今後重要になっていくキャリアパス!一体キャリアパスとはなんなんだろう?

面接のときや自分の将来について考えるときによく聞く言葉の一つに『キャリアパス』という言葉があります。

キャリアに関することや将来に関することとはわかるけれど、漠然としていてどういう言葉なのか知りたい、という人も多いのではないでしょうか。

ここでは、キャリアパスについての説明とそれがなぜ重要なのかを説明していきましょう。

キャリアパスとは?

そもそもキャリアパスとは一体何かというと、単純に日本語に訳せば『職歴の道』ということになります。

具体的にいえば、これからあなたがどういう技能を身に付ける道を進みたいか、どういう職歴を身に付けたいか、という道筋を指すことが多いでしょう。

また、会社がその人に対してどういう技能や技術を求めているかということや将来的にどういう立場の職務を担当する人になってほしいか、ということを示す場合もあります。

中にはこのキャリアパスを制度化し、それぞれの仕事から将来的なワークスタイルや職位、業務上の立ち位置などを明確にする制度を作るような企業もあります。

たとえば人事総務をやりたいという人のためにどうすれば人事総務の仕事ができるか、また人事総務のスキルをどうやって磨くことができるかを示す企業もあるのです。

キャリアパスが重要と言われる2つの理由

このキャリアパスという考え方については、大きく分けて2つの理由から重要なものだといわれています。

特に人材獲得が重要な今の時代ではよい人材を得るために大事なポイントの一つともいわれているのです。

今後の人生に影響があるため

まず、最も大きいのが働く人の今後の生活や人生に大きな影響を与えることが考えられるためです。

キャリアパスを明確にすることにより、その企業で働く人が将来どうなるかを明確にすることができます。

たとえば、とある企業では特定の技能が磨けるプロフェッショナルにはなるかもしれませんが、それ以外のことについても活躍できるゼネラリストになるのは難しいかもしれません。

プロフェッショナルのキャリアを志望する人にはよいかもしれませんが、ゼネラリストになりたい人にとっては向かない会社となるかもしれません。

女性ならば妊娠・出産・育児などで一時的にキャリアが中断されることも考えて将来のことを計画する必要がありますし、男性も家庭を持つタイミングやその判断をするタイミングを計画できるでしょう。

最近では特に一つの企業に長く勤めるワークスタイルではなく、自分のキャリアプランに応じてさまざまな企業を渡り歩くプロフェッショナルも増えてきました。

一つの企業にこだわらず、なりたい自分の姿を考えて、働く人の今後の生活や人生を考慮していろいろな企業で働くことが適しているキャリアを持つ人もいるでしょう。

このように、キャリアパスについては今後の人生に大きな影響を与えるものです。

将来自分がどうなりたいかを考えるよい材料となるでしょう。

特定の職能を身に付けるためにはどうしたらよいかを見極めて技術や資格取得を考え、結婚や出産のタイミングにまで影響を及ぼしかねない、とても重要なものになってきます。

働くことに対するモチベーションの向上

もう一つは、働くモチベーションの向上に影響を与えるという点です。

キャリアパスが明確なら、何年くらい働いてこのくらいの成果を上げればこのくらいのポジションになる、ということを明確に伝えることができます。

また、キャリアパスを明確にしていることによってこの企業で働き続けたいと思う気持ちを伸ばす場合やよりモチベーションを高めてくれます。

たとえば数年後の自分の姿がだいたいこんな感じというのが明確にわかる企業とそうではない企業なら、将来の自分の姿がある程度わかる企業のほうが安心して働けます。

実際はどうであるか、ということよりも、自分がこれからこうなるかもしれない、ということがわかる企業のほうが働く人にとって自分の将来像が見えるものです。

また、将来的に自分がこうなることがわかっていれば、そこから逆算して今のキャリアプランやライフスタイルを考えることもできます。

より将来をよくするために資格を取ることやなんらかのスキルアップをしておくなどの備えもできるかもしれません。

モチベーション維持や管理は、特に企業にとっても大事なものです。

企業がモチベーションの高い人材を獲得することもできますし、今の会社で活躍している人が転職して人材を流出させるのを防ぐこともできるでしょう。

多くの人材を得るために大事な獲得競争に成功しやすくなり、なおかつ企業内での人材育成にも大きなメリットをもたらします。

キャリアパスの例

キャリアパスについては多種多様なルートがあり、それぞれの企業や働く人が希望するキャリアパスごとに違いがあります。

また、中には独立や起業などを選ぶ人も出てくるのです。

いくつかのキャリアパスについて見ていきましょう。

①キャリアパスへの理解

ある企業の場合、特定の段階で離職したり転職したりする人が一定数あり、将来的に管理部門やマネジメント部門へ進む人が少ないのが問題となっていました。

そこで、企業内でその企業のキャリアパスを一度精査し、改めてどういう技能を必要とされるか、将来的にどういう技能を身に付けることで管理部門やマネジメント部門へ進むか、ということを公表しました。

また、それぞれの分野にいる専門家にはスペシャリストとしての技能や将来的にどうなるかということを明確にしたキャリアパスの提示などを行い、さまざまなキャリアに対しての理解や支援制度を作るとともに、世代ごとのキャリア教育なども行います。

また、企業もそれぞれの分野に応じて専門的なセミナーやそれぞれのキャリアパスへの支援を実施し、それによりより多くの人へ支援を行うことにしました。

特に新卒採用をした人の離職率については改善の余地があったので、特に最初の新入社員についてのサポートを手厚くすると同時に、将来のキャリアパスを意識させる教育を施します。

これらにより、キャリアパスを明確に考える人が出てきて、新入社員の労働意欲を高める人や将来的なことまで考える人が出てきました。

また、既存の社員からも「思ったより管理部門を身近に感じた」「キャリアの中にマネジメントに行く道がわかった」という声が上がっています。

②人によって異なるキャリアパス

キャリアパスがあることによって、自分の将来をよく考えるというパターンも珍しくありません。

ある程度キャリアを積んだエンジニアの場合、将来的なキャリアプランは多様です。

ずっとエンジニア一本でやっていくこともできる一方で、特定のサービスに特化してシステムやサービスの運営に進む人もいます。

また、企業内で出世してマネジメントの道に進む人もいますし、起業をする人も出てくるでしょう。

キャリアパスを考えた場合、その会社で働く人の反応はさまざまです。

Aさんは今いる会社の中で出世したいと考えています。

この場合企業が提示するキャリアパスとしてはマネジメントの道に進み、管理部門で経営を学ぶなどの方法を意識するようになりました。

Bさんは今関わっている製品を魅力に感じているので、できるだけ今の製品に関わるキャリアプランを選ぶ意向を示します。

特に年齢が高くなるほど管理部門やチームリーダーなどのマネジメントに関わることも想定して、チームビルドや今の製品のサポート業務を行っていくことを意識するようになりました。

Cさんはその業界の中でも先進技術に興味があり、今後も先進技術に関わっていきたいと考えているので、企業内での動きには見切りをつけました。

その代わり、外部のセミナーや技術の勉強会に積極的に参加するようになり、技術を伸ばしていく方向に進むように考えて行動しています。

このように、さまざまなキャリアパスを考えることもできますし、当然途中でキャリアプランを変更することもできるでしょう。

とはいえ、キャリアの方向性やそれぞれの嗜好、将来的な考え方も違うためすべての人に同じキャリアプランを提示するのは正解とはいえません。

自分にとってなにが正しいのか、なにが適切なのかを考える必要があるのです。

③プライベートの重要性

キャリアプランを考える場合、忘れてはいけないのがプライベートの問題です。

これは特に女性に多いのですが、将来の家族に関するプランも考えなくてはなりません。

妊娠・出産・育児などで一時的に休業する女性は多く、そのときに将来の自分のあり方を考える必要があるのです。

もちろんいつでもこのプラン通りにいくというわけではありませんが、ある程度キャリアプランがある人とそうではない人では明確に違いが出る場合があります。

ある女性の場合、将来は家族を持って幸せに暮らすことが一つの理想でした。

このため、最初から産休や育休、短時間勤務などの制度が充実している会社を選ぶことにしましたし、転職の際にもそのような企業を最初から希望条件に入れることにしていました。

ある男性の場合、将来的に地方にある実家に帰ることを想定していました。

このため、自分の仕事が将来的に地元でもできる業種や職種を選んで就職することにより、将来のキャリア形成でプラスになるような企業を選んで就職することにしました。

将来的に介護が必要になる家族を持つ人の場合、転勤をすると介護をする人がいなくなるということで転勤しなくて済むようなキャリアプランを考えることもあります。

キャリアパスを想定してもいつも想定通りになるとは限りません。

ですが、ある程度将来の自分像を決めることによってどういう企業で働きたいか、将来の理想像はどうなりたいかを明確にすることができます。

また、将来的にどういうスキルを身に付けるかによってなりたい自分や理想像は変わってくるのです。

まとめ

面接の場でキャリアパスについて聞かれることもありますし、逆に面接に来た人が将来のキャリアパスについて問い合わせる事例も少なくありません。

このように、近年では面接や採用の場において、また人材育成の場において、キャリアパスを意識することはとても大切なことになりました。

プライベートのことも考慮したうえで考えると、さまざまなキャリアパスが見えてくるでしょう。

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