【例文33選】受かる新卒の自己PRの書き方とポイントを徹底解説!

【例文33選】受かる新卒の自己PRの書き方とポイントを徹底解説!

「自己PRってなにを書けばいいんだろう」

「アピールする内容って、ESと面接で同じでもいいのかな」

「なかなか取りかかる気になれない」

自己PRの書き方がよくわからず、気が重くなってしまう就活生も多いのではないでしょうか。

この記事では、自己PRの書き方を基本から徹底解説しています。

ステップ通りに進めれば自己PRが書けるフォーマットや、多くの例文も紹介しているので、完成を後押しするツールとして活用してみてください。

この記事を読んでわかること
  • 自己PRの書き方
  • 自己PRの例文
  • 面接でも使える自己PR
  • 自己PR作成時のNGポイント
この記事をおすすめしたい人
  • 自己PRの書き方がわからない人
  • しっかりした自己PRを書きたい人
  • 自己PRを面接にも活用したい人
  • 豊富な例文を参考に自己PRを作成したい人

目次目次を全て表示する

【新卒の自己PR】そもそも自己PRとは?

自己PRとは、自分がどんな強みを持つのかをアピールする設問です。

自己PRでは、大勢の応募者の中から選ばれるため。魅力的にアピールをする必要があります。

自分の経験やスキルの棚卸しからはじめて、じっくり内容を練りながら、自分だけの自己PRを完成させてください。

自分の強みはなにか、どんな経験をしてきたか、企業でどんな貢献ができるかを、明確に表現しましょう。

自己PRと長所の違い

自己PRと長所の違いを理解している学生は意外と少ないです。

「どちらも自分の優れていることを伝えるのだから一緒じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、この2つには明確な違いがあります。

長所とは、「性格的な」自分の強みを伝えるものです。

具体的には、業務では必ずしも生かせるとは限らないが、人間関係や業務を行う上で役立つ自分の強みを指します。

例えば「協調性がある」「忍耐力がある」「明るい」などが挙げられます。

一方、自己PRとは、「業務に生かせる」自分の強みを指します。

そのため入社後に強みを生かしてどのように貢献できるかをアピールすることが重要となります。

以下の記事なども参考に、ご自身がそれぞれどのような強みや長所をアピールすべきか考えてみてくださいね。

【新卒の自己PR】企業はなぜ自己PRを聞くのか?

自己PRは、選考中に必ずと言っていいほど聞かれる設問の1つで、企業の多くで求められている情報です。

なぜ企業が自己PRを聞くのか、そこにはきちんと理由が存在しています。

企業は自己PRから「応募者の人柄」と「ポテンシャル」を見ています。

人柄について、企業は同じ目標やビジョンの達成のために同じ価値観をもち、同じ熱量で行動できる人を求めています

そこでその素質を測るためにどんな人柄なのかを自己PRのエピソードから見ています。

そして、自己PRを聞き、入社後に活躍して企業に貢献してくれるかどうかというポテンシャルを見ています。

ここでは、企業はなぜ自己PRを聞くのかについて紹介します。

企業はなぜ自己PRを聞くのか
  • 仕事への取り組み方を知るため
  • 会社の社風とマッチしているかを知るため
  • 入社後、どんな成果をもたらしてくれるかを知るため

仕事への取り組み方を知るため

自己PRは、仕事に対する姿勢のアピールにつながります。

自己PRでは、自分の経験やエピソードをもとに自分の強みをアピールしていきます。

目標達成や課題解決のために行った努力・取り組みは、仕事での目標達成に取り組む姿と重ね合わせて見ることができるでしょう。

また、熱意や前向きさなどのアピールも、仕事への取り組み方を伝えることになります。

意欲的に仕事に臨んでくれる人材は、企業にとって大切な存在です。

業務の経験がない新卒であっても、自己PRから仕事への姿勢を見ようとしています。

新卒はポテンシャル採用

企業は新卒にはスキルではなく、ポテンシャルを求めています。

ポテンシャルとはその企業で活躍できる見込みがあるか、ということです。

そのため、自己PRではスキルや成果そのものをアピールするというよりは、スキルを入社後にどう生かして行けるのか、どう活躍できるのかをアピールし、再現性を示すことが有効です。

新卒の就活では入社後の将来性を示すことがポイントだと覚えておいてください

会社の社風とマッチしているかを知るため

会社の社風とマッチしているかどうかも、企業が自己PRを聞いて確認している情報の1つです。

企業は社風とのマッチング度が高く、長く会社で働いてくれる人材を求めています。

特に新卒採用の場合は、就職後の成長が期待されています。

就職活動時点での能力やスキルだけでなく、会社との相性や、仕事の中で成長が期待できるかに着目している企業も多いです。

新卒の方は自分のスキルばかりを重視するのではなく、企業研究で志望企業の社風をしっかり把握しておきましょう。

入社後にどんな成果をもたらしてくれるかを知るため

先に述べたように、企業は成長の見込める人材や、入社後に活躍し成果を出してくれる人材を探しています。

その人がどのような強みを持っていて、それを活かしてどのような成果を上げられるのか、というところに注目しているのです。

企業が求める人材を意識しよう

効果的な自己PRを作るうえで、ヒントとなるのが企業研究です。

企業が求める人材を知ることで、企業のニーズに合わせた自己PRを作成することができます。

どのような人柄が重宝され、新卒の学生にどのような力を求めているのかなどを調べてみましょう。

もし自分なりの自己PRが思いつかない場合は企業のニーズを土台に自己PRを作成していてください。

企業から好印象を獲得することができるかもしれません。

【新卒の自己PR】ESと面接の自己PRで意識すべきポイントの違い

ESでも面接でも自己PRは聞かれます。

しかし、話す内容が同じでも、両者には違いがあります。

具体的には文章で書き記すか、口頭で説明するかという大きな形式上の違いがあります。

そのため、質問のされ方や目的、求められる密度が変わってくるのです。

はじめにしっかりと密度の高い自己PRを作って、それをESに書き、さらに面接の場で応用する流れを頭に入れておいてください。

ESでも面接でも確実に強みをアピールできるように、2つの違いをおさえて、それぞれに適した対策を事前に確認しておきましょう。

履歴書やESにおける自己PR

履歴書やESにおける自己PRの一番の特徴は、字数制限があることです。

限られた文字数で、過不足なくアピールしなければなりません。

自分の強みはなにか、説得力を持たせるために、どの情報をどの順番で記述していくかを考えて構成を組み立てましょう。

まずは評価を下げる要因になる、誤字脱字をなくすことがポイントです。

次に文章が簡潔でわかりやすい表現になっているかチェックしましょう。

最後に読んだ人がすぐに要点をつかめるように、全体の論理が通っているかを確認してください。

ESは文面だけで伝える難しさはありますが、時間をかけて作成できるのでベストを尽くしましょう。

約8割埋めるようにしよう

新卒の方がESに自己PRを記入する項目には、文字数が指定されていたり与えられているスペースに自由に書きこんだりするパターンがあります。

どの場合でも、余白をあまり残さず約8割は記入することがおすすめです。

余白の部分が多いと、あまり誠意や意欲の感じられない印象になってしまいがちです。

一方で文字数や余白をオーバーしてしまうと、ルールが守れない、簡潔にまとめる力がない、というようにマイナスに感じられてしまう可能性があります。

記入の際には、文字数やスペースの約8割を埋めることを意識すると、相手に良い印象を与える書類を作成することができるでしょう。

面接における自己PR

面接での自己PRでは字数制限がないので、具体的な内容を詳しく説明する必要があります。

面接官の質問にも、その場で臨機応変に答えていかなければなりません。

面接官が自己PRのどの部分に興味を持って、どんな質問をするのかを予測して、あらかじめ答えを準備しておきましょう。

企業や面接官によっては鋭い質問をされる可能性があるので、動揺しないで答えるために、しっかりとした事前準備が大切です。

スムーズに言葉が出てくるように、シミュレーションをして声に出しながら練習するのも良い方法です。

また面接では、自己PRの内容と立ち振る舞いが一致しているかどうかも評価されるポイントになるので、食い違いがないよう注意しましょう。

【新卒の自己PR】好印象を獲得する自己PR書き方のポイント

新卒の自己PRを作成する場合、どのような点に気を付け、どのような内容で構成すればいいのでしょうか。

自己PRを作成する場合に盛り込みたい内容や視点、構成などのポイントを紹介します。

このポイントを踏まえ、あなたの強みや魅力、企業において活躍できることをアピールしていきましょう。

ポイント
  • 企業が求める人材を知る
  • 中身の厚いエピソードを選ぶ
  • 客観的な視点で発言する
  • 数字を使って具体性を持たせる
  • 印象的なキャッチコピーを使う

企業が求める人材を知る

強みをアピールするうえでは、企業の求める人物像を抑えることがポイントになります。

例えば、IT業界では論理的な思考や物事を客観的につかむ力、営業職ではコミュニケーション力や粘り強さなどの強みが高く評価される傾向があります。

業界ごとに求める人物像やスキルが異なるのはもちろん、同じ業界でも求める人物像は異なります。

企業研究を踏まえ、企業の求める人物像を把握したうえで、どんな強みをアピールすればいいか考えてみましょう

中身の厚いエピソードを選ぶ

自己PRを作成する際には、あなたが深堀りされてもしっかりと答えられるようなエピソードを選ぶことがおすすめです。

なぜなら、書類選考の次の面接では、ESに書いたよりもより詳細な自己PRの内容を深堀りされるからです。

自分ではわかりやすく書いたつもりでも、面接官は疑問に感じる部分を見つけるとすかさず質問を投げかけてきます。

そのため、取り組んだ期間が短いエピソードよりも、長いエピソードを選んだほうが良いでしょう。

面接官の質問に自信を持って答えられるよう、内容の詰まったエピソードを選択しましょう。

そもそもESと面接で同じ内容を話すのはOK?

面接で話す時、ESに書いた自己PRと同じ内容を述べることは問題ありません。

企業によっては、最初からESの内容を面接で深掘りすることを前提として、自己PRを書かせている場合もあるくらいです。

しかし同じ内容でいいから楽になる、というわけではありません。

いくつもエピソードを準備しなくてよい代わりに、良い内容のエピソードを厳選して十分掘り下げておきましょう。

エピソードの数が少ない分、内容の密度は問われると心づもりしておきましょう。

面接はその場ですぐ質問に回答しなければならないので、どれだけ準備しているかが面接の出来に大きく影響します。

ESと面接の自己PRについて、いくつか大事な注意点がありますので次の項目を確認してください。

客観的な視点で発言する

自己PRでは客観的な視点で伝えることがポイントです。

例えば、自分のアピールポイントを〇〇と選んだ理由を伝えるとき、「一番得意だと思っているから」と言うのは、主観的な考えです。

主観的な考えではアピールの説得力がかけてしまいます。

客観的に伝える方法としては「△△という経験を通じて、〇〇だと思いました」と具体的な経験を挙げて、客観性を持たせることがおすすめです。

また、「部活のメンバーに褒められた」「強みが評価され、素晴らしい店員として表彰された」など、第三者の意見や結果を含むこともおすすめです。

数字を使って具体性を持たせる

自己PRでエピソードを話す際は、数字や第三者の意見を含むことで内容に具体性を持たせられます。

例えば、あなたのスキルや強みに対する評価であったり、エピソードの題材となる活動に取り組んだ期間や成果を具体的に数字で表したりすると良いでしょう。

具体的には、「私は工夫して〇〇を作れるようになりました」よりも「〇〇を最初は1週間に1個作ることも難しかった私ですが、△△という点を工夫することで、1週間に3個作れるようになりました」と伝える方が、具体的なエピソードと言えます。

一方、「多くの時間取り組んだ」「たくさんお客様を増やすことができた」など抽象的な表現はできるだけ避けたほうが無難です。

キャッチコピーを使うと効果的

選考者は短期間で数多くのESに目を通し、面接においても複数の学生を相手にします。

そのため、いかに自己PRを印象付けるかが重要と言えるでしょう。

キャッチコピーを使い、選考者に自分を印象付けるのも効果的な方法の1つです。

たとえば、協調性をアピールする場合には「私は協調性があります」よりも「私はチームの潤滑油です」とキャッチコピーを織り交ぜて伝える方が、短いながらも強い印象を残せるでしょう。

ただし、印象を残したいという気持ちが先走り、事実を誇張して伝えることは逆効果です。

偽りのない、適切なキャッチコピーを用いて効果的なアピールをしましょう。

【新卒の自己PR】自己PR作成のフォーマット

就活をするにあたっては、ESを作成して書類選考に通らなくてはなりません。

ESはおよそ体裁や項目が標準化しており、多くの企業で自己PRを求めてきます。

また、面接でも自己PRを求められるのが一般的です。

ESはもとより、面接においても、受かる自己PRを作成するには以下のフォーマットに従い、8つのステップを踏むようにしましょう。

ステップ1:強みを紹介

「私の強みは〇〇です。」と端的な1文からスタートさせましょう。

あなたのPRポイントは何なのか、結論からはじめることが大切です。

最初にあなたのアピールしたいことは何なのかを端的に述べることで、選考者の興味を引き、これから何を伝えようとしているかが分かりやすくなるからです。

強みを選ぶ際には立方体で考えることが大切です。

「自分は1人だけだから、1番の強みは1つしかない」では、企業の業種や求める人物像、志望する職種によってはそぐわないこともあるからです。

エントリーする企業ごとに求める人物像を把握して、強みを変えることも一つの方法です。

また、同じ強みをアピールするにも表現の仕方一つで、さまざまな企業に応用できます。

ステップ2:事例を紹介

次にあなたの強みを具体化して示せる事例を紹介します。

なぜかと言えば、その強みが真実であること、事実に基づくことを伝えるためです。

言葉で書くだけなら、誰でもできます。たとえば、リーダーシップがない方も「私の強みはリーダーシップです。」と言葉でアピールするだけなら可能です。

それが本当であることを納得してもらうために、あなたが強みを発揮できた事例を紹介しなくてはなりません。

ステップ3:その事例を行った目的を紹介

事例を紹介するにも、いくつかのステップを踏む必要があります。

ただ過去の経験を語るだけでは相手に伝わりにくく、自分でも何からどう書けばいいのか迷うはずです。

そのため事例紹介においても起承転結を踏まえて文章を構成しましょう。

まずは、何の話をするのかを紹介することが必要です。紹介したい事例に取り組んだ目的を伝えましょう。

ステップ4:その事例であった課題を紹介

事例を紹介するうえでは、あなたのアピールポイントを発揮できる前提となった課題がないとうまく伝わりません。

たとえば、リーダーシップをアピールしたい場合に「ただ、部活動でキャプテンを務めていました」でリーダーシップがあることが伝わるでしょうか。

他に人がいなかった、じゃんけんで負けて引き受けたのかもしれませんし、チームを引っ張る役割を果たしていなかったかもしれません。

形式的や表面的な話ではなく、具体的にリーダーシップを発揮できたことを伝えるうえで発揮するために抱えていた課題や問題やトラブルなどを紹介することがポイントです。

ステップ5:その課題の解決策を紹介

その課題であなたがどのように強みを発揮して解決へ導いたのかを伝えましょう。

あなたが解決に貢献したことが大切で、他の人が提示した解決策に従っただけなど消極的な事例を選ばないようにしましょう。

ステップ6:解決策を実行した成果を紹介

解決策を提示しただけにとどまらず、実際にその解決策を実行して得られた成果を紹介することが大切です。

事例によっても異なりますが、できれば、解決前と解決後の違いが分かりやすいよう、具体的な数字などを挙げて示せると、よりベストです。

たとえば、トーナメント戦で2年連続1回戦敗退であったのが、リーダーシップを発揮した結果、3回戦まで進んだなど、解決策実践のビフォー・アフターが分かりやすく伝わると説得力が増します。

ステップ7:この経験で学んだことを紹介

事例を紹介して終わりではいけません。事例紹介の起承転結として、その経験を通じて得られたことや、学んだことを挙げてください。

ただ思い出話や美談に終わるのではなく、自らの強みを発揮して抱えていた課題を解決したことで、より成長できたことをアピールすることが大切です。

ステップ8:入社後、この経験をどう活かすかを紹介

さらに自己PRのまとめとして、その経験を通じてより高まった、あなたの強みを入社後にどう活かすかを伝えなくてはなりません。

いかに過去の経験で課題解決などの成果や、部活動やアルバイト先などで役立つ貢献ができたとしても、入社を希望する企業で役立てられないのでは意味がありません。

企業としても役立てられない強みを持つ人を採用したいとは思わないでしょう。

企業の求める人物像にマッチしているかや、志望する職種や仕事でどんな風に役立てるのかを考え、自分の強みを活かして企業に貢献できることをアピールしてください。

【新卒の自己PR】アピールポイント別!例文22選

自分の強みを分析し、いくつか箇条書きで挙げていきましょう。

そのうえで、エントリーする企業の特徴に応じた求められる人物像や、志望する職種に応じた求められる能力に合わせた強みを自己PRにまとめます。

よくある強みについて、どのような職種に活用でき、どのようなエピソードを挙げればいいか、例文を見ていきましょう。

例文1:行動力

行動力は営業職をはじめ、マネジメント職やプランニング職、海外赴任など1人で仕事を任せられる職種などで利用できます。

例文1

私は、常に最高の結果を探し出そうとしてしまう人間です。

大学に進学してすぐ、私は家の近くにあるカフェでアルバイトをはじめました。

そこのカフェはオーナーが個人で経営しており、オープン間もないカフェでした。

オーナーはお店の宣伝方法に悩んでおり、集客の手段をあれこれと考えていました。

そこで私もオーナーと共に「どうすればお店の売り上げが上がるのか。

そしてどうすればお店のことを沢山の人に知ってもらえ、集客することができるのか」をテーマに考えました。

マーケティングの本を読んだり、近所にある別のカフェで話を聞いたり、インターネットや図書館で調べたり、模索する方法はさまざまでした。

その結果、チラシをポスティングするという話になりましたが、そのチラシもありきたりなデザインでは効果が弱いということになり、今度はデザインの本なども読み漁りました。

最終的にサービス券やクロスワードパズル、簡単なゲームもついた、見た人が興味を持つようなデザインのチラシが完成しました。

その後近所の住宅にポスティングをしましたが、一ヶ月で売り上げは2倍近くに伸び、オーナーにも感謝され、大きなやりがいを感じました。

私は、貴社に入社させていただいた場合、降りかかる難題や山積する課題に対して、誰よりも迅速に行動を起こしていきます。

その能力は、必ず企業の役に立つものであると、私は確信しております。

自己PRで「行動力」をアピールする方はこちらも参考にしてください。

例文2:協調性

協調性はチームワークが求められる職場や、事務職などさまざまな業務に応用が可能です。

例文2

私の長所は、協調性があるというところです。

私は学生時代にアルバイトスタッフとして、デパートの中にある雑貨店で働いていました。

ある日曜日のことですが、お客様も大勢訪れており勤務しているテナントも、デパート全体も活気に溢れていました。

その日は突然、何かの誤作動で店内の火災報知器が発報してしまいました。

当時、働きはじめたばかりで、デパート全体の火災訓練や避難訓練も未経験だった私は一瞬パニックに陥ってしまいました。

しかし周りの先輩従業員や、他のテナントで勤務しているスタッフの方に注目すると、皆決まったような動きをしていることに気付いたのです。

お客様を速やかにお店の外に避難させて、安全な場所や非常口に案内するといった動きが身体に染み付いていたのです。

私も見よう見まねではありましたが、店内にいらっしゃるお客様の安全を最優先にして、同じように行動しました。

その後店内の安全が確認され、再度お客様に入店していただいた際、お客様から感謝の言葉を頂戴しました。

突然のことでしたが、クレームなどに発展することもなく、ことなきを得たことが嬉しかったうえに、予期せぬ状況においても冷静に最善の選択や、その場の人間に合わせて行動する力が自分にはある、ということを知れたのが何よりの収穫でした。

貴社に入社した後も、企画や営業、あらゆる場面で私ができること、私に求められていることを迅速に考え、予想し、先駆けて行動していきたいと考えております。

自己PRで「協調性」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文3:リーダーシップ

リーダーシップはあらゆる職種でアピールできます。

中でも、チームでプロジェクトを進めるメーカーの商品企画や、カリスマ性が求められる幹部候補の総合職で力を発揮することができます。

例文3

私の強みは、相手の立場に立って物事を考えることができるリーダーシップがあることです。

これは、アルバイトしていたときに培いました。

私は、学生時代のアルバイトで新卒社員への研修を任せていただく機会がありました。

しかしながら、何度指導しても、なかなか相手の理解を得ることが難しい状況が続きました。

その状況を打破すべく、少し立ち止まって自身の研修の仕方を客観視してみたところ、その場その場で通り一遍の説明しかしておらず、業務の一連の流れとしての説明ができていないことに気付きました。

それを改善すべく、ロールプレイング形式の研修を導入してみるなど、研修生それぞれが理解できていない点を確認しつつ、実際の業務で役立てられるような指導を行った結果、通常は4ヶ月程かかる研修を3ヶ月で終えることができました。

貴社においても、私の強みであるリーダーシップを活かし、メンバーの立場で物事を考えつつチームを引っ張ってく所存です。

自己PRで「リーダーシップ」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文4:継続力

研究職やプログラマーなど長期間集中して仕事を続ける業務や、ルーティーンワークをこなす事務職などに応用できます。

例文4

私の強みは継続力です。

私は小学校に入学してから、毎朝5時半に起きて父親とジョギングをしてきました。

身体が小さく体力もなかった自分を丈夫にさせたいと、父親が考案してくれた日課です。

その習慣は親元を離れて1人暮らしとなった今でも継続しています。 雨や雪の日にはジョギングをする30分の時間を、腕立て伏せと腹筋をするトレーニングに替えて毎朝の日課をこなしてきました。

おかげで体力がつき、小学校から大学まで皆勤賞です。

ときには朝起きるのが辛いこともありましたが、父親が待っていてくれるから裏切れないという気持ちと、ずっと頑張ってきたのだから途切れさせたくないという気持ちが芽生えて、継続してくることができました。

この経験を通じて人を信頼すること、人を裏切らないことを学び、体力と朝早く起きるのが当たり前の習慣も身に付きました。 証券会社での仕事は朝が早く、継続的な市場動向のチェックが欠かせません。

営業をしていくうえでお客様の信頼を得、信頼を裏切らないことが成果につながると考え、自分が培ってきた経験が活かせると志望しました。

自己PRで「継続力」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文5:忍耐力

忍耐力は営業職や顧客のクレーム対応などが多い職種、肉体労働や長時間労働が必要になる運送業や建設業、じっくり相手と向き合う必要がある介護職などで使えます。

例文5

私の強みは、環境やプレッシャーに負けないということです。

大学時代、私は弓道部に所属していました。

同輩には弓道未経験者もいましたが、大学全体が弓道に力を入れていることもあり、高校から弓道部に所属していた人、個人的に練習をしている人など、全体的にみて経験豊かな人が多い印象を受けました。

その中で私は弓道自体未経験だったこともあり、周りの練習や実力に付いていくことに当初大変苦労しました。

周りの学生も退部したり、部活をさぼりがちになったりしました。

このままではいけないと思い、私は弓道に関する書籍を読んだり、道場で経験者に話を聞いたり、先輩に練習を遅くまで手伝ってもらったりすることで実力の底上げを図りました。

その中で自分自身の姿勢に根本的な原因があることを発見し、整体に通うことで背骨と姿勢の矯正に力を入れました。

その甲斐あってか、2年、3年と学年を重ねるうち、次第に上達し、4年次の全国大会では主将として大会に参加することが叶ったのです。

途中に何度も辞めよう、逃げ出そうと思ったことはありましたが、学びたい、上達したいという欲求や、弓道に対する想いが私を部に引き止めました。

結果として、弓道部で学んだ4年間はかけがえのない財産となりました。

私が社会人になってからも、弓道部で培った執着や研究熱心な部分、そして環境やプレッシャーをはねのける力は必ず役立つはずです。

自己PRで「忍耐力」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文6:気配り・思いやり

気配りや思いやりという強みは、接客業やサービス業、介護職をはじめ、チームをまとめたり、マネジメントしたりする職種にも求められる能力です。

例文6

‌私の強みは相手の要望にも応えるために、自発的に動けることです。

私は準体育会バスケットボール部のマネージャーをやっていました。

厳しい練習もあり、地区内でも強豪になりつつある中で、選手の雑務が多いと感じていた私は、選手の潜在的な要望を感じ取り自発的に業務をマネージャーで引き受けることにしました。

業務量が増えましたが、作業の効率化を図ることで乗り切りました。 さらに練習が厳しさを増す中で選手ケアの必要性を感じたため、知識をマネージャー全員で勉強して共有することにしました。

知識は選手の疲労が蓄積してくるリーグ後半に生きる形となりました。 結果的に、選手たちはプレーに集中することが可能になり、チームは地区制覇を果たすことができました。‌

要望をくみ取り自発的に動く私の強みは、社内の業務を円滑に進めることにより、クライアントの課題解決にも生かせるはずです。‌‌

自己PRで「気配り・思いやり」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文7:指導力

マネジメント職やチームリーダー、店長候補をはじめ、プロジェクトを組んで活動する職種などさまざまな仕事に活用できます。

例文7

私の強みは指導力があることです。

学生時代に100人規模の競技ダンスサークルの幹事長を務めていた私は、最後の舞台におけるチーム全体の方向性を定めることに注力しました。

やはり100人規模だと全員が同じ目標を持つということは難しく、方向性として「優勝すること」か「結果より楽しむことを重視する」のどちらかでチーム内の意見が分かれてしまいました。

ここで私は、「結果より楽しむことを重視する」というメンバーに「どうして結果にこだわらないのか」をアンケートでヒアリングしたところ、「ピリピリした空気感が嫌だから」という共通の問題点を発見しました。

この問題点さえ消せば皆結果を大事にしたいということに気付いたので、その後の練習は「明るく、笑顔で優勝する」というコンセプトのもとチームを引っ張っていきました。

その結果、チーム全体で準優勝することができました。

例文8:チャレンジ精神・実行力

チャレンジ精神や実行力はあらゆる職種に求められる力ですが、特にベンチャー企業など新しい企業や成長企業、研究開発職などに適します。

例文8

私は、壁にぶつかったときほど燃える不屈のチャレンジ精神の持ち主です。

私は駅伝チームで上位を狙う陸上部に所属していました。

しかしながら私が足を引っ張ってしまい、一時期チームからメンバーを外されたのです。

とても悔しかったですが、そこで私のチャレンジ精神にメラメラと火が付きました。

こんなことで諦めるわけにはいかないと、トレーニング方法の改善から食事療法、ケアやストレッチなどとにかく調べたのです。

そして自分の弱点が足の着地法にあると知り、フォーム改善のトレーニングに励みました。

さらに足を強化するために、毎朝神社の階段ダッシュを5本行うことに決めました。

その結果、1年後には無事にチームメンバーに選ばれ、駅伝の区大会で優勝できたのです。

入社後も、仕事で行き詰まったときこそ不屈のチャレンジ精神が活きてくると思います。 ストレスにも強いので、貴社の営業職に向いていると思っています。

自己PRで「チャレンジ精神・実行力」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文9:計画性

計画性もさまざまな職種で必要となる能力で、目標達成が求められるプロジェクト職や商品開発や建築などスケジュールを立てて実践が求められる職種などでアピールできます。

例文9

私の強みは計画性です。 私は物事を具体的に考えることが得意です。

高校生時代、部活の引退が遅かったこともあって、大学受験に備える時間が周りの人よりも少なかったのですが、先ずは受験の計画を綿密に練ることにしました。

1日の学習時間や模試の日程調整などは当然のこと、起床時間から食事の時間まで、学習以外のタイムテーブルについても詳細に定めることで、規則正しく、計画的に学習に取り組むことに成功しました。

また、人が連続して集中できる時間には限りがあるということを考慮して、学習と休憩のバランスについても、トライアンドエラーを繰り返しつつ、徐々に調整していきました。

結果的に、平日は1日5時間、休日は8時間の学習を無理なく継続することに成功し、大学も無事に第1志望の○○大学に合格することができました。

過密なスケジュールでも、限られた条件下でも目標を達成するため、最善とされるプランを考える力は、貴社に入社した後も大いに役立つと思います。

自己PRで「計画性」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文10:負けず嫌い

ライバルや交渉相手に負けたくない営業職や、商品開発や研究開発職など成果が出せるかが不透明な仕事でアピールできます。

例文10

私の強みは負けず嫌いなところです。

私は毎年、地元のマラソン大会に参加していますが小学生の頃から続けているので、もう10年以上もマラソン大会にエントリーし続けていることになります。

最初はどちらかというと体力には自信がなく運動神経がよいほうではありませんでした。

しかし、私は負けず嫌いな性格なため、昨年よりも記録を伸ばしたいという強い気持ちで練習に励んできました。

学校が終わり放課後になると毎日10km走ることをノルマとし、欠かさず練習を続けてきました。

さらに母の協力も得て食生活も改善し体力作りも心がけてきました。

こうした努力を続けた結果、現在ではトップ3に入る結果を残せるまで成長しています。

ときに困難だと感じたときもありましたが、諦めずに立ち向かうことで体力や実力だけでなく意志の強さも身に付けられたと思っています。

例文11:向上心

向上心もあらゆる職種で使える強みです。特に研究開発職や技術職など新しいことが求められる仕事でアピールに使えます。

例文11

常に新しいことに挑戦し努力を続ける、というのが向上心がある私の信条です。

大学入学当初、私は幾つかの目標を掲げました。「全ての教科で良以上をとる」「特別な事情がない限り大学を休まない」「免許を取得する」といった、簡単なものから難しいものまで、さまざまな目標です。

しかし大学で生活しているうちに「成績はやはり全部優を獲ろう」「免許だけではなく簿記や英語以外の語学の資格にも挑戦してみよう」「語学留学をしよう」など、目標設定が高まったり、数が増えたりしていきました。

結果的に私はそれらの目標を全て達成し、その実績から「自分の大学生活は悔いのないものだ」と自信を持って言えるようになりました。

高い目標を設定すること、それを叶えることが人生を豊かにするものだと私は知っています。

貴社に入社した後も当たり前や、現状維持というものに満足するのではなく常に1歩、10歩先の目標を掲げていきたいと考えております。

私が働くモチベーションはその目標や企業の成長、会社への貢献に宿り、そのモチベーションは必ず会社の武器になると確信しております。

例文12:責任感

責任感もあらゆる職種でアピール材料になりますが、特に危険を伴う職種や生産管理などの職種、人の生命や財産、人生などに携わる医療や介護職、コンサルティング職や金融関連の仕事でもアピールできます。

例文12

私は何事にも責任感を持ち、やるべきことを最後まで全うしてきました。

学生時代には、部活のリーダーを務めた経験がありますが、ただ技術力を上げるだけでなく大きな困難にぶつかっている部員にアドバイスをするなど、常に温かくサポートすることを心がけてきました。

自身の評価を気にするのではなく周囲に寄り添えるようなリーダーになることを目標として行動し続けた結果、部員や恩師から厚い信頼を得られたと感じています。

貴社に入社した際にも周囲の気持ちに寄り添い、仲間たちと協力しながら仕事に専念したいと思います。

自己PRで「責任感」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文13:努力家

努力ができることもさまざまな職種でアピール材料になりますが、特にコツコツと作業をする仕事や、結果や成果を出すことを求められる営業や開発などの仕事で使えます。

例文13

私の強みは努力ができることです。

大学で新しくはじめたテニスにハマり、どうしたら強くなれるのかを考えて毎日練習していました。

どんなに寒い日でも暑い日でも、毎日の朝練は欠かさず、1人で200本のサーブを打つのが日課でした。

また、経験者に質問をしたり、自分の問題点を見つけるために動画を撮ってみたりと、できることは何でもしました。

その結果、地区大会で準優勝をすることができ、優勝も視野に入るほどになりました。

この努力ができるという強みを活かして、貴社に入社した後も、分からないことでも徐々に成長してなんでもこなせるようになりたいと考えています。

例文14:会話力

会話力もあらゆる職種に当てはまります。

特に人と接する仕事、複数メンバーで行う仕事などでアピールできます。

例文14

私は多くの意見を吸い上げて、皆が納得する結論に導くのが得意です。

大学の学園祭の実行委員をしていましたが、それぞれやりたいことが違い、方向性もバラバラで思うようなプランの作成ができない事態に陥りました。

一通り、すべての実行委員の意見を聞いて、それを書き出し、方向性が同じ意見をまとめていきました。

バラバラだった意見が少しずつまとまっていく様子を見ていたメンバーは、それならこれを加えようなど、自分の意見を通すのではなく、より発展的な意見を出してくれるようになったのです。

会社でも多くの人が集まれば、さまざまな意見が出ますし、取引先と意見が対立することもあるかと思います。

多様な意見をまとめあげる能力を活かし、全員が納得のいく結論を早期に導き出して円滑な業務や取引先との円滑な関係を築くために役立てたいです。

例文15:明るい

サービス職や営業職、介護職など人と接する機会の多い職種に向いています。

例文15

私は明るい性格が取り柄です。

私の家はあまり裕福ではなく、小さいときから周囲にコンプレックスを感じていました。

しかし、家族は常に明るく家の中が嫌だと感じたことはありませんでした。 家族から「明るさ」を保っていれば、他人を妬まずに自分らしく生きられると学びました。

いつも笑顔でいると、不思議なことに他人からのからかいの言葉も気にならなくなったのです。

明るく振舞っているうちに私の心は鍛えられていきました。

今でも、他人の言葉や理不尽な仕打ちにめげません。むしろ、自分を成長できるチャンスだと考えられます。

貴社でも前向きに成長できるはずだと自負しています。

自己PRで「明るい性格」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文16:真面目

真面目であることもあらゆる職種に求められる能力ですが、特にコツコツ仕事を行う事務職や、お金を取り扱ったり、人の家に訪問したりするような仕事、単独で任されるような仕事に向いています。

例文16

私は物事に妥協できない人間です。 大学の研究では友人と共に介護ロボットの開発を行っていました。

現場で実用性が高いロボットの条件を考えたとき、「動きの速さ・滑らかさ」「耐荷重」「大きさの最適化」といった部分を大切にしました。

中でも重要視したのが耐荷重の部分で、そこをどれだけ強化するかで実用性が大幅に左右されるため、研究メンバーの中でも意見が割れました。

結局、過半数が私の予定していた耐荷重を下回る設計案を支持したのですが、私はそれでは研究の意味がないと思い、その後もメンバー1人1人に説得を試みました。

そのうえで具体的な設計図、予算、工程と期間を算出し、現実的な案であることを強調していきました。

次第にメンバーの心は動き、最終的に私の案が採用、そして完成に至りました。

妥協せずに作り上げたものに、私だけではなく、全員が満足していました。

しかしその満足は終着ではなく通過点です。 貴社ではその経験を活かしながら、介護ロボットの開発部門で勤務したいと考えております。

結果に満足せず、しかし選択には常に満足できるような働き方をしていきたいと思っております。

自己PRで「真面目」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文17:集中力

集中力もあらゆる職種に活かせますが、特に研究開発職や長時間の集中が要求されるプログラマー職などでアピール材料にできます。

例文17

私の長所は、集中力があるところです。

中学生の頃から勉強に対する集中力は誰にも負けません。

私は、学ぶことを怠らず新たな知識を身に付けることは自分の人生の糧になると思っています。

そのため、これまで学業のみならず、資格取得や特技を伸ばすためにさまざまな知識を身に付ける努力をしてきました。

勉強を集中して行うために自宅ではなくあえて図書館で行うと決め、放課後に毎日足を運びました。

図書館は、私にとってもっとも集中できる場所です。

勉強をするために図書館に足を運ぶと時間を忘れて閉館まで勉学に励むことができました。

私は、勉強が得意なほうではありません。

しかし、集中して勉強に取り組んだことで良い成績を得ることができました。

目標としていた点数を獲得することができ、資格取得を実現するなど、さまざまな成果を得ています。

このようなうれしい結果を得ることができたのは、やはり集中してコツコツと勉強に励んできたからだと思います。

もし貴社に入社できた際には、私の強みである集中力を活かしてさまざまな知識を身に付け、貢献できるよう努力していこうと思っております。

自己PRで「集中力」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文18:素直

素直であることは接客などの仕事や、チームワークが要求され、上司やリーダーの指示を得て取り組む業務などでアピール材料になります。

例文18

私のモットーは、「取り敢えず挑戦してみる」です。

インターンでデザイン関係の仕事を学ばせていただきましたが、当初の私はデザインに関して、正直浅い知識しか有していませんでした。

だからこそ、先ずは指示されたことに対して、忠実に取り組んでみようというスタンスで臨みました。

同じようにインターンで働く別の学生や大学の同輩は、インターンやアルバイトで任された仕事に対して「もっと具体的な仕組みについて教えてくれたら理解しやすいのに」と漏らしていましたが、「普通の人はそう思うものなのか」と、それらを聞いたときに初めて私は気付きました。

私はそれまで、とにかく1度言われたことを再現してみる、そしてそこから疑問に思ったことを聞いたり、うまくいかなかった理由を研究したりする、というやり方で何事にも取り組んできました。

私自身それが1番吸収しやすいやり方でしたし、変に反抗するよりもゴールに辿り着くのも早いと理解しているからです。

貴社に入社した後も、最初のうちは分からないことだらけかも知れません。

だからこそフラットな気持ちで業務に臨み、謙虚な姿勢でこれからも「取り敢えず挑戦してみる」の精神を守っていきたいと考えております。

自己PRで「素直」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文19:傾聴力

傾聴力とは、コミュニケーションスキルの一つで、聞き上手で相手の話をうまく引き出すことができるというスキルです。

傾聴力をアピールすることでただコミュニケーション能力をアピールするよりも具体的に相手にアピールすることができます。

例文19

私の強みは傾聴力です。 塾講師のアルバイトにおいて、なかなか勉強のやる気が持てず成績も伸び悩んでいる生徒がいました。

その生徒に対して親御さんや周りの先生たちは宿題を増やすなどで勉強させようとしていましたが、私は生徒の気持ちの問題だと考え、会話を通じて勉強に身が入らない理由を知ろうとしました。

その結果、今まで目指していた大学ではなくて、専門学校に行くか迷っていることが分かりました。

私は親御さんに1度相談したほうがいいこと、専門学校に行くにしても大学に行くにしても勉強をしておくことで選択肢が狭くなることはないことをアドバイスしました。

すると、親御さんと話したことによって生徒の気持ちもスッキリし、専門学校に行くことを決意したうえで勉強にも身が入るようになりました。

この経験を通じて、問題の解決には相手の話をよく聞き、問題の根本にあるものが何なのかを理解することが必要だと感じました。

自己PRで「傾聴力」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文20:好奇心

好奇心が旺盛であることは、新規事業や新商品の開発など、流行を生み出していく職種に役立てることができます。

例文20

私は好奇心旺盛な人間です。

大学生時代は日本とは異なる海外の文化に興味を引かれ、文献や資料で知見を得ていたのですが、知識が広がるうちに実際に自分で体験してみたくなり、3回ほど海外へ旅行をしました。

現地では言葉も文化も異なる人々と積極的に交流し、地元で有名な飲食店を教えてもらったり、現地ならではの文化体験を紹介してもらったりしました。

そこでしか味わうことのできない貴重な体験を重ねて、文献だけでは知ることができなかった知見を広げることができました。

貴社に入社した際にも、多くの物事に関心を持ち、積極的な行動を心がけ、さまざまな知識を身につけながら成長していきたいと考えております。

自己PRで「好奇心」をアピールしたい方はこちらも参考にしてください。

例文21:人付き合いが得意

人間関係を構築し良好に保つ力は、多くのビジネスシーンで役立てることができます。

仕事を効率良く進めたり、人間関係の中で刺激を受け合って新たなアイディアを生み出したりと、仕事において役立つ能力の一つです。

例文21

私は人間関係を良好に保つことが得意です。

私は学生時代、バドミントン部に所属していました。

3年生のときに部長を任され、50名ほどの部員をまとめることになりました。

部長に任命されてから、部員の1人1人に気を配りました。 積極的に話を聞き、もめごとがあれば仲介をして問題解決を図りました。

大変なこともありましたが、部員の皆から「あなたが部長で良かった」「頼りになる」といった言葉をかけてもらい、とてもやりがいを感じました。

部長を務めた1年間は特に大きな問題は起こらず、部全体が良い雰囲気で活動を行うことができました。

この私の強みは貴社に入社した際にも、社員の方々と良好な関係を築きながら円滑に仕事に取り組むことに活かしていきたいと考えております。

例文22:マネジメント力

マネジメント力があると、人の前に立ち、人をまとめる能力があることがアピールできます。

例文22

私の強みはマネジメント力です。

私は剣道分の部長を務めていました。

部長として練習メニューを考えるにあたって、部員全員が同じペースでついていけるメニューを考えるのに苦労しました。

しかし、ミーティングでひとりひとりの意見を取り入れ、練習メニューを作ることで部員全員がついていけるメニューを考えることができました。

入社後はこのマネジメント力を活かし、人をまとめることで貴社に貢献していきたいと考えています。

【新卒の自己PR】職種別!例文5選

職種にはさまざまな種類があります。新卒の人たちは、多くの職種の中から自分のやりたいものを選択し、就職活動を行っていくでしょう。

しかし、職種には適正というものがあります。

仕事に対する興味だけでなく、性格やスキルなどが適しているかどうかが大切なのです。

つまり、新卒で目指している職種で内定を得るためには、その職種に自分が適していることをアピールすることがポイントになります。

それぞれの職種の適性を理解し、それに沿った自己PRを考えましょう。

ここでは、新卒の方に向けて、職種別の自己PR例を紹介していきます。

目指している職種がある方や、自分がどの職種に適性があるのか分からない方など、新卒で自己PRの書き方を模索している方はぜひチェックしてください。

例文1:営業職

営業職は募集している企業も多く、営業職志望の新卒の方も多くいるでしょう。

営業職では、顧客のニーズを把握し、魅力的に提案するコミュニケーション力、顧客の問題を発見し解決につながる商品を提供する課題発見力、そして商品を多く売り上げるという成果を出すことができる力などが求められています。

これらのような能力を持っていることに説得力を持たせるような自己PRを考えましょう。

例文1

私は人とコミュニケーションを取ることが好きです。

学生時代、飲食店でアルバイトをしていました。 個人経営の小さなお店で、常連のお客様も多くいらっしゃっていました。

私は接客をしながらお客様とコミュニケーションをとり、信頼関係を築きました。

その結果、1人1人のお客様の求めているサービスを理解して提供し、気持ちよくお店を利用していただくことができるようになりました。

貴社に入社した際にも、このコミュニケーション能力を活かして、お客様のニーズを理解して1人1人に適した商品の提案をしていきたいと考えております。

例文2:事務職

事務職は新卒の方にも人気の職種です。志望者が多くいるため、事務職への適性をしっかりアピールしてより魅力的な自己PRをすることが大切でしょう。

事務職には、社員とのコミュニケーション能力、物事に誠実に取り組む力、決まった業務をこなす忍耐力が求められています。

例文2

私の強みは、継続して物事に取り組む力です。

私は学生時代、陸上部に所属していました。 入部した当初は未経験であったために体力や技術がなく、部活動の練習は辛いものでした。

そこで、毎朝30分のランニングと、20分の筋肉トレーニングを行うことにしました。

毎日何があっても欠かさず続けたことで、確実に自分の力になりました。

それは部活動を卒業した今でも毎日続けています。

私はこの力を貴社の仕事に誠実に、継続して取り組むことに活かしていきたいです。

例文3:販売職志望の場合

学生時代のアルバイトで販売職を経験したことのある新卒の方は、その経験を上手にアピールすることができれば、他の新卒との差をつけることができるでしょう。

もちろん、そういった経験のない新卒の方でも、販売職の適性を理解して適切な自己PRを行うことで、魅力的なアピールになります。

販売職に求められている力は、売り上げを出すために積極的に行動する力、顧客にとって快適な接客が行えるコミュニケーション力などです。

例文3

私の強みは目標に向かって積極的に行動する力です。

私の所属している研究室に、アメリカからの留学生が所属していました。

私はその人と親睦を深めたかったのですが、最初のうちは言葉が通じず、思い通りにいかないことが多々ありました。

そこで、私は彼女と楽しく会話をすることを目標に英語の勉強をはじめました。

まだ十分に英語を話せない間も彼女に積極的に話しかけ、彼女から英語を教えてもらうこともありました。

今では簡単な日常会話程度ですが英語を話すことができるようになり、彼女とも信頼関係を築くことができました。

私はこの目標達成のために努力する力を、貴社の販売業務でも活かしていきたいと思っています。

例文4:建設業

建設業を目指している新卒の方で、実際に現場で働いた経験のある人は少ないでしょう。

建設業は専門的な業種ですが、求められている能力をしっかりアピールできれば大丈夫です。

建設業には計画通りに仕事を進める能力、安全のためのリスク管理能力、現場の人たちをまとめるマネジメント力やコミュニケーション力が求められています。

例文4

私には計画通りに物事を進める力があります。

大学2年生のとき、簿記の資格を取りたいと考え勉強をはじめました。

試験日から逆算して1日に必要な勉強時間を算出し、毎日2時間は資格の学習に当てました。

苦手な分野や優先的に身につけたいことの時間配分にも気を配り、効率的に勉強を進めることができました。

その結果、十分な知識を身につけ、資格を取得するに至りました。

この力は、貴社で計画的に仕事を遂行させることに活かすことができると考えております。

例文5:製造業

新卒で製造業を目指している方の中には、自己PRで何をアピールすれば良いか分からない人もいるでしょう。

効果的なアピールポイントを押さえることができれば、製造業の経験ない新卒の方でも魅力的な自己PRが作成できます。

製造業には、ものづくりに集中する力、商品を作るという責任感の強さなどがアピールできます。

例文5

私は責任感の強い人間です。 学生時代には大学祭の実行委員の委員長として活動しました。

規模の大きいイベントのため、準備から慌ただしく活動しなければなりませんでした。

そんな中でも、自分のやるべき仕事は見失わずきっちりとこなし、周囲の状況にも気を配りながら準備を進めることを心がけました。

トラブルが起きた際には中心となって問題解決の場を設け、積極的に関わることで解決を目指しました。

大学祭は無事に成功し、同じ委員のメンバーから「委員長としての役割をしっかり果たしてくれた」と感謝を述べられました。

私はこの責任感の強さを、貴社の商品を作るという仕事にも発揮していきたいです。

【新卒の自己PR】業界別!例文3選

以下からは、IT業界・コンサル業界・食品業界の業界ごとの自己PR例文を紹介していきます。

各業界で求められるスキルに沿った自己PRになっておりますので、参考にしてみてください。

例文1:IT業界

まずは、IT業界の例文をご紹介します。

例文①

私の強みは、物事を客観的に見て、筋道を立てることができる能力です。

この強みは、大学のゼミでの論文大会で発揮することができました。

一年前の大会での3位という結果を受け、周囲からの評価や発表時の動画視聴など、様々な角度から原因を追求しました。

内容ではなく伝え方に課題があると仮説を立て、一年をかけ検証・改善を続けたところ、翌年には優勝という成績を残すことができました。

貴社に入社後も常に冷静に物事を見ることで、トラブルが発生した時にも適切な対応をすることができると考えています。

例文2:コンサル業界

次に、コンサル業界の例文を見てみましょう。

例文②

私の強みは、自ら課題を見つけ検証することができることです。

学生時代の居酒屋のアルバイト経験から培いました。

私が勤めていた店舗では売上自体は好調でしたが、来店アンケートから新規のお客様が来ていないことが分かりました。

私は店舗の認知度が低いことを課題と捉え、店の外での声かけを提案しスタッフ全員を巻き込み、数か月に渡り検証を続けました。

その結果、新規顧客数・売上ともに2倍にすることができました。

貴社においても、たとえ結果が良かったとしても、現状に満足せず課題を発見して改善していきたいと考えています。

例文3:食品業界

最後に、食品業界の例文です。

例文③

私の強みは、責任を持って物事に取り組めることです。

この強みは、大学のダンスサークル活動のリーダー経験で活かすことができました。

サークルの課題であったメンバー数の減少への対策として、少なかったダンスイベントを増やしました。

しかし、そのせいで練習をおろそかにするメンバーも多くいました。

私は一つひとつのイベントに誠実に取り組むことが大切だと考え、厳しい声かけを行うことや日々の練習に対する真剣な姿勢を見せることで、サークル全体の士気を高めることに繋げました。

入社後にリーダーや管理職になった際も、まとめる業務でおろそかになってしまいがちな作業においても責任を持って取り組むことで貢献してまいります。

【新卒の自己PR】新卒がやりがちな自己PRのNGポイント

自己PRが評価されず、選考から外されてしまうNGポイントはどのような点なのでしょうか。

特に応募人数が多い大手企業や、競争率が高い人気企業などの場合は書類選考の段階で振り落としにかけられるケースも少なくありません。

企業にとって、どんな人物かはとても重要な採用基準となるため、自己PRの2、3行を読んで落とされる可能性もあります。

そのためNGポイントを作らないように注意が必要です。

注意
  • 結論から話していない
  • エピソードの過程しか話していない
  • 結論までの話が長い
  • 履歴書と面接の内容が矛盾している

結論から話していない

よくあるNGの自己PRの書き出しは、結論から始めずに「私は高校時代にサッカー部に所属しており、そこでミッドフィルダーをしていたのですが、」と経験談からはじめることです。

また、「私はTOEICで800点というスコアを持っているので、語学に自信があります」と理由からはじめる書き出しもNGです。

なぜなら、アピールポイントがなかなかわからず、相手は何が言いたいのか理解しにくいからです。

分かりやすい自己PRにするためには、結論から端的に書き出しはじめましょう。

エピソードが長い

エピソードは、うまくまとめないと冗長になってしまいます。

ESの限られた文字数で話すには、長すぎるのはNGです。

全体的に長いと、内容も分かりにくくなる上多くの応募者がある企業においては読み飛ばされてしまい、選考落ちの原因にもなります。

エピソードは「どんな問題や目標があったかに1文」「どんな行動をとったかに1文」「どんな結果になったかに1文」を基本に、明確かつ簡潔にまとめることが大切です。

特にエピソード紹介は、長い経験談も分かりやすく簡潔に要約するようにしましょう。

矛盾がある

新卒採用の履歴書や面接での内容は同じものにそろえておいた方が良いでしょう。

内容が異なっていると人物像がはっきりせず、企業側は不信感を抱いてしまう可能性があります。

自己PRの整合性を取るためにも、矛盾した内容は避けてください。

仕事に生かせないことをアピールする

先述したように、企業は自己PRを通して、仕事への取り組み方や社風とのマッチ度、入社後にどのような成果をもたらしてくれそうかなど、働くイメージと結びつけて入社後に活躍できる人材かどうかを判断しています。

そのため、自己PRで仕事に活かせない強みや内容をアピールしてしまうと、入社後の活躍イメージに繋がらず、選考に不利になってしまいます。

その企業で働く姿をイメージし、入社後に活かせる強みや内容をアピールしましょう。

 【新卒の自己PR】新卒自己のよくある質問5選

自己PRは、企業によって文字数の指定がまちまちであるため、指定文字数にどの程度合わせていけばよいのか迷っている方もおられるでしょう。

また、アピールしたい強みが複数ある方や、逆に自己PRの内容が浮かばない方もいると思います。

以下からは、自己PRにおける文字数やアピールする内容等について、就活生からよく出てくる疑問をQ&A形式で解説していきます。

Q1.文字数は多少オーバーしてもいい?

文字数は守りましょう。

文字数を削るためには、「ですます調」から「である調」に変える方法や、「~という」や「だんだん」などの表現を削ることがおすすめです。

また、自己PRで特に伝えたいのは、経験の中の「あなたの考えや行動」の部分です。

そのため削るポイントとしては、出来事や状況などの「説明」部分を中心にチェックしてみましょう。

なくても意味が通じる表現や、短縮しても意味が通じる表現がないか見直しましょう。

Q2.文字数はどれくらい埋めればいい?

文字数が指定されている場合、最低8割以上は埋めましょう。

できれば、9割を埋められるとベストです。

少ない文字数で伝えようとすると、どうしてもエピソードの内容が薄くなったり、具体性がなくなったりしてしまいます。

エピソードを深掘りし、そのときの状況や課題、その中での自身の思考や行動、その結果など細かく書くことで、あなたの経験がより伝わりやすくなります。

そうすると、あなたの強みに対する企業の納得感も増すでしょう。

Q3.強みを複数アピールしてもいい?

強みは、1つに絞ってアピールするほうが無難です。

一つの文章の中で複数の強みを伝えようとすると、その分必要な文字数が多くなってまとまり切らず、わかりにくい文章になってしまう恐れがあります。

また、一つ一つのアピール内容が弱くなってしまったり、企業の印象に残りにくくなったりすることも考えられます。

そのため、企業の求める人物像や仕事で活かせる能力を踏まえて、その企業にマッチした強みに絞り、その強みが発揮されたエピソードを深掘りして伝えることがおすすめです。

ただし、面接では「他に強みはありますか?」と聞かれることもあるため、その対策として別の回答を用意しておくことは効果的です。

Q4.高校生の頃のエピソードでもいい?

できる限り、大学時代のエピソードを含めることがおすすめです。

どうしてもない場合や、高校時代のエピソードのほうがより深くアピールできるという場合は、高校時代のエピソードを伝えるだけでなく、その強みが今に繋がっていることも伝えられるとよいでしょう。

例えば、「高校時代の部活動で粘り強さを発揮して成功したエピソード」を伝える場合、「その粘り強さを、大学でより高度なものに変えるために行動し、成果を収めた」という流れで、今に繋がっている点も含めて仕上げると効果的です。

ただし、高校時代と大学時代、2つのエピソードを含めることになるため、文字数の調整や伝える内容の比重など、工夫が必要となります。

また、構成にもこだわって企業の印象に残るようにアピールする必要があります。

Q5.自己PRできることがない

まずは、もう一度自己分析をしてみましょう。

自己PRが思いつかない原因は、過去の経験や頑張ってきたことについて、振り返りが十分にできていないことが考えられます。

部活動やサークル活動、アルバイトなど、これまで取り組んできたことを振り返り、その活動の中で学んだことや成長できたことを深掘りしてみましょう。

上記の経験がないという場合は、日々の習慣や趣味などにも目を向けてみましょう。

例えば、早起きや運動習慣も、継続力やモチベーション維持などの自己PRになりえます。

【新卒の自己PR】普通の大学生活で自己PRをする方法

ありきたりな経験しかなく、自己PRがおもいつかないという学生も少なくありません。

ここでは、一般的な普通の大学生活からうまく自己PRをする方法をシチュエーション別で徹底解説していきます。

シュチュエーション
  • オンラインでサークル活動などに参加できなかった場合
  • アルバイトなどをしていない場合
  • 実務経験のない新卒として書ける範囲で考える
  • 自己PRで大切なこと

オンラインでサークル活動などに参加できなかった場合

新型コロナウイルス感染症の影響によって学校がオンラインに移行してしまい、やりたかったサークル活動などに参加することができなかった場合にはどういったことをアピールすればいいのでしょうか。

そうしたときには、コロナ禍でもあなたが主体性を持って取り組んだことを考えてみましょう。

たとえば、自粛をしている期間が長いからこそあなたが新しくはじめた趣味などがあればそれらを元にアピールすることもできます。

このように、新しいことをはじめたり今までやっていたことを練習したりすることで自分のスキルアップができた場合には、それらに力を入れようと思った背景や苦労した点にフォーカスを当てて自己PRすることができます。

またそうした経験がないとしても、初めてのオンライン授業で勉強するというのは難しいことが多かったでしょう。

そうした状況であなたがオンライン授業を受けるにあたって工夫したポイントなどを深掘りしてアピールすることもできます。

アルバイトなどをしていない場合

就活生の多くがアルバイト経験などを自己PRします。

しかし、自粛生活が長引いたり、そもそもコロナ禍によってアルバイトを募集している場所が少なくてアルバイトをすることができずに就活が始まってしまったという就活生も多くいるのも事実です。

就活をしていると、アルバイト先でバイトリーダーをしていた方やアルバイト先の売り上げを倍増させたような方と出会うことがあります。

つい自信を失ってしまうかもしれませんが大丈夫です。

自己PRはすごい結果を自慢する場所ではありません。

あなたの強みなどを人柄が伝わるようにアピールする場所です。

そのため、大学生活の勉強や、アルバイトをしないことによって身につけた節約術などもアピールできるかもしれません。

実務経験のない新卒として書ける範囲で考える

実務経験がないために、自己PRで書くことがないと感じる方も多いのではないでしょうか。

中途採用であれば、即戦力となるような人物を対象とした採用活動になるため、自己PRでは主にスキルの有無やキャリアが重視される傾向があるでしょう。

しかし、新卒採用の場合は、将来の幹部候補や会社の活性化を目的としている場合が多く、重視される要素も学生自身の人柄やポテンシャルとなります。

そのため、大きな利益や華々しい成果を上げたエピソードは必要ありません。

むしろ、今までの人生や趣味での経験など、あなたの人柄が表れるエピソードこそが重要と言えるでしょう。

自己PRで大切なこと

コロナ禍によって多くの就活生が自己PRできるようなことがないと感じていると思います。

しかし、自己PRは決して自慢大会ではありません。あなたの人柄が伝わり、あなたの強みや長所が伝わるような内容であればなんでもいいのです。

その際、あなたがなぜそれを強みだと感じているのか、それを入社後にどのように活かせるのかをアピールしましょう。

そう考えればサークルやアルバイトなどを経験していなくても自己PRができるというのが分かることでしょう。

もしもそれでも自己PRに困るようであれば過去の経験を深掘りする自己分析をより詳しく行っていく必要があります。

【新卒の自己PR】どうしても自己prが見つからない場合は?

いざ自己PRについて調べても自分に合った自己PRが思いつかないという方のために、あなただけの自己PRを作成するための方法を解説していきます。

自己PRは就活において非常に重視される部分です。

あなただけの自己PRで周りの就活生と差別化して内定獲得を目指しましょう。

  • 就活エージェント
  • 自己分析
  • 他己分析
  • 企業研究

就活エージェント

就活エージェントを使うことで、学生の就活状況に合わせて、志望する業界についてや自己prに限らず、就活全般のことならなんでも、聞くことができます。

また、自分の書いた自己prを添削してもらうこともできるので、就活に行き詰まったら就活エージェントを利用するのがおすすめです。

以下のボタンから就活エージェントを利用してみてください。

自己分析

あなただけの自己PRを作るにはまずあなたのことを知らなければなりません。

就活をしていると嫌になるほど自己分析をしろと言われます。この機会に自己分析を完璧にしましょう。

自己分析のやり方はいろいろありますが、就活市場がおすすめするのはノートを用いて過去の経験を深掘りするというものです。

このやり方であれば、今まで自己分析に苦手意識を持っていた方や自己分析に対して抵抗意識がある方でも気軽に行うことができます。

自己分析については以下の記事で詳しく解説しています。

他己分析

他己分析と自己分析の違いは視点です。

自己分析ではあなたの過去経験をあなたの視点で深掘りしていくのに対して、他己分析ではあなたの過去経験を第三者視点で分析していくというものです。

自己分析ではあなたの過去経験を深掘りする際にどうしてもあなたの当時の考えが入ってしまいます。

他己分析であればそうした考えが排除されるため、客観的な視点での分析が可能であり、企業にアピールする際にも説得力を持って伝えやすいというメリットがあります。

友達や親など、あなたのことをよく知る人に一度聞いてみるといいでしょう。

企業研究

そもそも企業が求める人物像とはどんな学生なのか、その企業で活躍している社員の方はどんな方なのか、そういった部分を調べることによって企業へのアピール方法がかわります。

当然嘘はいけませんが、調べた部分とあなたにマッチしていると感じる部分があればそれをアピールポイントとすることができます。

ただし、この方法では志望先の企業に合わせて自己PRを考える必要があるため、手間と時間がかかってしまうというデメリットもあります。

【新卒の自己PR】新卒向けの自己PRのポイントや例文を参考にしよう

自己PRを求められるのは、あなたがどんな人物であり、どんな能力が高いのかを知り、企業や職種とマッチする人材かを知ることにあります。

それぞれの企業や職種に合わせ、求められる人材であることがアピールできるように、自分の強みを検討し、具体的なエピソードと結び付けて、明確なフォーマットに当てはめて答えることがポイントです。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ