【例文付き】面接で「負けず嫌い」を短所として回答するコツ!好印象を与えるポイントや言い換えの仕方を解説

【例文付き】面接で「負けず嫌い」を短所として回答するコツ!好印象を与えるポイントや言い換えの仕方を解説

面接の際に、短所を聞かれることがあります。

その際、「負けず嫌い」と答えたい場合どうすれば良いのでしょうか。

「負けず嫌い」と聞くと、長所のようにも感じます。

ここではあえて短所として答えるのはなぜか、短所として答える際はどういった点に注意すれば良いのか考えていきます。

うまく短所として伝えるための、必勝法を見ていきましょう。

この記事を読んでわかること

企業が短所を聞く理由

負けず嫌いを魅力ある短所として伝える方法

負けず嫌いの長所への言い換え表現

負けず嫌いを短所とした例文

この記事をおすすめしたい人

短所の回答に困っている人

負けず嫌いの性格を持っている人

短所の魅力的な表現を知らない人

負けず嫌いを活かしたい人

▼▼▼ この記事の要約動画はこちら ▼▼▼

【短所:負けず嫌い】なぜ企業は短所を面接で聞くのか

負けず嫌いなことが短所であると回答する際、必ず長所への言い換えにつなげていかなければなりません。

そうなると、負けず嫌いを長所へと言い換える際にはどのような言葉があるのかについても把握しておく必要があります。

ここからは負けず嫌いを言い換える言葉として代表的なものを3つ詳しく紹介していくので、一緒に確認していきましょう。

代表的な言い換え

向上心が高い

粘り強い

責任感が強い

面接で、長所と短所について聞かれることがあります。

長所についてはスムーズに答えられても、短所は答えるのに躊躇する学生が多いでしょう。

なぜ、企業は短所を面接で聞くのでしょうか。

短所があると面接で伝えたからといって、採用を見送られることはありません。

短所である「負けず嫌い」をどう伝えるのかが、採用のカギとなります。

自分のことを客観的に見れているかを知るため

短所を聞くことで、その学生が自身の短所について客観的に見れているか、そして理解しているか企業側は見ています。

人間誰しも短所があり、その短所をうまく長所に変えるなど良い方向に持っていくことが大切です。

自身の短所を理解していると、短所である部分が出てしまったときの対処する、もしくは短所をできるだけ出さないよう気を配るといったことがスムーズにできます。

周りの仲間に迷惑をかけないよう、また企業に迷惑をかけないように行動できる人を採用したいと考えています。

そのため長所だけではなく短所も聞き、どう改善に向けて努力しているか見られるのです。

会社の社風や仕事内容にマッチしているかを判断するため

「負けず嫌い」という短所が、会社の社風や仕事内容にマッチしているか判断するため聞かれることがあります。

自身は短所と答えたとしても、企業側によって長所となることがあります。

グループで競い合って、切磋琢磨し合いながら企業を成長させたいと考えている場合、「負けず嫌い」という短所は長所として見られるでしょう。

客観的に自身の短所を見れている人物であれば、安心して企業側も迎え入れられます。

課題解決能力があるかどうかを確認するため

「負けず嫌い」と自身の短所を理解しているとともに、短所である面が出てしまったときにどう解決するのか見られています。

たとえば「負けず嫌い」である面が出てしまったときは、仕事に影響がないようにこんな風に解決したいですなどと具体的に例を挙げて述べるとわかりやすいです。

短所があることがいけないということではなく、解決して仲間や会社に迷惑をかけないかが求められます。

【短所で負けず嫌いと答えるときの必勝法】人事から見た短所が負けず嫌いの方のイメージ

短所で「負けず嫌い」と答えたら、人事担当者にどう見られるのか気になります。

短所として挙げても良いのか、面接で話をしても良いのかと迷うでしょう。

では、具体的にどのような人物だとイメージされるのか見ていきます。

人事から見た短所が負けず嫌いのイメージ

人の言うことをあまり聞かない

イライラしやすい

人の言うことをあまり聞かない

「負けず嫌い」が短所だと伝えると、人の言うことをあまり聞かないと見られるケースがあります。

あのチームには負けたくないと頑張るあまり、他人の意見を聞かずに1人で突っ走ってしまうことが考えられます。

チームワークが求められる場面でも、1人で先に行ってしまい仲間が置いていかれる、そして仲間との仲が悪くなるケースもあるでしょう。

イライラしやすい

「負けず嫌い」である場合、イライラしやすい傾向があります。

あのチームはもうアポイントメントを取ったというのに、自チームはアポイントメントが取れない、なぜだとイライラしてしまいます。

チームを組んでいる場合だと、他のチームメンバーが話しかけづらくなり、ぎくしゃくすることもあるでしょう。

チームを組まず単独勝負をしている場合でも、他の社員が話しかけづらい、話しかけたら忙しいと強い言葉をかけられたなどと社内トラブルになることがあります。

イライラしていると、誰しも近づきにくくなるため注意が必要です。

【短所:負けず嫌い】負けず嫌いを短所として伝えるために

短所を面接で回答する際には、まず誤解のないように伝え方に注意する必要があります。

負けず嫌いを短所として回答する際にも同じです。

自分の性格の一環として負けず嫌いな性格がポジティブに伝わるように、短所の回答は以下のことを意識して作成しましょう。

なぜ負けず嫌いな性格が短所に?

負けず嫌いな性格は、長所として回答する学生も少なくありません。

ではなぜ敢えて負けず嫌いを短所として回答するのでしょうか?

自分なりに、自分のまけず嫌いな性格が短所にあたる理由を考えてみてください。

本来長所としてアピールできる負けず嫌いな性格を、どうして短所だと思ったのか、過去の経験なども合わせて洗い出してみると良いです。

この点が精緻化だれていると軸のある回答が作成できます。

そもそも企業の雰囲気と負けず嫌いは合っている?

あなたの志望する企業は負けず嫌いな性格をどのように捉えるでしょうか。

負けず嫌いな性格が活かせる企業でしょうか。

負けず嫌いな性格がきちんと企業に響く、企業の印象に残りやすい内容なのか今一度考えてみてください。

企業ごとに新卒で採用したい学生へのニーズは異なります。

営業職などは、競う要素も多いですから、負けず嫌いは有効なアピールとなるはずです。

しかし、協調性やコミュニケーション能力を重んじる社風の企業だと、負けず嫌いという短所はあまりマッチしません。

このように、企業ごとの経路によってアピールすべき人柄は異なります。

自分なりに、企業と負けず嫌いな性格がどのように交わるのか考えてみてください。

長所と一貫性を持たせる

短所は長所と紙一重であるといえるでしょう。

例えば、負けず嫌いであること自体は長所ともとれます。

しかし負けず嫌いがいきすぎてしまうと短所になりえるのです。

行動力を長所とする場合、反対に飽き性、集中力に欠けるなどの短所が洗い出せるかもしれません。

このように、面接における自身の人柄をアピールする内容の回答は、一貫性を持たせる必要があります。

あなたの長所はどのような点でしょうか?

それは負けず嫌いと上手く結び付けることができますか?

負けず嫌いな性格を上手に自分なりに裏付けるために、他の回答とのつながりを意識してみましょう。

短所を改善しようとしていることを明かす

短所はあくまで短所です。

きっとあなた自身も改善しなければならないと思っているポイントがあるのではないでしょうか?

面接で短所を回答する際は、短所を自分なりに改善しようと努力していることも示しましょう。

ただ短所を説明するだけでは、直す意思がない、向上心がない、などの印象を抱かれてしまいます。

短所を改善しようとどのような行動をとっているのか、効果はあるのか、など小さなことでもいいですから、説明できるようにしましょう。

【短所:負けず嫌い】面接で短所として負けず嫌いを魅力的に伝える4つのポイント

では、短所で「負けず嫌い」と面接で魅力的に伝えるにはどうすれば良いでしょうか。

短所は面接で伝える際、ほとんどの学生が緊張します。

しかしポイントをわかっていれば、緊張してもスムーズに答えられます。

面接時にどう伝えるのか事前に文章にしてみて、より伝わりやすいよう工夫してみましょう。

ここでは4つのポイントについてみていきます。

負けず嫌いという意味を改めて考える

はじめに、「負けず嫌い」について改めて意味を考えてみましょう。

人の言うことを聞かない、イライラしやすいといった短所にもなりますが良い面もあります。

負けず嫌いを長所にする場合、「最後まであきらめずに物事に着手できる」「他人に負けないよう頑張る姿勢がある」「より貢献したいと積極的に取り組む」といったことが挙げられます。

実際、「負けず嫌い」を長所として面接で挙げて話をする学生もいます。

負けず嫌いであるからこそ、自身にはこんな面があるなど自身について改めて考えることも重要です。

他人負けたくないと頑張りすぎてこういった面が出るので、その場合はこういう風に改善すると1つの物語や文章にして考えるとわかりやすいでしょう。

負けず嫌いを言い換えて話す

採用担当者に悪い印象を残してしまうため、面接では短所を伝えるだけで終わらせてはいけません。

長所と短所は表裏一体で少し捉え方を変えれば、短所も長所として機能することもあります。

例えば、負けず嫌いという短所は、向上心が高く努力を続ける性格や困難に遭遇しても粘り強く取り組む姿勢などと言い換えられます。

まず重要なのは、自己分析を行い、自分の短所を認識できていることを伝えることです。

その上で、短所が周囲への悪影響を及ぼさないように注意することを述べ、短所がどのように長所としても機能するかを伝えましょう。

そうすることで、短所を問う質問に対してネガティブなイメージが強くなり過ぎずに回答ができます。

長所に寄せすぎるのも注意

採用担当者は、あくまで短所についての質問をしています。

そのため、短所を言い換えて長所に寄せて話し過ぎると、短所という問いに対する回答になっていない場合があるので注意が必要です。

また、短所を言い換えることを意識し過ぎて結果的に長所のみのアピールになってしまうと、「回答を作り込んできた」「テンプレに沿った回答で他の就活生と同じだ」という印象になってしまいます。

これでは、1日に多くの就活生を面接する採用担当者の記憶に残ることはないでしょう。

まずは、負けず嫌いの短所としての側面をしっかりと述べることで質問の意図を満たすことが大切です。

それから、負けず嫌いを良い方向でどのように活かすのかを伝えましょう。

あなたの短所が負けず嫌いという理由を明らかにする

なぜ、短所が「負けず嫌い」なのか理由を明らかにしましょう。

「負けず嫌い」ですとストレートに伝えるだけでは、なぜ長所としても使われている理由をあえて短所として挙げてきたのか伝わりにくいです。

「負けず嫌い」であるためにこんなことで困った、過去にこんなことがあったと例文を作成し伝えると、採用担当者も理解しやすいでしょう。

学生時代に友人と授業中にチームを組み、他のチームに負けたくないと考えた結果1人で独走してしまったなどと、エピソードがあるとわかりやすいです。

また真実味も出て、採用担当者が理解し共感する確率が上がります。

結論から話す

「負けず嫌い」と短所と伝える際、わかりやすいよう結論から話しましょう。

他の理由を短所として挙げる際も、結論から話すと伝わりやすいです。

短所は「負けず嫌い」です。

なぜなら学生時代に困ったことがあったからです。

授業でチームを組んだときに、他のチームに負けたくないと考え・・・・

といったように、困ったことがあったからと先に伝えるとスムーズに伝わりやすいです。

制限時間内に話ができるように、またすっきり伝わるようにするためにはどうすれば良いかと考え、結論からわかりやすいよう先に伝えましょう。

【短所:負けず嫌い】負けず嫌いの長所への言い換え表現

負けず嫌いなことが短所であると回答する際、必ず長所への言い換えにつなげていかなければなりません。

そうなると、負けず嫌いを長所へと言い換える際にはどのような言葉があるのかについても把握しておく必要があります。

ここからは負けず嫌いを言い換える言葉として代表的なものを3つ詳しく紹介していくので、一緒に確認していきましょう。

言い換え表現

向上心が高い

粘り強い

責任感が強い

向上心が高い

負けず嫌いを言い換える言葉として「向上心が高い」というものがあります。

負けず嫌いな人たちは基本的に自分に甘いことはありません。

多くの人が自分に厳しく弱点を克服したり問題を解決したりしようとする意志が非常に強いです。

となると、つまり向上心が高く、成長するスピードが回るよりも早いということになります。

この点についてしっかりアピールできれば、魅力的な文章になることでしょう。

粘り強い

負けず嫌いな人は基本的に勝負事などにおいて、負けたくないと強い気持ちを抱くので粘り強い人である可能性も非常に高いです。

どのようなことでも基本的に諦めず、最後まで取り組み、勝ち負けのあるものでは絶対に負けないように、そして最後まで成し遂げようと強い気持ちを持つことが多いです。

自分を高める努力を怠ることなく、常に粘り強くさまざまなことに取り組む人材であることは非常に大きな魅力にもなるので、積極的にアピールしていきましょう。

責任感が強い

負けず嫌いな人は一度決めたことは曲げずに、絶対に最後までやり遂げるという意志を持っていることが多いです。

周りに負けたくないという気持ちから自分を厳しく律することができ、つまりそれは責任感が強いということにもなるでしょう。

負けず嫌いな人は周りから悪く評価されることもそうですが、自分が納得できない結果に終わることを嫌います。

よって、託された業務は絶対にこなし、責任感が強い人材であるとアピールできるでしょう。

【短所:負けず嫌い】短所が負けず嫌いの例文

短所で「負けず嫌い」答える際は、実際どうすれば良いでしょうか。

採用担当者に良い印象を持ってもらうため、工夫し伝える必要があります。

ここでは、例文を紹介しますので参考にしてください。

例文1:大学の授業

私の短所は負けず嫌いな性格が故に他人の意見に耳を貸さないことです。

大学の授業でのチーム発表において実感し、それ以降、改善しようと努めています。

他のチームに負けたくない一心で、自分の意見に固執してしまい、チームメンバーの価値ある意見を聞く余裕がありませんでした。

結果として、チーム内で孤立し、発表も納得のいかないものに終わりました。

この経験を反省し、私は改善策として、自分が一つのことに集中しているときでも、意識的に周囲の意見に耳を傾けるよう努めています。

他人の視点を取り入れることで、より幅広い視野を持ち、質の高い成果を出すことができると学びました。

この弱点を克服するための努力を続けることで、貴社に入社した暁にはチームワークを大切にし、共に成長できるメンバーとして貢献していきたいと考えています。

例文2:定期テスト

私の短所は、負けず嫌いな性格が故にライバルに対して過度な敵対心を持ってしまうことです。

高校時代、定期テストで毎回のように友人に僅差で負けてしまいました。

そのたびに友人に対して敵対心を抱いてしまい、時には話すことすら避けるような態度を取ってしまいました。

この態度が健全でないことを自覚し、改善策として、ライバルに対する感情に焦点を当てるのではなく、自分自身を奮い立たせる方向に気持ちを切り替えるよう努めています。

「次こそは」という前向きな意気込みで自己改善に励むことで、健康的な競争心を保ち、同時に他人との良好な関係を維持することができるようになりました。

今後は、この学びを活かし、ライバルと健全な競争をしながらも、相互の成長と良好な人間関係を築いていきたいと思います。

例文3:サークル

私の短所は勝負ごとに強くこだわるあまり、周りが見えなくなることです。

この短所はダンスサークルでの学園祭の発表準備中に痛感しました。

リーダーとして最高のパフォーマンスを目指すあまり、練習についていけないメンバーに厳しく当たってしまいました。

その結果、チームの結束が崩れてしまいました。

この経験を通して、私は改善策として、周りを責めるのではなく、どうすればチーム全体がもっと良くなるかを冷静に考えることが重要だと学びました。

チームメンバー一人ひとりの強みを理解し、それを活かす方法を考えることで、より良い結果を出せるようになりました。

今後はこの学びを活かし、個々の能力を尊重しながらも目標に向かってチームをまとめるリーダーとして成長していきたいと考えています。

例文4:アルバイト経験

学生時代のアルバイト経験を通して、自分の長所である負けず嫌いを発揮しました。

私は、接客業に携わっていましたが、お店の売り上げが悪く閉店の危機に直面していました。

何とかしてこの状況を改善するため、売り上げを上げられるようにお客さまの年齢層や来客数の多い時間帯をリサーチすることから始めました。

アルバイト仲間には、「売り上げを上げることは難しい」と厳しい指摘をされたこともあります。

しかし、何事もやってみなければわかりません。

これまでどんな状況にも逃げずに負けたくないという気持ちで困難に立ち向かってきましたが、アルバイトでの危機脱却も改善点を見極め、お客さまに寄り添うことで状況が大きく変わりました。

無理だと言われていた目標売り上げも努力の結果、達成できたのです。

この経験は、御社に入社した後も強く発揮できると思います。

御社に入社した際には、困難に直面した際にもあきらめることなく改善できるよう仲間とともに努力していきます。

例文5:部活

中学・高校とサッカー部に所属していました。

優勝することは夢のような話だと言われるほど弱小チームだったので、部員も練習に熱が入りませんでした。

このままでは、日の目を見ることがないのではと悔しい気持ちになり、どうすれば部員一人ひとりの力を上げ成果を出せるのかを徹底的に調べました。

その結果、まず正しい練習を行うことや部員とのコミュニケーションを取ることが大切だと気づきました。

絶対にこのメンバーで優勝するんだという強い気持ちを持ち部員全員で練習に励んだところ、その2年後、県大会で優勝という好成績を収められました。

この経験を通して負けず嫌いな性格は、ときうれしい結果をもたらしてくれると実感できました。

私の負けず嫌いな性格が御社に良い成果をもたらせるよう、貢献できればと考えております。

【短所:負けず嫌い】短所に負けず嫌いを話したNG例

負けず嫌いを自己PRとして述べる際には、ただ短所としてとらえられてしまうのではなく、長所に変えるエピソードとして伝えることもポイントです。

ここでは、短所に負けず嫌いを話したNG例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

NG例①

私は、小さい頃から人に負けることが嫌いでした。

テストで1番を取ることが何よりも大切だと感じ、努力を惜しみませんでした。

そのため、学生時代には、常に1番をキープしていました。

しかし、運動だけはクラスメイトに勝てず、夜も寝付けないほど悩んだこともあります。

何としてでもライバルに勝ちたいという思いが強く我慢がなりません。

御社では、この負けず嫌いな性格で貢献できればと考えております。

この例文は、中身がなく、ただ負けず嫌いだというエピソードと自慢話だけで終わっています。

自分の強みをアピールすることは大切ですが、傲慢さを感じるだけの文章になってしまっては意味がありません。

企業側の共感を得られるように、温かみを持たせながら文章を作ることが大切です。

NG例②

私は、家族や友人に負けず嫌いだとよく言われます。

学生時代の部活動でも優勝を目指して努力してきました。

練習を毎日欠かさず行いレギュラーメンバーに選ばれた経験もあります。

大会に出場した際には、メンバーのミスにより優勝はできませんでしたが、負けず嫌いな性格を発揮して努力したことは間違いではないと思っています。

この負けず嫌いな性格は、御社にも貢献できるのではと思います。

この例文は、独りよがりな文章になってしまい、仲間との協調性を感じられません。

業務を円滑に進めるには、仲間の気持ちに寄り添い力を合わせて進めていかなければいけません。

文章を通して自分勝手な人間だと思われてしまうことがないように注意しましょう。

NG例③

私は、負けず嫌いな性格なので、人には負けない何かを見つけることを心がけました。

勉強で1番になるという目標を掲げましたが、残念ながら成果を得ることはできませんでした。

ならばと挑戦したのが運動です。

自分に合っている種目は何なのか見つけ出すまでに時間がかかりましたが、さまざまなスポーツを試したところ、今はテニスで成果を上げられ、自身の特技にもなっています。

負けず嫌いな性格をアピールするために、これまでの経験を述べることは間違いではありません。

しかし、この文章では、努力を感じられず、困難を乗り越えることなく逃げたという印象を面接官に与えかねません。

負けず嫌いな性格を発揮して、1つのことを乗り越えたというエピソードをしっかりと盛り込んでいくといいでしょう。

まとめ

面接で「負けず嫌い」とあえて短所として答える場合に、注意したいことについて記載しました。

他の言葉に言い換えたり、自身の短所を客観的に見て解決策を生み出したりできることはたくさんあります。

採用担当者に良い印象を与えるために工夫をし、面接をうまく乗り切ってください。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ