就活市場が厳選!種類別IT企業ランキング

就活を行う学生たちにとって、生まれたころからなじんでいるIT関連の仕事はさまざまな可能性をもたらしてくれるだけあって、非常に人気の業種です。

そんなITという業種をさまざまな種類別から見ることで、それぞれの企業が持つ特徴がわかり、就活に役立ちます。

種類別に分類したIT企業のランキングを就活市場から厳選し、作成しました。

【IT業界の人気ランキング】SIer系のIT企業ランキング

IT業界においてSIer(エスアイヤー)と呼ばれるのがシステムインテグレーターで、社会に必要なさまざまな仕組みをITによって構築する情報サービスを提供する企業のことをいいます。

企業ごとに業務を請け負うのが主な仕事で、課題解決のためのコンサルティングをはじめ、設計や開発、新たなシステムの運用から保守まで、企業経営の全体を担うといっても過言ではないITサービスの提供が業務です。

NTTデータ

NTTデータはデータ通信およびシステム構築を行うシステムインテグレーター事業において、情報サービス事業における業界最大手です。

その圧倒的な信頼度の高さはかつての通信手段のメインだった電話を一手に引き受けていた日本電信電話時代の実績によるものです。

これは、現在のNTTのデータ通信事業本部の運営の原点となっており、NTTデータに活かされた情報の多さが他の追随を許さない強みです。

SCSK(エスシーエスケイ)

住友グループの傘下にあるシステムインテグレーターで、正式社名はSCSK株式会社です。

大手企業の情報システム部門の機能を分社化、あるいは移転して設立させたユーザー系と呼ばれるシステムインテグレーターであることがSCSKの特徴となっています。

特定のハードウェアやプログラミング言語に縛られない中立的なソフトウェア開発で多くの実績を残してきました。

しかし言語を開発するシステムインテグレーターの台によって、ソフトウェア開発における商品価値はやや低迷しています。

Curlと呼ばれる独自言語を今後、どのように活かしていくか注目されています。

アクセンチュア

アイルランドに本拠地を置く総合コンサルティング会社で、世界最大級の経営コンサルティングファームとして知られています。

非常に多くの分野や産業においてITはもちろんのこと、戦略や業務、デジタル広告など多方面でのコンサルティングサービスを提供しているのが特徴です。

システムインテグレーション企業のアウトソーシング化を先立って手掛けてきた点に、先見の明があることを表しています。

登記上の本拠はアイルランドですが、多国籍企業として世界56ヶ国200都市に在籍する社員は約48万人にものぼる巨大企業です。

伊藤忠テクノソリューションズ

トータルソリューションの提供を行うシステムインテグレーターとして、コンピューターを筆頭にネットワークやアプリケーションなどのコンサルティングを行っています。

トータルソリューションの内容はシステム開発から運用・保守、管理からアウトソーシングまで幅広く、法人向けのシステムインテグレーターとしては強靭といっていいほどの強みを、多岐にわたって持ち合わせているのが特徴です。

野村総合研究所

システムインテグレーターである一方で、政策の立案と提言を主たる業務とするシンクタンク最大手としての印象が強く、さらには行政を含む企業の役員に対して解決策を提示し、その課題解決を業務とするコンサルティングファームにも強いのが特徴です。

日本で初めてとなる本格的な民間のシンクタンクでもあり、同じく日本初の商用コンピューターを導入した野村コンピューターシステム株式会社と合併していることから、リサーチにコンサルティング、ITソリューションからシステム運用までをトータルで提供しています。

【IT業界の人気ランキング】webサービス系のIT企業ランキング

今や日常生活に欠かすことのできないwebサービスには、国内外に多くのIT企業があり、ランキングはサービス提供の充実度合いによって変わってくるといえるでしょう。

娯楽の多くがwebサービスから提供されることを思うと、将来性を考えた時に人気ランキングが変動するのも当然といえます。

Google

世界規模で知られるアメリカの多国籍企業であるGoogleは、今やwebサービスにおいて欠かせない、絶対王者といっていい存在です。

日本でいうところの経営理念であるミッション・ステートメントは、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることで、従業員に対しては邪悪になるな (Don't be evil.)というスローガンを掲げているところに、Googleが世界で活躍する理由が理解できます。

検索エンジンという方法で広告を打ち出す方法を考え出したGoogleの功績が、現在の検索エンジンから波及するさまざまなWebサービスを打ち出したのは明らかです。

楽天

ECモールによって創業した楽天は、その後さまざまなwebサービス事業を手掛け、さまざまなセグメントを構築してきました。

日本国内では今や最大規模を誇るwebサービス提供を行うIT企業に成長し、インターネットショッピングはもちろん、金融業や保険業、電力自由化による電力事業への参入から、大手携帯電話会社3社に次ぐキャリアとして、第4の勢力となるべく準備を進めているところです。

旧イーバンクを楽天銀行に変え、楽天証券と紐づけて取引を可能にするなど、マルチなWebサービスを提供しています。

Yahoo

1994年にアメリカにおいて誕生したYahooは、検索エンジンとポータルサイトの2つの主力事業が振るわず、2017年に事業すべてを売却し、元々のYahooは解体しています。

日本においてはYahoo JAPANとして、ソフトバンクグループの子会社のヤフー株式会社として、ポータルサイト内での広告掲載を筆頭に、ブロードバンド関連事業と、ユーザーの多いネットオークション事業などを収益源としているのが特徴です。

DeNA

モバイルにおけるゲームの開発および配信を主たる業務とする日本のインターネット関連事業会社で、今や社会現象ともなったソーシャルネットワーキングサービスや電子商取引サービスも手掛けています。

電子商取引を意味するeコマースに遺伝子の意味を持つDNAを掛け合わせた社名には、eコマースの新しい遺伝子を世の中に広めていく"DNA"でありたいという意味があります。

電子商取引という分野において他との競争を勝ち抜いていく経営戦略を明らかにしています。

グリー

ソーシャルネットワーキングサービスを主たる事業の柱としているグリーは、ゲームでも知られていますが、そのゲームは他社のゲームを模倣しているのが特徴です。

このビジネスモデルはガラケーと呼ばれた3G時代のゲーム配信元として急成長を遂げたことから、一躍グリーの名を有名にしたものの、スマートフォンのユーザー比率の変化により、ゲームの移行が進まず、ゲームメーカーとしての売上は縮小し続けており、ソーシャルネットワーキングサービスでの発展が期待される企業です。

【IT業界の人気ランキング】ソフトウェア系のIT企業ランキング

コンピューターを使ううえで、なくてはならないソフトウェアを開発するIT企業は元々が外資系であり、日本法人を作っている外資系企業が大半なのが特徴です。

日本オラクル

1985年に日本法人として誕生した日本オラクルでは、情報システムを構築するソフトウェア製品を筆頭に、ハードウェア製品も手掛けています。

さらにソリューションからコンサルティング、サポートサービスといったIT関連事業のほとんどに精通しており、特に教育事業を展開しているのが特徴です。

日本マイクロソフト

世界にその名を知られるマイクロソフト社が日本を拠点に作った子会社で、日本で用いられているパソコンの大半がマイクロソフト社のソフトウェアを用いています。

アップグレードや更新ソフトなどの提供を行うソフトウェアサービスを日本で展開しているのが、日本マイクロソフトです。

トレンドマイクロ

コンピューターとインターネットセキュリティソフトウェアとして、世界にその名を知られるトレンドマイクロは、元々アメリカで生まれた企業ですが、現在では本社が東京にあるために日本企業として表記されることがほとんどです。

ウイルスバスターの名で知られるセキュリティソフトは、多くのネットユーザーから高い支持を得ています。

サイボウズ

サイボウズは日本生まれのソフトウェア開発会社で、1999年に開発されたサイボウズOffice4のヒットにより、その知名度を高めました。

マイクロソフトが圧倒的なシェアを誇る中、2013年にサイボウズOffice 10をリリースするなど、独自ソフトの開発力は非常に優れています。

Sky

Skyも日本国内のソフトウェア開発会社で、授業や学習活動を支援するソフトウェアや、医療機関向けIT機器管理システムといった分野に限定したソフトウェア開発を行ってきました。

かつてはゲームソフトの開発も行っていましたが、現在では行っていません。

【IT業界の人気ランキング】ハードウェア系のIT企業ランキング

パソコン本体と、付随する機器であるマウスにキーボード、モニターにプリンターといったハードウェアを手掛けるIT企業で、近年はスマートフォンをはじめ、ネットに対応する家電やゲーム機器などもハードウェアに含められています。

Apple Japan

Apple社の日本法人で、Macintoshと呼ばれる本体と独自のMacOSを持つパソコンのヒットから、さまざまなハードウェアを生み出してきました。

デジタル音楽プレイヤーのiPodで音楽シーンを変革し、スマートフォンでは、今やiPhoneの人気は世界中で確固たるものとなっています。

富士通

携帯電話にパソコン、さらにはスーパーコンピューターも手掛けてきた日本を代表するハードウェアメーカーで、携帯電話とパソコンでは国内トップシェアを誇ります。

サーバーや独自開発のCPUもあり、パソコン事業から撤退する企業が多い中、ハードウェアに強いこだわりを持つ日本企業です。

NEC

住友グループの電機メーカーで、正式名称は日本電気株式会社です。

1960年代はじめから始まった経済産業省による超高性能電子計算機プロジェクトで、日本独自のコンピューターシステムを開発してきました。

個人向けパソコンはレノボと合弁し、国内トップシェアを維持しています。

日本IBM

アメリカのIBMの孫会社となる日本IBMは、世界初となるノートパソコンを作ったことで知られています。

1991年のことで、現在はパソコン事業は売却し、日本法人レノボ・ジャパン株式会社が引き継いでいます。

ハードウェアの保守その他のサービスにこれまで培ってきた技術を結集しているのが、日本IBMの最大の特徴です。

日立製作所

個人向けのパソコンは作っておらず、ハードウェアのすべてが法人向けなのが特徴です。

小規模なオフィスから大規模事業の基幹業務まで幅広く対応するハードウェア技術に優れており、高度化するハードウェアに対する要求に応える高品質ハードウェアを生み出しています。

まとめ

IT企業といっても、ITの内容は幅広い分野にわたるため、どのジャンルに絞るかによってIT企業の人気も変わってきます。

IT企業の人気ランキングが調査によって、大きく異なることがしばしば見受けられるのは、何に焦点を当てるかで強みや技術に大きな差が出るからです。

この点を理解すると、就活市場でどのランキングを参考にすべきかがわかります。

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