大学生活では目標を持つべきです。目標を持つと人生が充実します。達成するために努力を続け、見事達成した時の感慨はひとしおです。
しかし、大学生活の目標とはどのような内容が適しているのか分からない方も多いでしょう。
本記事では、大学生活の目標の具体例や目標を見つける方法を紹介します。
最後まで読めば、あなたに合った目標を見つけることができる可能性が高まるでしょう。
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大学生活は目標を持ったほうが良い
大学生活は高校までと比べると、拘束される時間が少なくなり自由な時間が増えます。
自由な時間をどう使うかはあなた次第です。
だらけて何となく過ごしていると、何も得られないまま時間だけが過ぎ去ってしまいます。
時間を有意義に過ごすために、目標を持ち努力を続けるべきなのです。
やりたいことが無い!大学生活で目標を見つける方法
目標が見つけられず、日々を無為に過ごしている学生は多いものです。
やりたいことがないと悩んでいる方向けに、大学生活の目標を見つける方法を紹介します。
常にアンテナをはる
常にアンテナをはり、情報を積極的に取り入れましょう。
本やニュース、友達、SNS、ブログ、あらゆる媒体を利用して情報に触れてください。
情報のインプットを続け知識が増えていくと、あなたが今過ごしている世界を違う角度で見ることができます。
情報を摂取することで、視野が広がるのです。
それに、本やブログなどで情報を発信している人は、目標に向かって日々努力を続けている人や目標を達成したすごい人物ばかりです。
目標を探している、あなたの良い参考となるでしょう。
とりあえずやってみる
目標が見つからないないなら「とりあえずやってみる」精神が大切です。
大して興味ない事柄でも、否定せずチャレンジしてみるのです。
やってみなければ、それが自分に向いていることか、やりたいことなのか判断できません。
やってみてはじめて楽しさに気づくこともたくさんあります。
「めんどくさそう、面白くなさそう」とやる前から判断しないで、積極的に行動することを心がけましょう。
本能に訴えてもOK
やりたいことが見つからないなら本能に訴えてみるのは、いかがでしょう。
人間には誰しも備えている根源的な欲求がありますから、それを利用するのです。
例えば、ほとんどの学生が大学では恋人を作りたいと思っています。
恋人を作るため・異性にモテるための努力であれば、モチベーションを持続できそうですよね。
また、美味しいものを食べたいとの感情もほとんどの人が持っています。
美味しいものを購入し食べるにはお金が必要です。
美味しいものを調達するためなら、頑張ってお金を稼ぐモチベーションを維持できるでしょう。
「動機が不純ではないか」と感じるかもしれませんが、動機は何でも構わないのですよ。
どんな理由でも、目標達成するために努力を続けるのは素晴らしいことです。
目標を持った方がいい理由
大学生活では目標を持つべきだと口を酸っぱくして言ってきましたが、なぜ目標を持つべきなのでしょうか?
それは何のために目標を持つことで理想の自分に近づけるからです。
目標の影には、なりたい理想の自分像が存在します。
その理想の姿を実現するために目標があるわけです。
例えば、海外留学で語学力を身につけたいという目標があるとしましょう。
この目標の背景を突き詰めると、将来グローバル人材として英語力を活かして活躍したいとの理想像が見えてきます。
なりたい自分の姿が明確になれば、どのようにアプローチすれば良いのか把握可能なので、目標を立てやすくなります。
大学生活を楽しむための目標の立て方ポイント
大学生活を充実させるためには漠然と毎日を過ごすことは許されません。
自身の大学生活を楽しむためにはなにか目的やゴールを持つといいです。
ここではやりがいのある目標を立てる際のポイントについてお話します。
自分なりの目標を立てるための参考にしてみてください。
結果が明確にわかるものが良い
目標を立てるためには結果が明確に出るものがいいです。
結果が明確にわかるというのは例えば、資格の合否や、数字で結果が出るテストなどのことを指します。
目標貯金額を設定したり、目標体重を設定したり、数字で表せるものだと目標達成が明確になります。
目標設定があやふやだと、自分自身のゴールの軸が不明瞭です。
目標は具体的に、明確に考えることを意識してください。
無理なく継続できるものを選ぶ
大学生は勉強やアルバイト、就活など、同時にこなさなくてはいけないことがたくさんあります。
自分のスケジュールに無理なく組み込めるものを選びましょう。
継続性がある目標かどうかはとても大切です。
1週間に1回でもいいので、現実的に無理なく続けられるようなことを考えてみてください。
立派な目標を立てるよりも、それが継続できるかどうかのほうが大切なのです。
定期的に続けられることでないと、そのうち目標を立てていたことを忘れてしまいます。
それでは本末転倒ですから、自分の予定を鑑みて、無理のないことを目標にしましょう。
簡単すぎる・難しすぎるのはNG
次に目標の難易度設定です。
目標が簡単すぎると目標を達成しても達成感を感じられません。
また、すぐ達成できてしまうでしょう。
かといって難しすぎることを目標にすると、変化が見えづらいです。
そのため、惰性で継続することになって自身の成長にもつながりません。
自分の現状を理解して、「頑張ったら手が届くけど現時点では達成できない」ような程よい難易度のものを目標として設定してください。
期間を明確に設定
目標を達成したい期間を明確にしましょう。
目標を設定した際に、ある程度目安で制限期間を設けないと惰性で怠けてしまうかもしれません。
例えば、ダイエットする場合は、「いつまでに何キロやせる」という目標を立てられるのっが理想です。
「いつまでに」というのがないと、どんどん長引いてしまう上目標達成に向けて努力している感覚がつかめません。
資格取得を目標とする場合は資格試験実施日が勉強可能期間ですね。
このように、明確な期間がセ邸されていると日付が近づくにつれ焦りが生じます。
意識して目標達成まで行動を継続するために期間を設けるようにしてください。
自分の役に立つことを考える
目標は自分の役に立つかどうかもきちんと加味して考えましょう。
その目標を達成すると自分にどのようなメリットがあるのか考えるとモチベーションをキープできます。
反対に、目標を達成しても自分にメリットがないとやりがいを感じられません。
目標を達成して自分にメリットがあることを選びましょう。
大学生活の目標の具体例
大学生活の目標の具体例をいくつか紹介します。
どうしてもやりたい事が見つからない人は参考にしてみてください。
語学力を身につける
昨今、グローバル化が急速に進展しています。
今までは国内のみで事業を展開していた企業も、海外に拠点を持つようビジネスモデルが変化してきました。
こうした国際化社会においては、母国語のみならず多様な言語を使えるスキルを持った人材が求められています。
つまり、学生時代に語学力を身に着けておくと、就活で大きく有利に働くのです。
語学力を身につけて具体的な方法としては、英会話がおすすめです。
翻訳機能が発達してきたとはいえ、英会話ができる人材はまだまだ貴重です。
英会話ができると就活に役立つだけでなく、自分に自信が持てます。
また、現地の人とコミュニケーションが取れるので海外旅行も楽しくなるでしょう。
ネットビジネスを成功させる
ネットビジネスを成功させれば、時間や場所にとらわれない新しい働き方を実現できます。
在宅で働けることも多く、職場の人間関係に煩わされることもなくなるでしょう。
しかし、現状、ネットビジネスを怪しいと考えている人は多いです。
「1日 30分作業するだけで、月100万円稼げる」というような、大袈裟なキャッチコピーが大きな要因でしょう。
また、異業種交流会などで、商材を売りつけたり勧誘したりといかがわしい活動をするイメージもありますよね。
確かに、人を騙すことを目的とする悪い奴らが一定数いるのは事実です。
ただ、真面目に活動している人も少なくないため、あまり神経質にならないでください。
ネットビジネスの種類は、大きく物販と情報関係の2つに分かれます。
物販とは、仕入れた商品をネット上で販売する仕事です。
一方、情報ビジネスとは基本的にメディアを育てるビジネスを指し、例えばブログやTwitter、YouTube、などがあります。
ネットビジネスは稼げないとも言われていますが、稼げる稼げないは人によりけりです。
会社の援助が無い分、個人のスキルや才覚が多分に影響してきます。
資格を取得する
夢を実現するために、資格取得の勉強に励むのもおすすめ。医師や弁護士などその仕事を行うために、資格が必要な職種は数多くあります。
専門的知識を生かし人々の悩みを解決する仕事にやりがいを感じる人も多いです。
大学生の時間があるうちに勉強し知識を身につけておくと、その後の人生の選択肢が広がります。
資格を取得してその道で専門家として活躍するのもいいですし、また別の道を模索することも可能です。
「実務経験がないと資格なんて意味はないよ」という方もいますが、そんなことはありません。
知っているか知っていないかというだけでかなり大きな違いがあるので、資格勉強をし様々な知識を習得しましょう。
趣味を極める
趣味を極めるのも良い過ごし方の一つ。趣味を極めた結果、その道のプロとして将来活躍できるというケースもあります。
絵を描くのが好きで暇を見つけて書き続けていたことで漫画家になれたり、ものづくりが好きで陶芸にチャレンジしてみたら楽しくてそのまま陶芸家になったり、思わぬところからやりたいことが見つかる可能性もあります。
また、仕事に繋がらなくても趣味を極める意義はあります。
夢中になれる趣味があれば、人生が充実する可能性が高いです。
仕事に疲れた際のストレス解消にもなりますし、趣味を利用し他の人との交流も開始できます。
語学留学
語学留学すると語学力が身につくのはもちろん、視野が広がる効果も期待できます。
現地の人と密に接し生活を共にすることで、異質な文化に対する理解が芽生えるでしょう。
語学留学を通じて、外国の友達ができることもあります。
語学留学に限らず、大学生活では一度は海外に行くことをおすすめします。
ボランティアでも旅行でも良いので、国外に飛び出てください。
「 世界にはこんなところがあるんだ・こんな考え方があるんだ」と、きっとあなたの人生に良い効果をもたらすでしょう。
大学生活でやっておいたほうがよいこと
最後に目標と言えないまでも、大学生活でやっておいた方が良いことを紹介します。
下記に紹介する事項にとどまらず、基本的にいろいろなことにチャレンジして欲しいです。
勉強の習慣をみにつける
学生のうちに勉強の習慣をつけましょう。
社会人になると仕事で時間が取れず、勉強の時間が取れなくなりがちです。
学生のうちに勉強の習慣を身につけておけば、社会人になっても自然と勉強を続けることができます。
大人になっても知らないことはたくさんあります。
知らないこと自体は悪いことではありませんが、知らないことををなくす努力は続けていく必要があります。
朝活や夜活など、時間を決めて勉強する癖をつけると続きやすいです。
規則正しい生活習慣
規則正しい生活習慣も学生のうちに身につけておきましょう。
大学生活では飲み会やアルバイトなど生活習慣が乱れがちです。
生活習慣の乱れると健康に悪影響を及ぼしますし、日中のパフォーマンスも落ちてきます。
朝は7時には起きて、夜は日付が変わる前に寝るのがおすすめです。
また、食事は1日三食きちんと取り、栄養バランスも考えたメニューを摂取できると良いでしょう。
朝起きたら日差しを浴び、適度な運動を取り入れることも、良い生活習慣を続けるために重要です。
アルバイト・サークル
アルバイトやサークルに所属し、組織の中での人間関係はどういうものか経験しておくことは重要です。
勉強は一人でもできますが、社会に出ると組織の中でうまくやっていく必要があります。
円滑に周囲の人と人間関係を構築していかねばならないのです。
また、サークルの先輩や同期、アルバイト仲間などと仲良くなり、人間関係を充実させることもできます。
大学生活を精一杯楽しむためにもアルバイトやサークルに取り組んだ方が良いでしょう。
インターン
時間があるなら、インターンに参加しましょう。
インターンではアルバイトと比べて責任が重く、社員と同様の業務を任せられます。
そのため、社会人になった時の良い予行練習になります。
3ヶ月以上勤務する長期インターンでは、アルバイトに比べ給料が高いケースもほとんどなので、お金を稼ぐ意味でも適しています。
基本的なビジネスマナーやコミュニケーション力が身につきスキルアップにもつながるので、ぜひチャレンジしてほしいです。
まとめ
大学生における目標の立て方や具体的な目標内容について解説してきました。
どのような目標を立てるかは個人の自由ですが、目標を立てるのは全ての学生が行うべきだといえます。
目標を立てると大学生活が充実する可能性が高いからです。
たっぷりある時間を無駄にしないよう、目標を立てそれに向かって突き進みましょう。