楽天株式会社は、eコマースを展開する日本のIT企業です。オンライン株式販売やクレジットカードの金利・手数料収入もグループ営業利益の過半数を占めるオンライン金融業でもあります。
このようにインターネットサービスと金融サービスを行っている会社ですが、これらが社会に及ぼしている影響はどの程度あるのかをご紹介していきます。
楽天はいつ設立されたのか
楽天は、1997年に創業し、楽天オークションのサービスを開始しています。2000年にJASDAQに上場し、新規事業を次々に取り組み収益を上げます。
その後、株式会社インフォシーク社や株式会社ビズシークを買収し完全子会社化など、事業の幅を広げるためにさまざまな会社を吸収していきます。中でも、DLJの買収は金融方面の強化に繋がっています。
2004年には、就職活動で多くの方が利用する「みんなの就活」サイトを立ち上げているみんなの就活株式会社や青空カードの子会社化、東北楽天イーグルスの設立など、M &Aを進めると同時に、50年ぶりの球団設立を果たしました。
2008年にようやく台湾楽天市場をオープンし、グローバル化をはじめました。その後も、アメリカ、タイ、ブラジル、ドイツ、イギリスなどに楽天市場のフィールドを広めていきます。
2013年、東証一部に上場し、2014年には楽天トラベル株式会社を吸収合併、2016年にはFCバルセロナと4年間のスポンサー契約を結びました。
楽天の本社はどこにある
本社は、東京都の世田谷区に設置されています。グループ企業は、一部を除き、大多数が本社に移転し効率化を図っています。
楽天の三木谷社長はどんな人?
現在の代表取締役社長は、三木谷浩史であり、イノベーションの力に重きをおいています。そのため、インターネットの影響力によって世界で起こりうる変革を見据え、eコマースのパイオニアとして、常に世界に先駆けたサービスを提供することを心がけています。
主なサービス内容は、楽天市場の情報をリアルタイムで把握し体制を構築でき、安全で迅速な出荷を可能とすること。そして、休みなく翌日にお届けできる十分な配送スピード、集客力が上がる広告の無償提供などがあります。
このように、ネットショップの成長を強力に推進するサービスが充実しているという強みがあります。
楽天の事業内容は
楽天の主な事業はインターネットを利用する以下のようなものがあります。
インターネットサービス
楽天市場などのECサイトやオンライン・キャッシュバック・サイトなどの広告収入によって成り立っています。
金融サービス
楽天カードや楽天銀行などのインターネットを介した銀行や証券サービスを提供するサービスです。
その他の事業
通信事業、情報サービス事業などがあります。他にもプロ野球球団の運営も行っています。
楽天が事業展開している理由
常識にとらわれずに、企業の枠を超えてアイディアを組み合わせることによって革命を起こし、人々の夢の実現を後押しするという目標を掲げています。そのため、新しい取り組みに挑戦しながら、既存のサービスも充実させ、さらにグローバルを促進していきます。このように、世界に喜びと楽しさを届けるために事業を展開していきます。
まとめ
楽天は、国内のEC事業においてトップレベルの地位を築いており、グローバル企業としても事業を展開させています。また、社内公用語が英語であるため、英語が苦手な人は、就職してからも苦労するかもしれません。そのため、英語が得意でいて、なおかつグローバルな会社で活躍したいという方におすすめです。
[参考URL]
・Rakuten SUPER LOGISTICS [https://logistics.rakuten.co.jp/service/advantage.html]