グループディスカッションとは?通過するためのポイントをご紹介

グループディスカッションとは?:テーマ例や流れは?

グループディスカッションとは、グループで与えられたテーマについて話し合い、グループの意見、結論を出すというものです。
一般的にグループの人数は多くなく、4人から10人程度がメジャーです。

時間は長いものと短いものがあります。グループディスカッションを課す企業によって異なりますが、長いものだと1時間以上、短いものでは10分から20分といったものが多いです。

グループディスカッションには大きく4つの形式があります。

  1. ディベート型
  2. 自由討論型
  3. 課題解決型
  4. 選択型

です。順に説明します。

ディベート型

ディベート型は、賛成派と反対派に分かれてそれぞれの立場にあった討論をするというグループディスカッションです。

ディベート型の大きな特徴として、勝ち負けが決まるということが挙げられます。
意見に説得力がある方が勝ちとなり、逆に相手に言いくるめられてしまえば負けです。

特にトーク力が試される型なので、営業職の選考に多く見られるグループディスカッションとなっています。

テーマ例としては
  • 死刑制度は撤廃するべきか
  • 今旅行に行くならアジアかヨーロッパか
  • イヤホンは有線がいいか無線がいいか

などがあります。グループディスカッションは、基本的に専門性の高い難しいテーマが出されることはあまりなく、一般的な知識で参加できるものばかりです。

自由討論型

自由討論型は、フリーディスカッションとも呼ばれるものですが、1つのテーマが与えられそのテーマについてグループで話し合うといったグループディスカッションです。

ディベート型のように勝敗が決まるものではなく

  • 私はこう思う。なぜなら○○だから
  • 確かに。でも僕は○○の方が合ってると思う

といったように、相手の意見を汲み取った上で発言するということがメインとなっています。

テーマ例
  • 恋愛を成功させるための最も大切なことは?
  • 東京一極集中の弊害は?
  • キャッシュレスは日本で普及するのか

などがあります。特に1つの答えがあるわけではないため、文字通り自由に発言できます。

課題解決型

課題解決型は、現状起こっている課題・問題に対し、解決策を話し合うといったものです。
グループディスカッションの中でもやや難易度が高いです。

資料を読み込んで書かれている課題について意見を出すものや資料は特に与えられず、各自の見聞を使って発言するという2種類があります。

テーマ例
  • 地球温暖化を抑止するには?
  • 日常のストレスを発散させる最も良い方法は?
  • 歩きスマホを止めさせるには?

などがあります。知見がなければ話せることが少なくなってしまうため、日頃からニュースには目を通しておきましょう。

選択型

選択型は複数の選択肢があり、どれを選ぶべきか話し合うものです。
この中で何を選ぶか、あるいは何を選ばないかを考えさせます。

テーマ例
  • インターネットを使うならパソコンかスマホかタブレットか
  • 朝食はごはんかパンかシリアルのどれが健康的か
  • 東京・大阪・名古屋で住むならどこがいいか

などがあります。

自分でオリジナルの意見を考える必要がない分、論拠を持って発言する必要があります。
個人によって難易度が変化するのがこのグループディスカッションです。

グループディスカッションの流れ

次に、グループディスカッションの流れについてお話します。

企業によって微妙に異なりますが、基本的な流れとしては

  1. テーマが与えられる
  2. 挨拶や自己紹介をする
  3. 役割分担をする
  4. 実際にディスカッションする
  5. 意見をまとめて発表する
  6. 企業から評価・フィードバックを貰う

となっています。

グループディスカッションとは?:メリット・デメリットについてご紹介

企業側の視点から、グループディスカッションには4つのメリットと2つのデメリットがあります。

グループディスカッションの企業側のメリット

メリットとしては

  1. チームに所属したときの動きが実際に見られる
  2. 決まった役割をこなせるかが分かる
  3. 時間の管理能力が分かる
  4. 企業側の手間があまりかからない

があります。

チームに所属したときの動きが実際に見られる

まず、チームに所属したときの動きが実際に見られるということですが、グループディスカッションでは一時的にチームを組むことになります。
実際にプロジェクトも個人で行うことはあまりなく、チームとして動きます。

その際にチームメンバーとうまくコミュニケーションが取れるか、積極的に参加してくれるという点が大切です。
グループディスカッションによって採用活動をすることで、簡易的にではありますが見極めることが可能です。

決まった役割をこなせるかが分かる

次に、決まった役割をこなせるかが分かるという点です。

グループディスカッションでは司会役や記録役、その他発言者などの役割を担います。
もちろん、全員が希望の役割を担当できるわけではありません。

このときに嫌な顔をせず、与えられた役割をしっかりとこなせるかということが見られます。
渋々することになった記録役でも、分かりやすくまとめるなど仕事を全うすることで評価されます。

時間の管理能力が分かる

時間の管理能力が分かるということですが、基本的に企業側から○○分で意見をまとめ、発表しなさいという指示があります。
ただ、このような大まかな時間設定こそあるものの細かい時間配分は指定されないこともあります。

与えられた時間内で、どの部分により時間を掛けるかといった判断力が必要になります。

実際に企業に就職した後も「納期だけ伝えられていつまでに○○をする」ということは自分やチームで相談して決める必要があります。
グループディスカッションではタイムマネジメントスキルも見ることができます。

企業側の手間があまりかからない

最後に、グループディスカッションは企業側の手間があまりかからないという点です。

例えば、一人ひとりに対して面接官が質問をし、返答に応じてまた質問をするということをしていると、時間がかかりすぎて採用のコストが嵩みます。

ところが、グループディスカッションではテーマに沿った話し合いを就活生同士で行い、仕事ぶりをみたり発表の成果を聞いたりして判断するだけです。

個人の話をずっと聞くのではなく、全体から個人を見るので1人あたりに掛ける時間を減らすことができます。

グループディスカッションの企業側のメリット

次に、グループディスカッションのデメリットとしては

  • グループディスカッションが苦手な人を採用しにくい
  • 一人ひとりの話を深く聞くことができない

です。

グループディスカッションが苦手な人を採用しにくい

まず、グループディスカッションが苦手な人を採用しにくいということです。
1人でする仕事に関しては高い成果を出すものの、グループで動くものに関しては苦手とする人もいます。

グループディスカッションにおいてそのような人材は積極性が無いと判断されがちで、過小評価をける傾向にあります。
一方、コミュニケーション能力は高いものの個人では成果を出せない人は逆に過大評価を受けやすいです。

一人ひとりの話を深く聞くことができないという点

次に、メリットの逆で一人ひとりの話を深く聞くことができないという点です。

グループディスカッションでは効率的に全体から個人を見て評価しますが、面接官が直接話を聞いて深堀りすることはできません。

先述の通り、単にグループディスカッションが上手な人が評価される場合もあるということがデメリットです。

グループディスカッションとは:成功させるための評価基準などのポイント

グループディスカッションを成功させるためには、

  1. 評価基準を知る
  2. 時間を守る
  3. 役割別の評価ポイントを知る
  4. 実際に練習する

の4つが大切です。

評価基準としては、グループディスカッションではチームで意見をアウトプットし合うという性質上、

  1. 協調性
  2. 論理性
  3. 積極性

が大きなウェイトを占めています。

協調性

まず、グループディスカッションにおける協調性とはゴールを共にして協力し合う資質のことです。
ゴールとは成果物の提出であったり面接官に対する発表であったりしますが、これらをどれだけ協力して質を高められるかということが重要です。

意見が同じである必要はなく、グループ全員が納得できるものに仕上げることを意識すると協調性があると判断されます。

論理性

次に、論理性とは思考を道筋立った言語にする力のことです。
「何となくこう思うというぼんやりしたもの」ではなく「〇〇だからこうで、だからこの方がいいと思う」という論拠を元に話すと論理的だと見られます。

積極性

積極性は言うまでもありませんが、グループディスカッションの参加態度です。
自分から進んで話すことで積極性があるというアピールをすることができます。

積極的に発言することで生じるデメリットはありませんが、あくまで論理的な意見が求められるため、思いつきで何でも発言すれば良いというものではありません。

「客観的に筋が通っている意見」「積極的に話す」と好感触です。

時間は守る

時間を守るというのはメリットの箇所でお話しした通り、タイムマネジメント能力を問われているためしっかり守りましょう。

役割別の評価ポイント

役割別の評価ポイントですが、基本的の司会役、記録役、発言役の3役について紹介します。

司会役

司会役は進行役とも呼ばれており、グループディスカッションを円滑に進める役割です。

途中で議論を要約したり、あまり発言が多くない発言役に意見を聞いたりします。
議論を盛り上げると評価されます。

記録役

記録役は、紙やホワイトボードなどに議論の内容をまとめる役割です。

発言をそのまま書くのではなく、重要だと思われるポイントを上手く切り抜き、簡潔にまとめることができると評価されます。

発信役

発言役は上記の役割以外の、グループディスカッションにおけるメインの役割です。

上記で説明した評価基準のように、協調性、論理性、積極性が問われます。
自分の意見を突き通すのではなく、場の空気を読んで立ち振る舞うことができれば評価されます。

いきなり実践よりもまずは練習を

いきなり本番で実践しようと思ったとしても、慣れないことはなかなかできません。

学校や就活イベントなどでグループディスカッションの練習をしておくと落ち着いて本番に臨めます。

まとめ

グループディスカッションは効率的に採用できるため、企業側から見ると役に立ちます。

デメリットもいくつかありますが、それを上回るメリットがあるため今後もグループディスカッションを採用する企業が増えると言われています。

もし採用活動にグループディスカッションを使う企業を受ける可能性がある場合、この記事を参考にしてください。

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