DeNAの面接対策は何をすればいい?出題傾向から対策を伝授

はじめに

以前の記事では、DeNAの志望動機の書き方を紹介しました。

今回は、それを踏まえた上での面接対策について解説します。

DeNAの特徴

まず、DeNAの特徴をおさらいしましょう。

DeNAは、日本のメガベンチャーの一角を占める企業です。

「永久ベンチャー」を掲げ、SHOWROOMの前田裕二氏やAkatsukiの塩田元規氏など、日本を代表する若手起業家を数多く輩出しており、「人材輩出企業」として、近年就活生に人気を集めています。

代表はどのような人

現在の代表取締役は、会長の南場智子氏と社長の守安功氏の2名です。

南場智子氏は津田塾大学卒業後、戦略コンサルティングファームのマッキンゼーに入社し、パートナー(役員)まで上り詰めた敏腕経営者です。

『不格好経営』にあるように、インターネットビジネスに魅力を感じ、退職して起業。

日本を代表する女性起業家として知られています。

また、インタビュー記事を読む限り、かなりチャーミングな性格で、言語表現がうまく、「こと」に向かう、といったDeNAのカルチャーを作っています。

守安功氏は東京大学卒業後、日本オラクルにエンジニアとして入社して1年でDeNAにシステムエンジニアとして転職しました。

その後、モバイル事業部長などを経て取締役となり、2011年に南場智子氏の一時退任を受けて代表取締役に就任しました。

モバゲータウンを含め、今のDeNAの収益事業を生み出した天才的な事業家でもあります。

どんな事業内容なのか

DeNAの現在の収益源は、主にゲームと球団経営の収益に依存しています。

ヘルスケアやオートモーティブ、ソーシャルライブなどの新規事業もありますが、まだ投資フェーズであり、収益の柱とはなっていません。

近年では、Delight Venturesというコーポレートベンチャーキャピタルも創設しており、新規事業の起ち上げに今まで以上に積極的に取り組んでいるようです。

ビジネスモデルとしては、ゲーム事業と球団経営の収益に加えて、モバゲー最盛期時代に築いた膨大なキャッシュを原資に新規事業に投資を行い、新しい収益基盤を作っていくという形になります。

社風はどうか

「永久ベンチャー」を掲げており、風通しがよく、年功序列といった古い企業体質はありません。

実力主義であり、若手でもどんどん難しい仕事を任せていきます。

Mirrativの赤川隼一氏のように、20代で執行役員になるというケースもあるようです。

また、社員の行動基準として、「DeNA Quality」を掲げています。

「こと」に向かう

本質的な価値を提供することに集中する

全力コミット

球の表面積を担うプロフェッショナルとしてチームの目標に向けて全力を尽くす

2ランクアップ

自身の2つ上の視座を意識して 仕事に取り組む

透明性

チームで成果を上げるために、正直でオープンなコミュニケーションを心がける

発言責任

役割に関わらず、しっかりと自分の考えを示す

これらを踏まえても、本質的な事業成果(事業収益とユーザーの喜び)に対して、まっすぐな社風と言えるでしょう。

また、創業メンバーが戦略コンサルティングファームのマッキンゼー出身であることもあり、ロジカルというよりも、徹底的に考え抜く社風でもあります。

ただし、これは左脳思考偏重というわけでもなく、ユーザーの喜びといった右脳思考も求められます。

一方で、完全にスマートかというとそうでもなく、採用要件に「思考の独立性」と並んで「逃げずにやり抜く力」を記載していることもあり、成果を出すために泥くさく取り組んでいくことも求められる会社です。

これらを踏まえて、「知的体育会系」と言われることもあるそうです。

DeNAの求める人物像

DeNAの求める人物像は、新卒採用ページに書いてあります。

「思考の独立性」「逃げずにやり抜く力」という2つの要素を重点的に見ているようです。

「思考の独立性」とは、一般論に流されずに、自分の頭で考え抜く力を指します。

「逃げずにやり抜く力」とは、困難な状況であっても粘り強く頑張り続ける力となります。

なぜこの2つの要素を見ているかというと、「永久ベンチャー」を掲げるとおり、答えのない世界の中で、事業を切り開いていくことが求められるからでしょう。

とくに、新規事業はマーケットが存在しているかも不明瞭で、正解は存在していない状況で、周りから正解を与えてもらわないと気が済まない、いわば自分の頭で考えられない人は価値を発揮できません。

また、新規事業は、予想外の困難や障壁が出てきて当たり前であるために、粘り強く取り組まなければ、自分が出した正解にたどり着く前に、心が折れてしまいます。

言うなれば、思考の独立性をもとに自分で正解を描き、逃げずにやり抜く力を持って、その正解まで組織を導いていく能力が求められます。

DeNAの選考でよく聞かれる質問例

一次面接はグループ面接となり、一人10分弱のインタビューが行われます。

また、最終面接前には、1時間程度の個別面接というものがあるようです。

しっかりと準備をして選考に挑みましょう。

DeNAの志望理由

志望理由を直接問われることはないようですが、「なぜこの会社に入りたいのか」には自分自身で説明できるようにしておきましょう。

また、この際に「成長したいから」は絶対にNGです。

なぜなら成長は手段であり、目的ではありません。

これだけを答えると詰められると考えた方がよいでしょう。

成長を通じて何をしたいのか、とくにDeNAは経営理念(Mission)として「Delight and Impact the World」を掲げています。

「世界に喜びと驚きを与える」という意味ですが、成長を通じて、DeNAという会社で、もしくは将来は別の企業であっても、この理念を成し遂げたいと思う心を持つ人材を求めているようです。

そのために、「DeNAでこういう能力を獲得し、DeNAの◯◯という事業で、DeNAまたはDeNA以外の会社であっても、人々に喜びを提供し続けたいと思っているので、DeNAに入社したい」という論理構成が必要になってきます。

また、Missionへの共感だけでなく、「思考の独立性」や「逃げずにやり抜く力」という環境が好きであることも志望動機になります。

つまり、カルチャーへの共感です。

「一般論が嫌いである」「徹底的にやり抜かないと気が済まない」という性格を強く持っているのならば、エピソードとともにアピールしましょう。

つまり、「理念に共感し、カルチャーとして相性がよく、並々ならぬ努力で成果を上げていく人材が欲しい」といったことを踏まえて、志望動機の文脈などで伝えていきましょう。

入社後どんな仕事をして何を身に着けたいのか

入社後のイメージは固めていきましょう。

なぜならば、そこまで考えてから望まないと適当な意思決定に見られてしまい、適当な意思決定をしている人は、「考え抜いていない」と捉えられても仕方ないからです。

ただし、具体的な仕事ではなくても、具体的な仕事のやり方という説明でもよいと思います。

DeNAの仕事の振り方としては、新卒1年目であっても、作業を依頼されることは少なく、プロジェクト単位で渡されることが多いようです。

たとえば、特定のWebサービスにビジネス職として配属となった場合、ユーザーの継続率の向上をプロジェクトとして与えられたとします。

サービス内イベントの企画からほかの職種を巻き込んだ上での仕様設計や実装確認、結果を踏まえた上でのネクストアクションの設計まで、俯瞰して見る形になるそうです。

この「全体的に俯瞰した仕事ができる」という点が、DeNAの仕事内容としての特徴になります。

「全体的に俯瞰して仕事をすることにより、自分で周りを巻き込んで、ユーザーが喜ぶ事業を作っていく力を身に着けたいこと」を説明する形でもよいと思います。

ただし、ベイスターズに興味があったり、ヘルスケアに興味があったり、取り組みたい事業がある場合には、そこでどういう風に働いて、何を成し遂げたいのかを説明してみましょう。

注意点として、DeNAはゼネラリスト採用であり、「この事業でないと入社しません!」という人材はコストになってしまう可能性があるため、採用されない可能性があります。

どの事業であっても、「ユーザーさんを喜ばせたい」「その能力を身に着けたい」という前提を説明した上で語りましょう。

これまで一番頑張ったこと

「これまでで一番頑張ったこと」は、高い確率で聞かれるようです。

ここで大事なのは、程度感×時間軸の要素です。

程度感は、全国大会1位などの縦軸のすごさを表します。

時間軸は、1年で~といった横軸のすごさを表現します。

2つの軸を合わせると、「最初は初心者だったのですが、◯◯をはじめてたった1年で全国1位になりました」という言葉になります。

採用候補者は数千人といるはずなので、その中で面接官に「すごい!」と思ってもらえないと採用は難しいでしょう。

加えて、「ほかの人が当然のように頑張っていること」は避けた方がいいでしょう。

受験勉強を頑張った、ゼミを頑張った、アルバイトを頑張った。

これは一定程度、ほかの学生も頑張っていることです。

ここのテーマに対して、上記のような程度感×時間軸の突出性があればよいですが、面接官は、このあたりの話は聞き飽きています。

そのために、「通常テーマ×突出した成果あり」または「特別テーマ×一定の成果あり」のどちらかで考えるのが得策だと思います。

特別テーマとしては、極端な例を挙げると、「学生起業」「世界一周」といったスケール感の、他の人がなかなか取り組まなさそうなものになります。

取り組むこと自体に、莫大なエネルギーを必要とするテーマになります。

 DeNAの面接で回答するときのポイント

以下では、DeNAで面接に回答するときのポイントを紹介します。

DeNAに限らず、他の企業の面接でも有用なテクニック/プロセスになりますので、ぜひ参考にしてください。

求める人物像を把握する

採用ページは必ず確認しましょう。

あのページに嘘はないですし、新卒採用担当も真心を込めて作っています。

DeNAが大事にしているのは、「思考の独立性」と「逃げずにやり抜く力」です。

この2つの要素を頭に入れつつ、それを伝えることを意識しましょう。

10分間で人生が決まってしまうことがあるのです。

短く簡潔に結論から話す

どこでも同じですが、端的に答えていきましょう。

とくにグループ面接は10分弱と時間が短いですし、冗長に話せば地頭が悪い可能性があるとして、採用見送りとなる可能性があります。

その上で、嘘をつかないことが大事です。

嘘は速攻で見抜かれますし、嘘をつくという行為自体がインテグリティーの低さを表してしまいます。

面接官は嘘を見抜く達人であるので、優しさで触れてこなかったとしても、気づいていると考えた方がいいです。

また、嘘っぽい場合は、何度も質問をされるので、そこでボロが出た瞬間にアウトとなります。

人に嘘をつかず、前提として、自分の本心に嘘をつかない志望動機を作りましょう。

 話す内容をあらかじめ書き出して整理する

こちらも大切です。

話す内容がおぼつかないと、思考能力が怪しいと思われますし、そもそも、自分の頭や心が整理できていないのであれば、本当にDeNAに入るべきかがわからないからです。

整理して考え抜けば、「自分はDeNAに入るしかない!」という確信度が高まりますし、迷いがなくなります。

そして、迷いは確実に見抜かれますし、迷っている人材は採用を見送られる可能性も高いです。

また、面接官もプロであるので、しっかりとあなたのことを引き出してくれるはずですが、緊張してしまうこともあると思います。

ただし、「しっかりと準備をしてきたこと」は自信になるはずであり、面接時にも堂々とあなたの意見を伝えられるはずです。

まとめ

今回は、DeNAの会社/人物要件を整理した上での、面接での答え方を整理していきました。

これを読めば、「伝えたいことが伝わらなかった」という事故に関しては、防げると思います。

ただし、DeNAに限らず、どこの面接でもそうですが、一番大事なのは自己分析です。

自分は何を望み、どういう人間なのか。

何が好きで、何が嫌いなのか。

これを徹底的に、そして素直に考えることが、就活の本質です。

面接官はだませませんし、何より自分の人生対して誠実であるためには、本心に嘘をついてはいけません。

「世界に喜びと驚きを届けたい」、そして、「思考の独立性」と「逃げずにやり抜く力」というカルチャーが好きだという方は、ぜひDeNAに挑戦してみてください。

逆に言えば、この資質がないのであれば、選考時間がもったいないので、素直に他の企業を受けることをオススメします。

その人には、その人に合う会社があるので、自己分析をした上で、しっかりと選考/面接に挑みましょう。

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