【例文付き】豊田通商の内定者はどんな志望動機を書いた?アピールポイントから傾向を伝授

はじめに

トヨタグループの1社でありながら、広くビジネスを展開している若き商社が豊田通商です。

もともとはトヨタ自動車グループに原料や設備などを調達する物流サポート部隊として会社がスタートしましたが、その後海外の自動車販売を積極的に進め、専門商社として成長を遂げました。

2006年にトーメンと合併したことで総合商社となり、現在はネットワーク約120か国、約1,000社のグループ会社を有するオンリーワン企業となっています。

世界の最適な価値を追求し、徹底した現場主義姿勢を守る豊田通商に響く志望動機とは、どんなものでしょうか。

豊田通商の仕事内容

豊田通商は冒頭でも述べたとおり、トヨタ自動車グループの原料や設備などを調達する事業から海外の自動車販売網を確立し、専門商社を経て現在総合商社となりました。

総合商社ですので、あらゆる商材をあらゆる場所から調達し販売する卸売業、事業投資などが仕事の軸となります。

新卒採用枠が設けられているのは国内外の全地域における営業やコーポレート業務などですので、採用されればそうした仕事がメインとなるでしょう。

ただやはり自動車事業の取引において強みがありますし、アフリカの自動車事業においては大きな影響力を持っていますので、同社で働くなら、グローバルネットワークを活かした仕事が望めるでしょう。

ビジネスモデル

総合商社は、卸売と投資により利益を獲得するビジネスモデルです。

その中でも豊田通商はトレーディングが元となるため、国内外の取引においてグローバルな物流網や情報を駆使し、顧客のニーズに合わせた商品やサービスを提供することで手数料を得る事業を行っています。

自動車関連の専門商社を脱却してから日本の五大総合商社を追う形で事業を展開していますが、2016年5月に豊田通商グループが掲げる次の10年間の方向性を示すガイドラインとして、「唯一無二、最適な存在」というビジョンを掲げています。

2018年4月に社長・CEOに就任された貸谷 伊知郎氏は、同社の主な事業領域であるモビリティ分野を含め、AIやIoTなどテクノロジー化が急速に進む社会に適合した新たなビジネスモデルに結びつけていくとしています。

他社との違い

豊田通商は再生可能エネルギー事業や穀物インフラ事業など幅広く事業を展開しているものの、やはり自動車関連事業に強みを持つのが他社との大きな違いです。

そして先ほど少し触れましたが、アフリカ事業において他の総合商社と一線を画すのがポイントでしょう。

アフリカ全土54か国をカバーするネットワークを築いているのは同社だけですし、アフリカ市場への影響力や事業力の点から見れば他の総合商社をしのぐことは歴然です。

売上規模で見れば総合商社の中では後れを取るように見えますが、こうした唯一無二の戦略により、純利益は上位にランクインする点も注目できます。

まさに「Be the Right ONE」を目指す同社らしい特徴です。

豊田通商の求める人物像

豊田通商は、「変化に挑み、ともに未来を切り拓いていける人」を求める人物像としています。

同社の幅広いフィールドで、周囲を巻き込みながら主体性を持って物事に取り組める人、常に挑戦し続けるチャレンジ精神旺盛な人が求められています。

また豊田通商は人材育成にも力を入れていますが、そこでは「商魂」「現地 現物 現実」「チームパワー」がキーワードとされている点にも注目できます。

「豊田通商グループウェイ」を実践できる人材を育成するため教育研修を展開していますので、そうした資質を持つ人もマッチするでしょう。

キャリア採用では「最後までやり抜く意地と、強い意志を持つ人材」が求められていますので、そちらも頭に入れておきたいところです。

市場が広いですから、グローバルに活躍できる人、事業創造のできる人、グローバルトップと渡り合える経営マインドを持つ人も需要の高い人材です。

豊田通商の志望動機を書く際のポイント

志望動機では、あなたの意欲や自信、アピールしたいことを盛り込むことがポイントです。

伝えたいことは山ほどあるかもしれませんが、要点を簡潔にわかりやすく伝えるためには、ビジネス文書の構成を守ることが先決です。

ここではビジネスで使えるフレームワークをもとに、効果的な志望動機の書き方を解説します。

結論を最初に伝える

志望動機を書く際には、最初の1文で結論を述べるのが一般的です。

膨大な数の書類に目を通す採用担当者は、端的に要点が書かれていない文章では、そもそも最後まで目を通す気にもなれません。

質問に対する答えを最初に書くのは、志望動機に限らずすべての質問事項に共通するものだと認識しましょう。

面接での受け答えでも同様ですので、このフレームワークには慣れておいたほうが得策です。

結論がわかったうえで続きを読むと、読み手がより内容を理解しやすくなり、その人の印象が意識に残りやすくなります。

今までの経験と志望動機をマッチさせる

結論に続いて自分の経験を述べ、志望動機へと結びつけるのが次の段階です。

なぜ冒頭の結論が導き出されたか、読み手が納得できるエピソードや体験があれば、書いてあることに説得力を与えることが可能です。

採用担当者がなるほどと思えれば、ぜひ会って話を聞いてみたくなる応募者となれるでしょう。

入社後、どんな仕事をして何を企業に提供できるかを書く

結びは豊田通商でどのように働きたいか、豊田通商で何を成し遂げたいかなどを書き、貢献度を示します。

豊田通商は世界が求める価値観に応えることを目指していますので、その一端を担うことを表明するとよいでしょう。

活躍する姿を採用担当者がイメージできれば、志望動機は成功です。

豊田通商の志望動機で何をアピールすればいい?

豊田通商のどこに魅力を感じたか、それはその人一人ひとりが感じたままを述べるのが一番です。

まずは自分の動機をしっかり見つめ直してみることが大切であり、そのときに何をモチベーションに感じているかを掘り下げる必要があります。

同社の人事部リーダーの発言によると、必要としているのは「豊商らしさ」を持つ学生だと言います。

「単に大きい仕事をしたいということではなく、何のために仕事をするか理解し、モチベーションを保てる学生に来てほしい」ということですから、表面的な志望動機では通らないでしょう。

また、同社は質実剛健の「ものづくり商社」と言われていますから、「作業着を着た商社パーソン」であることを意識しましょう。

現場に立ち、相手に寄り添って尽力できる価値観に共感できることが重要です。

人・社風

豊田通商には明るく元気な社員が多いと言われます。

トヨタグループというイメージが先行し、レベルが高く厳しい環境だろう、純粋培養な社員が多そうだとイメージする人は少なくありませんが、実際には非常に多種多様な人々が集い、活躍できる環境があります。

同社の新卒採用サイトにもさまざまな国や地域の社員インタビューがたくさん掲載されていますので、一度目を通しておくとよいでしょう。

若手に仕事を任せ、しっかり育てていく風土があり、近年では30代前半でもマネジメント職に就ける制度への改定も実施されています。

これだけ大きな企業の中で、若手が経営数字に責任を持ち、早期に大きく成長できる環境が実際にあるというのは特筆できる点でしょう。

また複数の本部で経験を積むことができる「チャレンジローテーション制度」があり、一度配属されたら延々その事業領域に縛られるということもなく、経験や人脈づくりを通して強みを活かせる事業分野へ進出することも可能です。

経営理念への共感

豊田通商のグループ経営理念は「人・社会・地球との共存共栄を図り、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指す。」というものです。

また、行動指針では、社会的責任の遂行や地球環境の保全、創造性の発揮や付加価値の提供などにも触れられています。

こうした理念からわかることは、同社が創造性を持って社会的貢献を果たす使命感を持っていることです。

豊田通商の一員として活躍したいなら、こうした事業開拓のために尽力し、企業だけでなく社会全体のために働く意志が必要でしょう。

また、創造性の面ではやはり新しいことにチャレンジする意欲も必要です。

こうした想いをあくまでロジカルにわかりやすく伝えることで、経営理念に共感したうえでのアピールができるでしょう。

商社の枠にとらわれない事業展開

豊田通商は総合商社でありながら、従来の枠にとらわれない事業展開を行っています。

その成り立ちからしても、ものづくりの技術をよく理解した総合商社であり、日本の技術発展を担う使命と役割を強く感じている企業と言えます。

やはり軸足は自動車関連事業にありますが、そのモビリティの世界でも100年に1度と言われる大きな産業構造の転換期を迎えており、同社もネクストモビリティ分野に注力し、社内を横断する推進部も設置しています。

これは自動運転技術からIoT化、素材革命などを視野に入れた多様のプロジェクトですが、こうした専門特化した動きも他の総合商社ではあまり見られないことでしょう。

トヨタグループの1社として「世界最先端のものづくりを支える」という意思が強いのが同社の事業の軸にあります。

こうした点に注目して志望動機を練るのであれば、いわゆる「商社」ではなくあくまで「豊田通商」で働きたいという意思をアピールすることが何より大切なポイントと言えるでしょう。

豊田通商の志望動機の例文

それでは豊田通商の志望動機の例文を紹介します。

「誰のために、何のためにそのプロジェクトをするのか」にフォーカスできる人を求める同社ですので、その点を頭に置いて自分なりの意思をまとめてください。

"私が貴社を志望したのは、日本の優れたものづくり技術や製品を世界へ届けたいと考えたからです。

私の実家は金属プレスの加工場を営んでいましたが、震災後に物流構築など経営面で立ち行かなくなり、残念ながら倒産という結果になりました。

技術があっても発信できなければすべて無に帰してしまうことに悔しさを感じ、いつか自分の力で日本の技術を世界のニーズにつないでやるという強い意志が生まれました。

貴社はものづくりを知る総合商社であり、日本の技術を世界に発信するネットワークを構築されています。

御社の一員として世界が本当に必要とする価値創造に携わりながら、自分が夢とする技術発信の実現も目指したいと考えます。"

"私は、世界へ向けて新たな価値を創造することで、あらゆる人と社会を豊かにする仕事をするため、御社を志望しました。

就職にあたりやりたいことを突き詰めた結果、自分は世界のエンドユーザーの喜ぶ顔が見える仕事をしたいという強い思いにたどり着きました。

御社は現場に強みのある商社であり、若手にも裁量を与える企業風土をお持ちです。

とくに御社のアフリカでの取り組みには強い魅力を感じており、現地への自動車生産支援事業など自動車バリューチェーンの拡大に携わりたいと考えております。

モビリティ分野に大きな変革が訪れている今、御社のグローバルな発展に貢献できる社員として活躍したいです。"

"私が御社への入社を志望したのは、事業に無限の可能性を感じることと、人を大切にする「現地 現物 現実」の考えに強く共感したことが理由です。

商社を志したのは、人がすべてと言われる業界で自分の持ち得る力を存分に発揮して働きたいと考えたからです。

たくさんの説明会やセミナーに参加してきた中で、御社の企業理念や行動指針、社員の方々の考え方などに強い魅力を感じ、心から素直に「ここで働きたい」と感じました。

世界の現場で活躍するには「商魂」と「主体性」が必須と考えますが、商社の仕事は決して独りでは成し得ないと考えます。

大学時代はラグビー部で3年間フランカーというポジションを務めましたが、フランカーが攻守両面で身体を張れるのは、何よりチームを信じているからです。

御社のグローバルな最前線で身体を張り、バックを支えてくれる仲間を信じて事業推進の一端を担いたいと考えています。"

まとめ

豊田通商は、トヨタグループの1社として幅広く事業展開する総合商社です。

自動車関連事業に軸足があるものの、近年はグローバル展開に力を入れており、世界で唯一無二の商社となるべくチャレンジしている過渡期と言えます。

「ものづくりを知る商社」「作業着を着た商社パーソン」という言葉があるように、質実剛健な仕事に打ち込めるのが同社に向く人材です。

ぜひ自分の中から「豊通らしさ」の資質を見つけて、それをアピールしてください。

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