【例文付き】ぐるなびの内定者はどんな志望動機を書いた?アピールポイントから傾向を伝授

はじめに

飲食店の口コミサイトの中でも代表的なものの1つが、ぐるなびです。

そのぐるなびをはじめ、結婚式場などの検索サービスであるぐるなびWeddingや、スキー場検索サービスであるSURF & SNOWを運営している株式会社ぐるなびは、有名IT企業ということで、人気の就職先の1つです。

そのようなぐるなびの内定を勝ち取るためには、どのような志望動機を書けばよいのでしょうか。

実際の文章例も交えて、見ていきましょう。

ぐるなびの仕事内容

ぐるなびは、ネット黎明期の1996年にサービスとしてのぐるなびを開始したことにはじまる、老舗飲食店ポータルサイトです。

当時はまだ目新しかった口コミを導入することにより、利用者の声のわかるポータルサイトとして普及し、現在でも国内の飲食店ポータルサイトの中で有数の大手として知られています。

このぐるなびを中心に、周辺事業として、結婚式場などを検索できるぐるなびWeddingやスキー場を検索できるSURF & SNOWなど、ぐるなびが培ってきた情報収集能力を活用した検索サービスも運営していることが、ぐるなびの特徴です。

ビジネスモデル

ぐるなびのビジネスモデルは、全国約5万6千の、有料の加盟店舗から掲載料を取ることによって成り立っています。

このため、飲食店から得た情報を消費者に提供するというサービス形態ですが、消費者は完全に無料でサービスを利用することが可能です。

有料加盟店舗は、ぐるなびのサービスを通じて販促・PRを行ってもらえるため、無料加盟店舗に比べて相対的に有利になるという利点があります。

他社との違い

ぐるなびの最大の特徴は、業界最古参クラスのサービスであることでしょう。

インターネット黎明期から続いているため、蓄積されている経験や知識は類似のほかのサービスよりも膨大なものとなっており、それを活かして事業展開していることが、大きな強みになっていると言えます。

ぐるなびの求める人物像

では、IT業界では老舗に入るぐるなびは、今後の発展に向けてどのような人物を求めているのでしょうか。

ぐるなびが求めているのは、外食産業、とくに日本の外食産業の発展に貢献し、日本の「食」の魅力を世界に広めたいと考えている人物です。

そして、そのような人物に期待される素養として、採用ページでは4つの柱を掲げています。

1つ目は、ぐるなびの理念への共感です。

ぐるなびでは、企業理念にまず共感してくれる人物こそが、その理念に沿って実績を重ねてくれるだろうと見込んでいます。

理念への共感は意欲を産み、意欲は自信と企業の成長を生み出すからです。

2つ目は、自ら主体的に行動できることです。

ぐるなびでは、実績を上げられるのは、上司からの指示を待っている人間ではなく、自ら考え、行動を起こせる人間だと考えています。

このため、行動意欲が高いかが、志望動機においても見られるポイントの1つとなります。

3つ目は、日々の事象を素直に受け止め、学べることです。

意欲を成長に結びつけるためには、学習する姿勢を持っていることが大切になります。

学習できる人間は、まずは身の回りで起こっていることを偏見を持たずに見られます。

このため、素直に物事を受け止め、そこから学べる人材こそが実績を上げられると、ぐるなびは考えているのです。

そして最後は、自分や周囲に起こる変化を楽しめることです。

IT革命以降の世界は、検索エンジンやオンラインショップやSNSなど、新たなサービスが次々と生まれ、今なお激変の渦中にあります。

また、ぐるなび社内に限っても、周囲にいるのは成長意欲のある人間ばかりですから、その人たちも変化していきます。

それを受け、また自分自身の成長による変化も楽しめる人材こそが、変動の激しい時代を生き抜いていけると、ぐるなびは考えているのです。

ぐるなびの志望動機を書く際のポイント

以上を踏まえて、ぐるなびに志望動機を提出する際の、文章構成上のポイントを見ていきましょう。

結論を最初に伝える

素直で主体的な人間は、意思決定を明確に示せます。

あなたがそのような人材であることをぐるなびに明示するために、コアとなる理由や結論は、冒頭に示すようにしましょう。

結論を最初に明示することは、限られた時間の中で書類を確認しないといけない採用担当に対する配慮でもあり、また入社後も基本となるビジネス上のコミュニケーションスキルでもありますので、先を見据えた訓練だと考えるとやる気も出ることでしょう。

今までの経験と志望動機をマッチさせる

志望動機を書いたら、それを支える人生経験を盛り込みましょう。

志望動機は往々にして抽象性が高く、どうしても似たようなものになりがちです。

そこで、一人ひとりの適性を詳しく調べるためには、その背後にある経験を調べる必要が生じます。

社会全体を見据えた理由を持つのはよいですが、あなた個人がどのような人なのか伝わるように、志望動機に合致した経験は必ず盛り込みましょう。

入社後、どんな仕事をして何を企業に提供できるかを書く

似たような志望動機で、人生経験も似たような人材である場合、最終的には具体的な貢献計画を見ることとなります。

そこで、志望動機の最後は、どのような働き方をして、それによって企業に何を提供するつもりなのかを、できるだけ具体的に書きましょう。

具体性があればあるほど、ただの理念レベルでの共感を越えて、会社を理解した上で志望しているという印象を形作ることができます。

ぐるなびの志望動機で何をアピールすればいい?

文章構成におけるポイントは、ある程度まで他の企業への志望動機にも適用できるものであるため、他の就活生も多かれ少なかれ実践する可能性が高いと考えられます。

そのため、彼らとの差別化を図るにあたっては、内容面がぐるなびに即したものであることも重要です。

ここでは、ぐるなびに特化した志望動機のアピールポイントを見ていきましょう。

人・社風

あなたがぐるなびに合った人材であることを主張するためには、あなたがぐるなびの社風や求める人物像に沿った人材であることを、根拠を持って説明する必要があります。

ぐるなびの採用ページでは、求める人物像が明示されているほか、社員も紹介されていますので、その内容を踏まえ、あなたがぐるなびにマッチした人材であることと会社理解の2つの点を同時に示しましょう。

経営理念への共感

ぐるなびでは、4つの柱で構成された求める人物像の1つ目として経営理念への共感を掲げています。

知識として会社を理解しているだけの人物よりも、実際に会社の経営理念に共感している人物の方が、ぐるなびの求めている人材に合致しているのです。

そのことを踏まえ、ぐるなびの経営理念にどれほど共感しているか、ハッキリ伝わる内容を考えるようにしましょう。

そのために、ぐるなびが何のために外食ポータルサイトや関連事業を展開しているのか、ぐるなびの掲載店舗などの実例を見ながら考えてみることをオススメします。

ぐるなびの志望動機の例文

以上の文章構成と内容におけるポイントを踏まえ、ぐるなびへの志望動機の例文を3つ見ていきましょう。

"私がぐるなびを志望するのは、ぐるなびを通じて日本食の魅力を国内外に広めたいと考えるからです。

私の実家は神戸にある寿司屋で、阪神淡路大震災の際に大きな被害を受け、一時期は閉店寸前まで追い込まれました。

しかし、間もなくぐるなびのサービスが開始され、地元の住民から評価の高いコメントなどをいただいた結果、県外からもお客様がいらっしゃるようになり、2000年までには、かつての2倍まで売り上げを伸ばせました。

その後売り上げはさらに伸び、現在では第二店舗の開店を検討できるほどにまで成長しています。

そのような実家で育った以上、今の私があるのもぐるなびが初期のネットの力を存分に活用してくれたおかげです。

ぐるなびに入社した際には、学生時代に研究していたアナリティクスの知識を活かし、さらに効果的に飲食店をPRできるようにサービスを改良することによって、ぐるなびを日本の食文化の発展に今まで以上に貢献できる会社へと進化させてまいります。"

この例では、ぐるなびで知名度を向上させたことによって経営再建した店舗で育ったことを伝え、恩があるから入社したいという形式に落とし込んでいます。

恩返しは非常に強い志望動機であり、恩を感じればこそ理念への共感度なども高いことが見込まれますので、説得力の高い志望動機だと言えるでしょう。

ただ意欲を伝えるにとどめず、研究成果を活かす意向を盛り込んでいることも、ワンポイントです。

"私がぐるなびを志望するのは、日本の食文化を守り育てるためにITを駆使する貴社の姿勢に強く共感したからです。

学生時代、私は大学付近の飲食店でアルバイトをしていました。

辺り一帯は昔ながらの学生街で、私が働いていたお店も、戦前から続く老舗の1つでした。

しかし、近年の学生は倹約志向が高まっているため、学生街全体が衰退傾向にあり、私のアルバイト先もそのご多分に漏れず、売り上げはここ5年程漸減傾向でした。

大学で経営学を学んでいた私は、店主の方からその話を聞き、このままではまずいと考え、顧客層の分析を行いました。

その結果、私は現在の主なお客様は、学生ではなく付近の住宅街に住むサラリーマンであることを発見しました。

そうであるならば、いっそのこと学生にPRするのではなく、サラリーマン向けの食品にウェイトを置いたサービス展開をした方がよいのではないかと考えた私は、早速そのことを店主の方に伝え、新メニューを開発するとともに、ぐるなびでもPRを打ったのでした。

ぐるなびの戦略的なPRは功を奏し、今では昔大学に在籍していた方々が同窓会を開く際にもしばしば使われるようになり、お店の売り上げは過去最高を更新するに至りました。

このように、ぐるなびには、日本の飲食店を実際に救った実績があります。

私は、貴社に入社し、外食産業に積極的に経営プランを提示することによって、個々の店舗を成長させ、産業全体が世界に飛び出すだけの力を蓄えるのを支えてまいります。"

この例では、ぐるなびを利用しつつも、学生自身の力で飲食店の経営立て直しを行ったという話が盛り込まれているのが特徴です。

大学で学んだことを活かして経営再建策を積極的に提案する姿勢からは、主体性もうかがわれ、またその経験があるからこそ、ぐるなびの理念への共感も上滑りではない印象を与えられるという強みもあります。

"私がぐるなびを志望する理由は、貴社がただのポータルサイトにとどまらず、飲食店の進出できる産業領域を積極的に提案してサービス運営を行っていることに共感したからです。

食の形態は多様化しており、Uber eatsのようなデリバリーサービスも発達しつつある今、中食など、従来型の外食の提供を越えて食を提供するチャンスが、外食産業全体にあふれています。

私は大学時代、物流の研究をしていました。

その研究データによると、今後中食などの需要はさらに高まり、時代にあった食の提供ができる企業こそが生き残っていくと想像されます。

ぐるなびには、そのような時代にあった食の提供に向けて、加盟店舗の多角化を支援するサービスが存在すると知った私は、ぐるなびに入ることによって、さらに多くの飲食店が激動の時代を生き抜いていくのを支えたいと考えました。

貴社に入社したら、大学での研究成果を活かし、各店舗に合った運営多角化のプランを提示することによって、貴社と日本の食文化全体を発展させていく所存です。"

この例では、ぐるなびが日本の食文化を広めるために何をしているかに具体的に触れ、その分野で大学の研究内容を活かす意向を示しています。

ぐるなびの活用によって救われた飲食店の事例に比べると、体験の要素が薄めですが、その部分を社会理解や会社理解によって補う、バランスの取れた構成だと言えるでしょう。

まとめ

ぐるなびでは、求める人物像が採用ページに明確に示されていますから、それに沿って志望動機を書き、体験を盛り込むことでアピールしていきましょう。

盛り込むエピソードは、必ずしも成功体験である必要はありません。

たとえ失敗したとしても、学んだこととその活かし方を詳しく書くことによって、素直で学習意欲の高い人物だという印象を与えられる可能性は十分にあるからです。

どのようなエピソードを盛り込むとしても、求める人物像に合致した落としどころを見いだせるかが重要ですので、そのことを念頭に置いて志望動機を書きましょう。

大手企業は学生のナニを重要視してる?
専属のエージェントが就活を徹底サポート​!​

就活市場エージェント限定!
特別選考ルート、選考パス多数​

60秒かんたん登録でライバルに差をつけよう!

今すぐ登録!

就活市場アカウントをお持ちの方はこちら »

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ