就活体験談。既卒就活者が、恋人のおかげで人生大逆転

就活体験談。既卒就活者が、恋人のおかげで人生大逆転

恋人というのはプライベートを支えてくれる存在ですが、時として仕事にも大きな影響を与えてくれることがあります。

今回体験談を語ってくれたG・Eさんもそんな一人です。彼は元々就職活動に失敗し、既卒での就活を余儀なくされていたのですが、恋人のおかげで大逆転を果たしたそうです。彼の体験談は夢のような話で、男なら誰しも一度は考えることなのではないでしょうか。

既卒で就活をすることに

僕は営業職を志していたのですが、箸にも棒にもかからない存在の僕を受け入れてくれる企業はなく、結局内定を得ることができないまま卒業をしてしまいました。

原因は色々あったと思います。中でも、営業職を目指しながらもコミュニケーション能力が低いというのは致命的だったでしょうね。そうかといって、他の職種にも魅力を感じないので、ひたすら営業職ばかり受けていました。

僕は自分のコミュニケーション能力が高いとは思っていません。ですが、しっかりと話せば仲良くなれるとも思っています。だから営業職に魅力を感じていましたし、採用さえしてもらえれば結果を出せる自信もあったんです。

アルバイトを転々とする

そんな僕の想いは企業に一切届かなかったのですが、時間だけは日々過ぎていきます。就職浪人をしながら就活を継続するのが理想でしたけど、両親に卒業するようにいわれたので、仕方なく大学を出ました。

流石に何もしないわけにはいかないので、取り敢えずアルバイトをしながら求人に応募し続けることにしました。

それが気付いたら既卒ブランドもなくなり、内定も見つからず、アルバイトを転々とするようになっていたのですから、一体どこで人生を間違えたのだろうと思いましたね。

学生時代の友人との合コン

当時の僕は本当に人生のどん底にいましたけど、ある日その毎日に変化が訪れました。学生時代の友人に誘われて合コンに参加したのですが、そこで今の妻と出会ったんです。

合コンで連絡先を交換した後、二人きりでデートをするようになって、交際に漕ぎ着けました。

嫌われるのを承知で、自分が今フリーターをしているということ、正社員としての経験がないことなどを正直に打ち明けました。これをいってフラれてしまうなら、それも仕方がないという覚悟でしたね。

変に関係性が深まってからそのことを打ち明けるのも、後出しジャンケンみたいで嫌でしたし。

恋人の父親の会社にコネ入社

待ち受けていた反応は全く予想にないものでした。彼女は驚いたり失望したりすることなく、あっけらかんと「じゃあうちのお父さんの会社入る?」っていったんです。

彼女の父は自動車関連の企業を経営していたのですが、営業職を探していたんだそうです。

こっちとしては申し訳なさやら恥ずかしさはありましたけど、願ってもない誘いなので、一も二もなくその申し出を受けることにしました。

その時点では本当に入社させてもらえるのか半信半疑でしたけど、次の月には彼女の父親の企業で働いていました。

念願の営業職で、2年経った今は着実に結果が出せるようになってきています。社長も凄く気さくな人で、

娘と何かあったとしても、喧嘩別れでないなら変わらず雇ってやる

なんて冗談をいってくれるような関係です。

恋人と結婚

話は前後してしまうのですが、働いてから1年が過ぎた頃無事に彼女とも結婚をして、恋人同士から家族になることができました。そして社長とも、義理の親子になりました。

コネ入社って陰口叩かれるんじゃないかとか、仕事が辛かったらどうしようとか色々心配もしましたが、今はそんなこともなく、毎日充実しながら働けています。

終わりに

コネで入社というと羨ましい気もしますが、実際には気苦労も多そうですよね。恋人や配偶者の父親には絶対頭が上がりませんし、嫌なことがあっても辞めにくいでしょう。そういう意味では今回のG・Eさんの体験は、羨ましい反面、手放しでは喜べないという複雑な状況でもありました。

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