【サンプルあり】履歴書の長所って何を書くべき?OK例とNG例をチェック

はじめに

履歴書に書く内容で志望動機や自己PRなどと比較して、案外書きにくいのが長所の欄です。

「まじめ」や「柔軟性がある」など考えていますとなんだか妙に気恥ずかしさを感じますし、それほど重要な気もしないため、ついつい適当に埋めて…なんて人も少なくありません。

けれど、長所の欄は案外重要です。

適当に書いた何気ない一言がきっかけで不採用なんて事も案外多く発生しています。

一生懸命に作成した志望動機などが、長所の一言で台無しなんて事になってしまっては目も当てられません。

そんな悲しい事にならないよう、長所を考えるためのポイントや、書いてはいけないNGワードなどについてご紹介してゆきたいと思います。

長所欄に何を書くべきか迷ったら、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

長所に何を書くべきか、きっと見えてくるはずです。

履歴書の長所欄は案外よく見られている!

履歴書やエントリーシートを作成していますと「長所」を書く欄があるもの。

志望動機などと比較しますと、欄自体が小さい事も多く、「適当にまじめとか書いとけば良いんでしょ?」なんて事を考えてしまいますが、それはNGです。

面接時に「長所がまじめとありますが、どうまじめなのでしょう?」なんて事を聞かれて、しどろもどろの回答をするなんて事になってしまいます。

履歴書は全ての項目を細かくみられています。

長所欄ももちろん同様です。

それでは早速、長所欄を考えるためのポイントについて見てゆきましょう。

履歴書に書く長所を作成する際の3つのポイント

長所欄を書く際、自分の長所をやみくもにリストアップして、その中から適当に選ぶというのはおすすめできません。

内定を勝ち取るためには、長所欄も戦略的に、そして論理的に考える必要があります。

それをするための3つのポイントについて見てゆきましょう。

面接で話すことを意識する

前章でも書きましたが、長所欄に書かれた事をベースとして、面接時に質問される事も多くあります。

「長所欄にまじめとありますが、自分のどういったところがまじめだと感じますか?」といった質問です。

それが来ることを想定して、長所を考えておきましょう。

「ええーっと、なんだかそう感じるからです…あっ、友達にも〇〇ってまじめだよななんて事をよく言われます…」なんて回答をしていては、面接通過はできません。

人となりをイメージさせる具体的エピソードがあるものを書く

面接で質問されるという事にもつながるのですが、長所を選ぶ際にそれを示す具体的なエピソードがあるものをおすすめします。

例えばボランティア活動をしていて、そのリーダー経験がある人が「リーダーシップがある」と長所で書いていたとします。

この場合、面接で「どんな点でリーダーシップがあると考えていますか?」なんて質問が来れば、こっちのもの。

「ボランティア活動で〇〇といった問題が発生した事がありますが、リーダーとして××という決断をしました。

結果としてチームの団結力が強まり、ボランティア活動がより活発化しました。

」なんて模範的な回答ができるようになるというわけです。

あるいは、「忍耐強い」という長所に対し、「小学校から現在に至るまで部活として野球を続けています。トレーニングはハードですが、チームメンバーと試合ができる喜びのために頑張っています!」なんて事が言えれば、面接官も「なるほど」と思うものです。

その回答に対し、面接官から質問が出れば、会話は盛り上がりますし、それは面接に良い結果をもたらしてくれます。

一方で具体的なエピソードが無いことを長所欄に書くとどうなるのでしょう?「自分は忍耐強い性格だと認識しています。

色々な事をコツコツとこなし、物にしてきました!」なんて答えられても、そこからは何も見えてきません。

むしろ「この学生、何言ってるんだろう?」と頭にハテナマークを浮かべられてしまいます。

場合によっては「論理的思考力無し」と認識されてしまう事も。

このように長所欄には具体的エピソードがあることを書くようにしてください。

就職後、活躍できるような長所なのかを考える

そんな人はいないとは思いますが、長所欄に「足が速い」と書かれていたとします。

これは「履歴書の長所に書くべき事ではない」というのはだれしもが理解できると思いますが、その理由は「足が速い」事が仕事上役に立たないからに他なりません。

これほど極端な例でなくても、それってどうなの?という長所を書く人は案外見かけるものです。

例えば長所として「細かい事を気にしない」と書かれていたらどうでしょう?おおらかな性格なのは分かりますが、仕事上役立つような気はしません。

むしろ細かなミスを連発しそうなイメージすらあります。

長所に書かれるべき内容はあくまでも「仕事上で役立つようなこと」でなくてはなりません。

「リーダーシップがある」「柔軟性がある」「協調性がある」「コミュニケーション力がある」などがその好例です。

もちろんそれを示す具体的なエピソードがあるものを書いておきましょう。

これはNG!履歴書に書かない方がいい長所とは

「協調性がある」など、履歴書の長所としてウケが良いワードがある一方、書かない方が良い長所というものも存在しています。

ここではそんなNGワードについてチェックしてゆきましょう。

性格と関係ないこと

例えば長所の欄に「英語が得意です」と書かれていたとします。

これを読んだ人はあなたがどんな人であるのか全く想像がつきません。

英語が得意というのは確かに良いことですが、それを示すべきはTOEIC 850点(2019年3月受験)など資格の欄です。

「英語が得意」という人が長所として書くべきは「コツコツと努力をする事ができる」といった事なのかもしれません。

例えばTOEICで850点を取るために、毎朝勉強していたとすれば具体的エピソードとしてもばっちりです。

あるいは「コミュニケーション能力が高い」と書くのも良いかもしれません。

面接で「私はコミュニケーション能力が高い事が長所だと考えています。日本語で話す事ももちろんですが、得意の英語を活かして、外国人旅行者に道案内をする事もしばしばです。そこで知り合ったイギリス人とはSNSを通じて未だにやり取りをしています。」といった事が言えれば、さりげなく実践的な英語力が高いという事まで伝えられます。

長所の欄に書くべきはあくまでも「性格が見えるもの」「人となりが感じられるもの」です。

性格と関係ないことを書こうとしていたのなら、そうなるに至った自分の性格について考えてみてください。

強すぎる自我を感じさせるもの

例えば長所の欄に「一度決めた事は最後までやり通す」と書かれていたとします。

一見すると問題なさそうにも思えますが、就職活動という事を考えますと、書かない方が良い長所です。

仕事をしてゆく上で「頑固さ」というのは大きな足かせとなる事もしばしばあるからです。

「一度決めた事だから」と頑なにやり方を変えない人を想像してみてください。

職人など、一部の仕事を除いて、ちょっと困った感じになることが想像できますよね。

このように「強すぎる自我」を感じさせる人は就職活動で敬遠される傾向にあります。

この場合、「一度決めた事は最後までやり通す」ではなく「コツコツと努力ができる」などと言い換えてみてください。

同じような事でも、両者の印象は大きく違います。

例文で履歴書の長所をチェック

ここまで見てきました通り、長所は面接で話すエピソードとセットになっている必要があります。

どういったエピソードがどういった長所に使えるのか、具体例と共にみてゆきましょう。

以下は長所として「コミュニケーション能力が高い」という例です。

「わたしの長所はコミュニケーション能力が高い事だと思っています。

大学1年の夏休みから現在に至るまで、飲食店でアルバイトをしています。

それだけ長く続けられたのは、お客さんと話す事が楽しいからです。

常連さんが多いお店で、おじいさん世代から、ちょっと上の世代まで、幅広い年代のお客さんにかわいがっていただいております。」

学生時代のアルバイトという誰でもあるような経験ですが、それによって長所をしっかりとアピールできています。

またお客さんの世代を加える事で、大人ともきちんと会話できるという事を伺わせています。

このように、細かな事も加える事によって、話を聞く側(面接官)はより想像しやすくなります。

ただし、あまりに細かな話を盛りこむのはNGです。

「大学近くのイタリアンでアルバイトをしています。

カウンターが7席でテーブルが2つの小さなお店です」などと言われても、そこからは何も見えてきません。

あくまでも長所をサポートしてくれるちょっとした情報を加えるのがコツです。

履歴書に書く長所のNG例

長所を書く際には、なんでも適当に書いて良いわけではありません。

いくつか気を付けなければならない点があります。

文章構成をはじめ、長所のエピソードの選び方にも注意しましょう。

具体的に、長所のアピールのNG例について紹介します。

NG例①

「私は大学の講義はもちろんのこと、アルバイトでも友だちとの待ち合わせでも遅刻したことがありません。

時間を守ることができるのが、私の長所です。

講義やアルバイトは欠席したこともなく、常に真面目に行動していました。

スケジュールの立て方や時間の使い方も得意だと思います。

社会人になればなおのこと、時間を守らなければならないシーンが多いと思います。

時間をきちんと守ることができる長所を仕事でも活かしていくつもりです」

この長所例で挙げている「時間を守ることができる」という点は、社会人として当然のことで世の常識です。

遅刻欠席のないことを改めて就活での長所に取り上げる必要はありません。

他に良いところがないのかなと面接官に思われても仕方ないでしょう。

アピールする長所の選び方を間違った事例といえます。

NG例②

「私は学生時代、吹奏楽部に所属してフルートを担当していました。

しかしながら体力がなく、演奏中にしんどくなって速いテンポになると演奏できません。

みんなに迷惑をかけますし、自分でも辛かったです。

そこで腹筋を毎日やろうと決めて、部活の練習以外にも自主練を始めました。

引退するまで毎日続けました。

御社に入社後も、こうした力を仕事に活かして頑張りたいです」

だらだらとエピソードを述べていて、結局何が長所なのかわかりにくいNG例文です。

長所を説明する際には、結論から書くことが重要です。

この就活生は「継続力」や「努力する姿勢」をアピールしたかったのでしょう。

しかしながら文章のどこにも「継続力」や「努力家」といったキーワードがありません。

さらに前置きが長すぎて、読み手も疲れてしまいます。

どういう長所をアピールしたいのか結論から述べるようにしましょう。

NG例③

「私は生徒会で副会長を任されておりリーダーシップを取ることができます。

体力作りのために毎日筋トレを行うことを決めて、休んだことはありません。

コツコツと頑張る努力家だと思います。

母子家庭で育ち、周りの人のことを思いやる気持ちも強いです。

自分の考えをしっかり持っていて、周りに流されません。

これらの能力を仕事にも活かしたいと思っております」

これは、あまりにも長所をたくさん挙げすぎているNG例です。

読み手にしてみれば、ただの自慢のようにも聞こえます。

いろいろと長所があるのは優秀なことですが、履歴書に書く際は1つにしたほうが無難です。

いくつも書き出すよりも1つに絞ったほうが、インパクトもあります。

受ける企業が求めているだろう能力を把握し、それに応じることができる強みを1点取り上げるのが良いでしょう。

履歴書に書く長所が見つからない場合の対処法

就活生の中には自分の長所がわからないという人もいます。

何を書けば良いのか悩んだ時の解決策について紹介します。

何よりも自己分析をすることが、就活では重要です。

過去に両親や教師、友だちに言われたことを思い返す

自分では気付いていない長所を、周りの人が見つけてくれているケースも多いものです。

特に目上の人や付き合いの長い人は、しっかりと人柄を見てくれているでしょう。

先生に褒められたことなどを思い出せば、それが長所になります。

いくつか長所が見つかったなら、その中でビジネス上に活きてくるものを選ぶようにします。

周りと比較して優れていると思うものを考える

同級生やアルバイト先の同僚など、同じ立場の人と比べて優れていると感じる部分を思い起こしてみましょう。

アルバイト中にお客さんに、「笑顔が素敵で元気だから、あなたのことは一番よく覚えています」などと言われたことも、周りのスタッフの中で優れているということになります。

その場合、「元気があり持ち前の笑顔で周りを明るくすることができる」といった長所が見つかります。

実際に同僚に聞いてみる方法も一つです。

過去のエピソードで成果が上がった時の理由を考える

自己分析の方法として、自分の過去を洗い出すのは大切な作業です。

過去の体験の中でも、結果が出たと感じられた内容について思い出してみましょう。

たとえば小学校から中学校までの運動会で、常にリレーで上位だったというエピソードがある人は、そこから負けず嫌いで頑張り屋の自分が見えてきます。

また、友人から深い悩み事を相談されて友人に頼られ、部活の後輩が辞めそうな時に相談に乗ってあげて退部を踏みとどまったエピソードがあるなら、思いやりがあり他人に慕われやすい人間であるといえるでしょう。

過去の体験を書き出してみると、目立つキーワードも出てきます。

頻度の高いワードやありがちなエピソードには、長所が隠れていることが多いです。

まとめ:履歴書はくまなく見られるので長所欄もぬかりなく

履歴書の長所について考えるポイント、NGなワードなどを見てきましたが、いかがでしたか?志望動機などと比較しますと、ついつい適当になりがちな部分ではありますが、基本的に履歴書はその全てをくまなくチェックされるものです。

長所欄に書いた何気ない一言がきっかけで不合格になるという事も案外多いものです。

小さなスペースだからといって軽く考えず、面接で話す具体的なエピソードや、それに対して相手がどういった印象を持つかなど、しっかりと考えて、長所欄を作成してください。

このように細かな部分まで作りこんでこそ、面接官の心にささる履歴書となるものです。

そんな履歴書でほんとに大丈夫?ウカル履歴書、教えます。​

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