NTTの面接対策はなにをすればいい?出題傾向から対策を伝授

はじめに

NTT(日本電信電話)は元国営公社でしたので、知らない人はいないでしょう。

Nippon Telegraph and Telephone Public Corporationを略してNTTと呼称していますが、ご存じのとおり固定電話や移動電話、インターネット事業などを行う企業です。

そのネームバリューだけでも就活生人気トップクラスに入りますが、CMなどで見知っただけのイメージでは事業内容を把握することはできません。

ここではNTTから内定を得るために必要な対策をまとめます。

NTTの特徴

まず、NTTの特徴をまとめておきましょう。

NTTの前身は冒頭でも触れたとおり、日本電信電話公社という国営の組織です。

電話サービス事業は1890年から開始されましたが、公共性の観点から公共企業とすべく、1952年の日本電信電話公社法の成立に基づき、現在のNTTグループの元となる日本電信電話公社の発足に至ります。

当時は政府が任命する経営委員会が運営していましたが、1985年に民営化され、各事業を子会社としてNTTグループが確立することになりました。

1999年からはNTTを持ち株会社とする再編成が行われ、NTT東日本・NTT西日本・NTTコミュニケーションズが設立されています。

 代表はどんな人

NTTグループの代表取締役社長は篠原 弘道氏です。

(2019年11月6日現在)

出身高校は京都府立桂高等学校、長くNTTコミュニケーションズ経営企画部長を務め、座右の書は「西国立志編」、座右の銘はintegrity(誠実)という人物です。

人となりは数々のメディアでの発言や経済雑誌のインタビュー記事などから伺い知れますが、特徴的なのはその仕事論でしょう。

土木工学科出身で電柱やマンホールなどの設備開発から社会人生活がはじまった篠原社長は、前任者がいない多岐にわたる業務に邁進する日々を送っていました。

そこで学んだのは、「まずどれだけ自分が知らないかを認識する」ということ、社長の言葉で言えば「ええ格好をしない」ということです。

反発の起きそうな変革でも、まずは相手の話を聞き、なぜそういう構造になっているかを調べ、データを集めて見える化することからはじめます。

自分が責任を持って誠実に業務に取り組むことで、信頼を得なければうまくいかないというのが篠原社長の仕事論です。

また、一番の財産は「人」であるとして、人を中心に置く考え方をベースにローカル性を尊重するという姿勢も注目できるでしょう。

 どんな事業内容なのか

NTTグループの事業内容は、地域通信事業や長距離・国際通信事業、移動通信事業、データ通信事業などです。

メインとなるのはNTT研究所の研究開発部門で、情報処理やインターネット関連、ソフトウェア開発や通信インフラのサービス開発などを行い、NTTグループ全体を牽引する新技術の創造を事業の主軸としています。

また各子会社の全体経営戦略を立てる立場でもあり、グループ全体の舵取りを行っていると考えればよいでしょう。

主だったグループ会社は、地域通信事業を手がけるNTT東日本・NTT西日本など、長距離・国際通信事業はNTTコミュニケーションズなど、移動通信事業はNTTドコモなどです。

データ通信事業はNTTデータなどがメインで、そのほかにもNTT都市開発が不動産事業を、NTTコムウェアがシステム開発事業などを、NTTファイナンスが金融事業を手がけています。

子会社の中で中心的な存在なのは、地域通信事業を担うNTT東日本とNTT西日本です。

NTTグループの中では2番目に収益を上げている事業であり、国内電気通信事業の大半を担う大企業です。

NTT東日本の管轄は東北・北陸・関東地域、NTT西日本は関西・中国四国・九州地域が事業の中心となります。

固定電話契約数が減少する時代において、新たなビジネスモデルの創出やWi-Fiを通じた光回線の利用拡大など、現在では光・IPサービスを推進しているのが特徴です。

 社風はどうか

NTT研究所の社風は、仲間とともに刺激し合える環境です。

3つの総合研究所とそれを構成する12の研究所から成り、技術領域は非常に多岐にわたります。

これだけ幅広い分野の研究開発を行っているわけですから、働く社員も専門も多種多様であり、それぞれの研究分野や技術も異なります。

それだけにお互いが常に刺激し合い、技術創造するためにコミュニケーションを大切にする風土が根付いているのが特徴です。

これだけ広く技術分野を横断するコミュニケーションが生まれるのは、同社ならではの環境と言えるでしょう。

世界最高水準の技術を研究する人員の中で、仲間と協力し切磋琢磨するシナジー効果が望めます。

NTTの求める人物像

NTT研究所の採用ページには、「世界を変える一人になろう」という言葉が掲載されています。

自らが生み出したアイデアや考え続けたテーマで世界を大きく変えることを、夢ではなく現実にするための場がNTT研究所です。

そのために必要とされる人物は、「豊かな未来の実現のために、自らの想像力と創造力を発揮できる人」です。

NTT研究所が求める人物像は、「知の泉を汲んで研究し実用化により世に恵みを具体的に提供しよう」というNTT研究所の理念に向かって力を発揮できる人材と言えます。

また、採用ページには求める人物像についてのポイントも4点掲載されています。

まず1つめは「論理的に物事を考える力」のある人物、2つめは「視野の広さと柔軟な思考能力」を持つ人物、3つめは「何事にも主体的に取り組む力」を持つ人物、そして4つめが「コミュニケーション力・人を巻き込むバイタリティ」のある人物です。

これらのポイントと自己分析によって得られた自分の強みとをマッチさせて、アピールするのがオススメです。

次にNTT東日本の求める人物像ですが、「"変えること"を楽しみ、情熱と意志を持って行動できる人」がベースとされています。

新しい時代へ世の中を導いていける人物、変えることを楽しみながら情熱と誠意で行動できる人物を求めるとして、以下のような人物像を挙げています。

・自分がやるんだという主体性のある人

・いかなる変化も成長の機会ととらえて楽しめる人

・困難な状況でも粘り強く最後までやりきる人

・夢を実現するための情熱を持ち、仲間と協調(協創)できる人

・常識にとらわれず本質を見極め、新しい価値を創造したい人

・つなぐ想いに共感できる人

これらから理解できるのは、主体的に行動する力があり、前向きで粘り強さのある人物、仲間と協働して新しいことにチャレンジできる人物が浮かび上がってきます。

そしてNTT西日本が求める人物像では、「世の中をリードし、新しいつながりを生み出せる人材。」が挙げられています。

「つながるあたりまえ」を守り続けながら新たなサービスを生み出し、多くの人々に届けることで新しいライフスタイルを創るという使命を担い、強い想いで実現のために協働できる人、チームをリードしていける人材を求めるとしています。

こうして見ると、NTT全体を通じて現在のキーワードとなっているのは「つながり」と「変革」だと言えるでしょう。

孤軍奮闘ではなく仲間と協働できる人、周りを巻き込める人物であり、新しい技術やサービスを生み出す努力ができる人物像が見えてきます。

NTTの選考でよく聞かれる質問例

NTTの選考でよく聞かれる質問は、あらかじめ自分の中で答えを探しておく必要があります。

いかに優秀な人でも、いきなりイレギュラーなことを聞かれたらとまどってしまいますので、ある程度は想定しておいたほうがよいでしょう。

一概に言えませんが、比較的多く聞かれる質問は以下のとおりです。

 学生時代頑張ったこと

いわゆるガクチカですが、これまでに最も力を入れてきたことを聞かれます。

サークル活動やアルバイト、その他自己啓発などですが、それによって得たことや成長したと感じていることを答える必要があります。

専攻やゼミの研究テーマを挙げ、成果を述べるのがよいでしょう。

物理学や数学といった学問も挙げられます。

サークルや部活動などでは目標を達成するための努力やその成果、チームワークなども題材になりますし、アルバイトであれば業績アップや顧客獲得のためのアイデアや実行力を述べられます。

実体験はエピソードを挙げて述べることで説得力が生まれますが、成果は可能な限り客観的な数字で表せるようにしてください。

 NTTで叶えたいこと

NTTに入社して何がしたいのか、どんな分野でどんなことを成し遂げたいのかを具体的に挙げることがポイントです。

また同社がこれから進もうとしている事業に関することであれば、よいアピールになるでしょう。

IoTやスマートシティ、自動運転の実用化や通信の最適化、省電力化などさまざまな社会課題やテーマがありますので、未来につながる革新性を盛り込むのがオススメです。

また、NTT研究所はNTTグループの総合技術を支えるR&D組織ですので、各子会社の役割はしっかり理解した上で臨んだほうがよいでしょう。

より具体性を持って答えることで、志望度の高さを伝えられます。

 あなたはどんな性格か

NTT研究所はグループ各社のサービスを創造する研究開発職ですので、やはり粘り強く結果を出せる性格であるほうが有利です。

当然一人で成し得るものではありませんので、チームで協働できること、周りの人を巻き込んでよい結果を出せる人が好まれますので、独断性や気分屋、飽きやすい性格はマイナスとなります。

主体性を持って行動する人物が求められていますので、一から十まで教えてほしい、言われ仕事だけしていたいという性格もNGです。

自分で目標を定めて進める強さを持ちながら、人の意見にも耳を傾け、切磋琢磨できる性格であれば理想でしょう。

成果を得るまでやめない粘り強さや持続する闘志も歓迎されます。

NTTの面接で回答する際のポイント

NTTの面接では、どのような点に気を付ければよいかまとめておきましょう。

大前提として、企業研究と自己分析をしっかり行い、あらかじめ想定される質問の答えなどもよく考えておくことは重要です。

 求める人物像を把握する

これはテクニックの話になりますが、相手がどんな人物像を好むかは事前に把握しておき、なるべくそちらに沿うように話すことは重要です。

まったく同じ答えをするにしても、相手の目をしっかり見てハキハキと答えるのと、下を向いたままボソボソと答えるのとでは、まったく異なる印象になるのは当然です。

NTTは自分の意思でしっかり行動できる人物、人とよいつながりをできる人物を求めていますので、答えるときには相手の意図をきちんとくみ取り、わかりやすく伝えることが必要です。

相手が話しているときにはしっかりうなずき、丸覚えや丸暗記ではなく、誠意のこもった自分の言葉で伝える意識を持ちましょう。

ただし社長の仕事論にもあるように、「ええ格好しい」にならないよう、自然な受け答えをすることも大切です。

 短く簡潔に結論から話す

相手は質問をしているわけですから、まずその質問に答えることを優先します。

話すときには結論から端的に、相手が聞きたいだろうと思われることを明確に伝えることが大切です。

聞かれていることとポイントがズレた受け答えをしたり、何を言いたいのか要点がつかめないことを話したりするのは大きなミスです。

面接官も時間がない中で膨大な数の学生を相手にしていますので、質問の意図を理解してわかりやすく端的に答えてくれる人はとてもよい印象として記憶に残ります。

 話す内容をあらかじめ書き出して整理する

あらかじめ自分の考えをまとめるときに、頭の中でだけ考えていると、話が矛盾したり言葉遣いがおかしくなったりすることはよくあります。

自己分析を進めている間はじっくり考えてもよいですが、面接で話す内容がある程度固まったら、一度ノートに書き出してみてください。

書いたものをしばらく置いて後で読み直してみると、話のつながりがおかしかったり、論点がズレていたりする場合があります。

また、より心に残る言葉選びができるようになりますので、面倒でも話す内容は一度紙に書き出して整理してみることをオススメします。

ただし、本番でメモを丸暗記したような話し方をするのは避けましょう。

たとえ自分がつづった文章でも暗唱してしまうと心がこもっていない話し方になりますし、説得力が薄くなり面接官に不信感を与えることになります。

書き出した内容はあくまでベースの考え方として、本番では相手の言葉にだけ集中してしっかり受け答えするようにしてください。

まとめ

NTTは日本を代表する通信大手であり、元は国営公社という歴史を持つ大企業です。

多くの子会社を持ちさまざまな事業を展開していますが、本体のNTT研究所はそれら子会社が提供するサービスを実用化まで研究開発する、非常に影響力の大きな仕事をする会社です。

未来につながるビジネスを創出するために、人とつながり革新的な仕事に主体性を持って打ち込める人物が求められていますので、我こそはと思う人は、しっかり準備をして臨んでください。

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