社することになったら、大学時代に学んだ○○の言語のプログラミングを活かして、○○事業部で働きながら、多くの人に喜ばれるサービスを提供できるように努力たいと考えています。

まとめ

以上、志望動機の重要性、基本構成などについてご紹介しました。

志望動機は入社試験を受ける際に聞かれる項目ですので、きちんと伝えられるようにしましょう。

志望動機が思いつかなくて悩んだときには、基本の構成に従って、結論から先に考えてみると良いでしょう。

抽象的な内容、自分の自慢話は控えるのがポイントです。

志望動機の例文なども参考にしながら、自分の思いが志望先の会社に伝わるような内容を考えてみてください。

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