【例文付き】面接で長所をアピールする際の4つのポイント

はじめに

面接では、人間性やスキル面において自社とのミスマッチがないかを見極めるためにも、長所を聞かれることが多いです。

長所を聞く質問は、社会人として自分のことを冷静に分析できているかどうかを知ることにもつながります。

面接で重要となってくる長所アピールについて、探し方や答え方のポイントを解説します。

面接で長所を話す際のポイント

短所よりも長所のほうが話しやすいイメージがあるものの、いざ面接の場になると言いたいことが思うように伝わらないことも少なくはありません。

自分なりにアピールしたい部分がわかっているならば、いかに具体的にわかりやすく面接官に伝えるかを研究しておく必要があります。

すべての質疑応答に関係してくることですが、回答するときには結論から話すことを習慣付けたいものです。

さらに、たくさんアピールしたくても1つに絞って説明することも大切です。

あれもこれもと欲張りすぎるのは逆効果になります。

また説得力を持たせるために、仕事への長所の活かし方についても話すと良いでしょう。

これらを踏まえて、長所のアピールの仕方について事前準備をしておきたいものです。

結論から話す

面接では、1人が話せる時間には限りがあります。

あまりにもマイペースにダラダラ話す就活生は、周りの空気を読めていないと思われてしまう可能性もあるので気を付けなければなりません。

話したいことは要点を押さえて、できるだけ簡潔にまとめることが重要なのです。

そこで心がけたいのが、「結論から話す」という方法です。

長所を聞かれた際にも、どういう点が自分の長所なのかをまずはじめにはっきりと述べるようにします。

「私の長所は、協調性がありチームワークを取るのが得意なところです」という風に最初に結論を話すのです。

要らない前置きを長々としてしまうと時間ももったいないですし、面接官にとってもいったい何を一番言いたいのかがわかりません。

「協調性がある」という点を定かにすることで、そこからどのような説明が始まるのか面接官も興味を抱くことでしょう。

いろいろな面で役に立つ話し方として、「結論から入り、その後に事例や理由付けをしていく」という順序を身につけたいものです。

アピールする長所は1つに絞る

就活生の中には、自分の長所がたくさんあるほど面接に有利だと考える人もいるかもしれません。

確かに、仕事をするにあたって企業側が必要とする人間性やスキルはたくさんあります。

協調性だけでなく、リーダーシップ能力や好奇心の強さ、さらに空気を読める気配り力など求められる能力は言い出すとキリがないはずです。

しかしながら、面接のときにさまざまな長所をアピールしようとするのはあまり良い方法とは言えません。

なぜならまず、たくさんの長所について説明するのは時間的に無理だからです。

さらにあれもこれも話そうとすると話がまとまらず、結局どれも中途半端にしか伝わらないことも多いです。

面接では、自分が思う長所の中でどれか1つに絞って、その1部分についてしっかりと伝えることが重要です。

自分の中で最大の強みをしっかりとアピールすると良いでしょう。

ただし、ここで注意が必要となるのはその強みが会社が求めている能力とリンクしているかどうかです。

自分の強みがたくさん思い浮かぶ人は、その中で企業側が必要としているだろう強みを選ばなければなりません。

チョイスを失敗して、あまり必要とされていない長所についてアピールしてしまわないように気を付けたいものです。

選び方のコツとしては、受ける企業の社風に合っているか、また業務で活用できるスキルや能力であるかどうかを基準にすると良いでしょう。

回答にふさわしい長所を選ぶためにも、企業研究をしておくことが基本です。

なぜそれが長所と言えるのかエピソードを踏まえて話す

自分の長所を結論として言い切った後には、それについてのエピソードを話していきます。

過去の経験をできるだけ具体的に簡潔に述べながら、なぜそれが自分の長所であるのか理由付けをすることが大切です。

ただ単に体験談を話すだけでは、あまり説得力がありません。

エピソードを話す際には、自分の長所が発揮された場面やキッカケ、そしてその出来事を通してどのように感じてどう行動したのかを説明すると良いでしょう。

すべて話すとかなり長くなってしまいがちなので、事前に整理してまとめておくことが必要です。

メモに箇条書きにすることで、エピソード内容も整理ができてまとめやすくなります。

こうした準備も面倒臭がらずにしておきたいものです。

そもそも長所というものは、言葉で表すと非常に曖昧です。

「協調性があります」、「思いやりのある性格です」と言われても、それだけでは面接官はあまりピンと来ないでしょう。

単なる自分自身の思い込みではないかと思われる可能性もあります。

しかしながらしっかりと内容のあるエピソードを話すことで、聞こえが曖昧な長所も一気に説得力が増すのです。

自分の長所がいかに本物であるかどうかを裏付けるためにも、エピソードを話すことが必要不可欠といえるでしょう。

入社後、どのようにその長所が活かせるかを話す

長所を伝えるときのもう一つのポイントとして、その強みを入社後にいかに活かすことができるのかも話すようにします。

結局のところ、せっかくの長所があってもそれが仕事に活きてこなければ意味がなくなってしまいます。

プライベートで役に立っても仕方がないわけで、面接官としては入社して活躍してくれる人材を探しているわけです。

ですので長所を話す際には、エピソードとともに入社後の長所の活かし方についても触れておきたいものです。

「長所を活かして頑張ります」というようなありふれた漠然とした物言いでは気持ちは伝わりません。

仕事への意気込みも感じてもらえるように、具体的にどういう場においてどのようにその強みを活用していくのかを話しましょう。

長所は過去の実績でも良いので、たとえばアルバイトで利益向上につながった自身の前向きさや粘り強さなどを強みとして伝えます。

そして締めとして、「御社に入社できた暁には、店長になるのが私の目標です。

アルバイト時代に身につけたポジティブさと困難に負けない粘り強さを活かして、みんなを引っ張っていける店長を目指したいです」というように話すのが理想的です。

面接で長所の回答で評価される基準とは

長所と言われてもはっきりしない、「とりあえず、面接官に気に入られそうなことを言っておこう」などと安易に考えていませんか。

長所はその人の人物像や、仕事をしていく能力があるか、自社に役立つ人材かなどを判断するうえで、1つの判断材料になります。

面接官はあなたの回答をどう評価するのか、基準についてご紹介します。

あなたが自信を持って長所を話せているか

面接で話そうと考えている長所は、本当に自信を持って長所と言えることでしょうか。

面接を受ける企業や職種に必要なことを、無理やり長所にしていませんか。

リーダーシップ力があったほうがいい仕事だから、本当は人をリードするのは苦手だけれど、長所としてリーダーシップを挙げておこうなんて考えると、見透かされてしまいます。

自分が納得して、自信を持って長所と言えることを挙げるようにしましょう。

入社後活躍できるイメージができるかどうか

企業がほしい人材を決めるうえでは、長所が仕事に活かせないと困ります。

どんな長所であっても、仕事をしていくうえで役立つものですが、それを具体的にイメージさせるには、長所そのものより、長所を具体化するエピソードがポイントです。

自分の長所を特徴づけるエピソードは学生時代の話や部活動での話、アルバイト経験やボランティア活動など様々なシーンがあることでしょう。

その中から、その会社で入社後の仕事や業務を遂行していくうえで役立つエピソードを選び、長所が伝わるようにしましょう。

長所とエピソードが矛盾していないか

長所とエピソードが矛盾した内容になっていないか、回答するために準備した原稿を読み返してみてください。

リーダーシップが長所と言いながら、部活動でチーム一丸となって頑張りましたなど、協調性がイメージされるエピソードになっていては話が矛盾してしまいます。

長所とエピソードがリンクしていないと、本当の自分の長所を話していない、自分を理解していないと思われてしまうので気を付けなくてはなりません。

結果として、入社しても長所を活かした活躍ができない人との評価を与えられてしまいます。

何か長所を活かした実績があるかどうか

エピソードではプロセスの紹介にとどまらず、長所を活かしたことでやり遂げた成果や実績などを話すようにしましょう。

たとえば、リーダーシップを活かして部活動のチームを牽引したというのは、プロセスだけにしかなりません。

その結果として、争いが絶えなかったメンバーが一丸となって勝利をつかめた、弱小チームがトーナメント戦で優勝するに至ったなど、結果や成果までしっかりと伝えられるエピソードを話すことがポイントです。

面接で話す長所の探し方

就活生の中には、「自分の長所が特にわからない」と悩んでいる人も見られます。

特にスキルもないし、平凡な人間で特に目立って自慢できる点もない」と、実に控えめな声も意外と多いのです。

そんな人はまず、自己分析をして自分の長所を探すことから始めなければなりません。

誰しも必ず長所はあるものです。

その中から、企業が求めている人材として活かせる強みを探すことが大切です。

自己分析のやり方としては、過去の体験を書き出してさまざまなシーンで目立っている自身の特徴を知る方法があります。

また家族や友人などに、自分の長所について聞いてみるのも一つです。

ここでは、3つのスキルについて説明していきます。

ヒューマンスキル

人間性の長所が、ヒューマンスキルに当てはまります。

人間関係を円滑にするための能力で、対人関係能力と呼ばれることもあります。

たとえば「優しさ」や「協調性」、「責任感」といったものがヒューマンスキルです。

長所をアピールする際には曖昧になりがちなので、過去の実績や体験例を説明しながら周りからの評価なども付け加えるとよりいっそうリアリティのある話になるでしょう。

テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、言うなれば資格や技術的な能力、経験年数など表します。

パソコンの技能試験や医療事務をはじめ、専門職の経験年数などがあります。

受ける企業が求めている資格や技術を持っている場合は、胸を張ってその旨をアピールしたいものです。

ヒューマンスキルとテクニカルスキルを組み合わせてアピールするのも良い方法です。

ボーダブルスキル

社会人として幅広い分野において必要とされる基本となるのは、ボーダブルスキルといえるでしょう。

ボーダブルスキルとは、企業の業界や職種にかかわらず、どこに入社しても活かせるスキルのことを呼びます。

例を挙げれば、「リーダーシップ能力」や「マネジメント能力」の他、「ストレス抗体力」や「提案力」といったスキルです。

これらのスキルがあれば、どの企業での面接でも取り上げてアピールすることができます。

そして企業側も、優秀な人材として高く評価してくれることでしょう。

面接で話す長所でNGなものとは?

自分では長所と思っていることでも、面接ではNGとされる長所もあります。

長所と言うと1つに絞らないといけないのではと思われがちですが、人には長所もいくつもあるはずです。

長所を1つに限定せず、NGの長所を避けて、面接を受ける企業でOKな長所を探し出し、具体的なエピソードや実績、入社後の活躍に結び付けて話せるよう準備しておきましょう。

仕事とは関係しなさそうな長所

仕事とは直接関係なさそうな長所や、面接官が聞いた時にピンとこない仕事に直結しない長所は避けたほうが無難です。

たとえば、経理の仕事を志望しているのに、「私の長所は思いやりです」と言われてもピンと来ないのではと思われます。

「決算期で忙しい時に、思いやりが強いのでみんなをフォローできます。」と言われても、やはり、経理職としての活躍する姿としては弱いです。

介護職やホテルの接客の仕事などであれば、思いやりもありですが、志望する業種や職種、仕事に対して、面接官がすぐにピンと来ない長所はNGです。

企業が求める人物とは異なるような長所

企業が積極的な人材を求めている、未来を切り開く人材を求めていると言うのに、「自分の長所は我慢強いところです」「人をフォローするのが得意です」と言っては、やはり面接官はピンときません。

我慢強くてその場に踏みとどまってしまう人材ではなく、果敢に取り組むチャレンジ精神旺盛な人を求めているため、自社にはマッチしていないと評価されてしまいます。

フォローするのが得意な人より、自ら率先して行動してくれる人がほしいのにと、求める人物ではないと評価される可能性があります。

内定を得たいなら、企業が求める人物像をしっかりと理解し、それに見合う長所が自分にないかを考えましょう。

採用すると企業としてリスクしかないような長所

企業は今、炎上問題や情報流出問題、パワハラやセクハラなど従業員によって引き起こされるトラブルを非常に懸念しています。

企業経営さえ揺るがすリスクであるため、炎上の危険があるような人物や、顧客や取引先とトラブルを起こすような人材は採用したくないものです。

「私の長所は誰にでもはっきりモノを言えることです。」「祖父に免許返上を迫り、祖父が渋るため強制的に返上させました。」などと豪語されても、トラブルメーカーとして認識されてしまうでしょう。

面接で話す際の長所の例

わかりやすくまとめた結論からの説明で、企業が求める長所を選んでしっかりと話すことができている例文について紹介していきます。

ヒューマンスキルとテクニカルスキル、そしてボーダブルスキルをそれぞれ取り上げた3つの例文になります。

例文①

「私は、目標に向かって計画的に粘る努力家だと自負しております。

TOEICを800点越えまでスコアアップしたかったので、大学では講義の後に自身で1時間~2時間、毎日英語学習を継続いたしました。

アルバイトで放課後時間がないときには、早朝に勉強するようにスケジュールを組んで取り組みました。

そして無事にスコアは805点に至りました。

目標を立てて計画し、努力する姿勢は御社に入社してからも締め切り日のある編集の仕事において活かせると思っております」

例文②

「私は、パソコン操作に関しましてさまざまなスキルを持っており必要に応じて活用することが可能です。

Excelでは、VLOOKUPやピボットなど利用可能です。

Wordでは議事録や報告書作成をはじめ、ひな形の作成も可能です。

ホームページの作成も自身で行っており、アルバイト先のホームページ制作においても店長に頼まれて作成協力しました。

私が目指しているのは、こうしたパソコンスキルを自分の趣味の範囲で活かすのではなく、ITの仕事を通じてどこまで活用できるかを自分で確かめてみるということです。

御社に入社した後も、現在取り組まれている新開発についても自身のスキルを活かして参加してみたいと非常に興味を抱いております」

例文③

「私は、物事において面白いアイディアを考えて提案する力があります。

学生時代は電気店で接客販売のアルバイトをしておりました。

新商品を売り出すにあたって、新たな販促キャンペーンを提案したところ、前年比200%の売上げが実現したのです。

アルバイトの身でありながら私のアイディアを取り入れてくださった職場にも感謝しておりますが、店長には「とても面白いアイディアだったのでこれはいけるなと思った」と言っていただきました。

御社では営業職を希望しておりますが、営業は自分なりのアイディアをトライしていくことが大切だと思います。

新しい発想で売上げにプラスになる提案を行っていきたく思っております」

まとめ

誰しも面接は、多かれ少なかれ緊張するものです。

長所のアピールは、質疑応答の中でも自分という人間を売ることができる絶好のチャンスといえます。

せっかくの機会を無駄にしないように、長所アピールのポイントを押さえて準備のうえ、面接に挑みましょう。

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