【ベンチャー企業のメリットとは】長期キャリアプランを考慮した上の志望企業の考え方

メリットを考える前に知っておく!ベンチャー企業とは何か

pixta_32048033_M

現在就職活動をされている皆さんは、どういった視点で志望企業を選んでいますか?

様々な尺度があると思いますが、一つとして「安定志向の有無」が挙げられるのではと思います。
「安定志向」は大手企業志望、「攻めの志向」はベンチャー企業志望に大別されるのではないでしょうか。

ところで、今挙げた「ベンチャー企業」とはどのような企業の事かご存知でしょうか?

ベンチャー企業とは別称「新興企業」とも称され、その字面通り、「新しい事を興す企業」を意味します。

しかしながら明確な定義はありません。
革新的なアイデアや技術で社会にイノベーションをもたらす企業が主にベンチャー企業として認識されており、時代を席巻するビジネスを展開する事から、フットワーク軽くスピード感を持った業務遂行が求められる企業です。

そういった企業背景から、規模感は中小企業が多くなっており、皆さんがぼんやりと思い描く「ベンチャー企業=小さめの会社」というイメージはここに起因しています。

では、大手企業と中小企業の違い・境目はどこにあるのでしょう。

大企業に関して言いますと、実のところ大企業という言葉に明確な定義は存在しません。

資本金・ブランド力(知名度)・歴史など、様々な要素から「大企業として一般認知・支持されているかどうか」が大企業であるか否かの判断軸になります。

次に中小企業ですが、こちらは以下の通り定義づけがされています。

「資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人」
ーー中小企業基本法第2条第1項 一部抜粋

逆に言えば、この定義の数値を上回る会社は大企業に分類されると言っても差し支えないのかもしれません。

ベンチャー企業を選ぶメリットと留意すべきデメリット

pixta_40350802_M

ベンチャー企業とはどのような企業なのかを見てきたところで、次に、ベンチャー企業を選ぶ事のメリットデメリットを見ていきましょう。

ベンチャー企業を選ぶメリット

ベンチャー企業には自身のスキルを大きく伸ばす環境がある

まずベンチャー企業に勤めるメリットとして「スキルの向上」が挙げられます。

ベンチャー企業はその規模故に、キチッとした分業制がしかれている事が少なく、マルチに活躍する人材が求められます。

職場環境は雑務から重要意思決定会議まで、あらゆる業務が日々発生する環境のため、自分の業務範囲を広く取る事ができ、「社会人として覚えるべきマナー・ルール」にいち早く触れる事ができ、社会人としての素養を早期に学び取る事ができます。

また、前述したように、ベンチャー企業はスピード感が求められる会社です。

個々人に割り振られる裁量も大きく、早期昇進もありえるためマネジメント力の向上も望めます。

マネジメント力はどの業種規模感の会社でも求められるスキルですが、キチッとした分業制の会社では、実力よりも年功序列でのマネージメントポジションとなっている事が多く、若手のうちに学ぶ事が難しいスキルでもあります。

この点、ベンチャー企業では若手のうちから広い裁量が与えられう事が多いため、大手企業よりも大きなメリットであると言えます。

終身雇用を念頭に入れた働き方が通用しなくなる未来

ひと昔前の働き方として、「終身雇用制」は一般的なものでした。

現在就職活動中の皆さんのご両親の時代は終身雇用の時代だったでしょう。

誰もが最初に入社した会社に骨を埋める事が普通とされていた時代です。

しかしながら昨今の労働事情は少々形を変えてきています。

2019年5月、かのトヨタが「終身雇用の継続は難しい」という認識を示し世間を騒がせました。

悠長に会社にぶら下がれる時代の終戦をその身に感じた社会人も多かった事でしょう。

現在就職活動中の皆さんにとっても当然きちんと認識しなければならないニュースであり、社会に出た後の数年後のビジョンを明確に描き、スキルアップを怠ることのできない時代になったと言えます。

働き方の多様性が求められる社会で、自分の市場価値向上が必須になる

少し怖い話を書きましたが、終身雇用が通用しなくなる世の中で求められる働き方は、自分自身のスキルを磨き、様々な環境において実力を発揮できる人材に「自分自身を成長させる事」です。

ベンチャー企業では自動的にこの「自分を成長させる」という流れに自分の身を投じる事が出来ます。

企業内の上司・先輩・同僚の姿勢を間近で見る事で自然と「自分自身を成長させる姿勢」に感化される環境があります。

もちろん自分自身でその意識を持ち行動することが一番大切ですが、企業に務める事で自分自身を成長させる意識を養う事ができる点はメリットと言えるでしょう。

ベンチャー企業のデメリット

労働意欲が問われる環境(長時間労働)

先述させていただいた通り、ベンチャー企業は「スピード感を持って働く事」「業務領域が多岐に渡る事」「裁量権を与えられる事」という理由から、ベンチャー企業以外の企業に務める同年代よりも一日の時間を仕事に割く事が多くなります。

精神的にタフである事が求められるシーンも度々あり、こういった場面場面を越えていかなければなりません。

とは言ったものの、もちろん一度の失敗で即仕事をクビになってしまうといった事は当然ありませんのでご安心ください。

ただし、失敗を糧に次の機会を成功に納める姿勢が求められます。

必然的に時間的拘束も相乗して長くなりますので、そういった労働環境が苦手な学生の方にはベンチャー企業は厳しい環境と言えるかもしれません。

安定的な基盤が存在しない(長期就労の不安)

一番最初に述べた「安定志向」「攻めの志向」の話の際に出たように、仕事に安定を求めるのであれば大企業のような会社を目指す事が正解です。

ベンチャー企業はその対極に位置する会社で、まだ若いため資本面での安定性が低く、「商品の売上げ低迷で会社自体が傾き、存続の危機に晒される」「社会情勢悪化の煽りを受けて突然倒産の危機に」など、会社経営面での安定性にも欠けるところがデメリットです。

現在存在する会社が10年後も存続している可能性は6%程というデータもある程会社の存在継続は難しいものです。

その中で新進気鋭のベンチャー企業が存続し続けるという事は並大抵の努力では難しく、多少の運も必要になってくる程に確実性が乏しいものです。

そういった「不安定な環境の中で仕事をしていく」という認識はあらかじめしておかなければならないでしょう。

ベンチャー企業に勤めた場合の具体的なメリット

pixta_47590183_M

前述においてベンチャー企業で働く事のメリットについて話ましたが、次にもう一歩突っ込んだ具体的な話をしていきます。

【メリット①】不必要な社内規定が少なく、成長スピードが早い

これはデメリットと表裏一体なのですが、ベンチャー企業はまだ発足して間も無い若い企業が多く、社内での規定が隅々まで構築されていない事が少なくありません。

あの業務はあの部署が担当、この業務は自部署が担当、と言った「キチッとした組織体系」が無い場合が多いです。

その中で業務をするわけですので、「自分はこの業務に注力すれば良い」という明確なロールを意識して業務するスタンスではなく、「この業務をするにはあっちの業務も並行して進めた方が効率がいいので一緒に進めてしまおう!」といったスタンスが求められます。

このような環境を前向きに捉えれば、マルチタスクで業務遂行をしていくスキルを学ぶチャンスとなります。

どの企業に勤めていても、この「マルチタスク対応ができるか否か」は評価に直結するところですので、ベンチャー企業は早期にこの点を伸ばせる点がメリットとなります。

【メリット②】自己判断力を高められる

ベンチャー企業は業務判断の一つ一つにスピード感が要求されます。

次から次へと飛んでくる仕事に対して「業務優先順位判断」「業務自体のやるやらの判断」が求めらます。

「判断力」は仕事をしていく上で、どの職域・職位においても必要不可欠で、むしろ職位が高くなった時に真価を発揮します。

若手の時期にこの判断力を鍛える事ができる環境は周りとの差をつけるメリットとなります。

【メリット③】マルチタスクに対応する柔軟性が身につく

マルチタスクについてはメリット①で書きましたが、そもそもマルチタスクを遂行するに当たって重要なのは「柔軟性」です。

仕事をする上で、眼前にあるタスクにプライオリティ(業務優先順位)を付け対応するのは鉄則です。

しかしながらベンチャー企業では刻一刻と変化する状況に対応するため、当初立てたプライオリティ通りに進められず、変更を余儀なくされる状況も往々にして発生します。

その局面で、素早くタスクの切り替えを行う柔軟性がベンチャー企業では求められ、当然に自分のスキルに還元されます。

【メリット④】職種の垣根がない事が多く、将来のキャリアパスを広く取れる

ベンチャー企業で働く際のメリットとして欠かせないのがこの「将来のキャリアパス」についてです。

ベンチャー企業では早期に幅の広い業務をさばき続けなければなりません。

その中で培われたスキルは「個」に集約したものではなく、「どのポジションもドンとこい!」といったマルチプレイヤーのスキルです。

更に言えば、ベンチャー企業では早くに第一線での活躍を求められるので、実践に裏付けされたスキルとなります。

昨今の働き方で述べましたが、終身雇用制が崩れ、自身の働き方生き方自分で考えていかなければならない時代に突入しています。

その中で自分のスキルを早い段階で磨く事で「こういった働き方をしたい!」という希望が出た時に素早く舵取りができるようになります。

「個」のスキルに注力する事はスペシャリストとしての働き方を極められますが、外的圧力から舵取りを余儀なくされた場合に対応が後手に回る危険性があります。

また、自分の希望で舵取りをしたい場合に、そのスキルを持っていないにも関わらず転職をするとしたら「まず自力でスキルの勉強をしてから応募する(走り出しが遅くなる=機会損失のリスク)」「給料が初任給と変わらない額に下がる」という危険性が伴います。

早期にマルチなスキルを体得する事でこれらのリスクを回避し、これからの時代に求められる働き方に備えられるのは、ベンチャー企業で働く事の大きなメリットと言えます。

ベンチャー企業に勤めるメリットとは

pixta_48662157_M

ベンチャー企業とは、これからの時代に求められる働き方にいち早く順応する「成長志向」の潮流が形成されている会社であり、早期スキル向上を図る事ができる場としてうってつけの会社であると言えます。

大手企業での働き方がこのようなメリットを享受出来ない訳ではないでしょうが、若手社員に配分できるリソースとしてベンチャー企業ほどの業務幅・裁量を持っていることは希であり、その確率も著しく下がると思われます。

確率でものを判断するのはいささか暴力的ですが、自分自身のスキル向上をマストで高めなければならない時代に突入した今、少しでも自分の生き方を豊かにできる選択としてベンチャー企業をある種「修行の場」として捉える事もアリではないでしょうか。
 

ベンチャー企業は学生のナニを重要視してる?
専属のエージェントが就活を徹底サポート​!​

就活市場エージェント限定!
特別選考ルート、選考パス多数​

60秒かんたん登録でライバルに差をつけよう!

今すぐ登録!

就活市場アカウントをお持ちの方はこちら »

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ