最近、世間を騒がせている日大アメフト問題は、ますます炎上し新聞やテレビに取り上げられています。
この件により日大のブランドは堕落し、印象が悪い方へ向かっているのは明白です。
また、この問題が発生したのは就活の間近の時期であり、日大の就活生に影響が出ているなどの情報を耳にすることがあります。
しかし、日大では就活に影響ないと公式に発表されています。そのため、この件による悪影響の真偽を明らかにし、その対策を検討していきます。
就活への影響は?
実際に就活への影響はどうなっているのでしょうか?
企業側の意見としては、日本大学の問題であって、そこに所属する生徒の問題ではないと認識していることの方が多いようです。したがって、日大の就活生だからといってマイナス評価をつけるということは無いでしょう。
しかし、その話題が就活中に全くまったく上がらないというわけでも無いようです。面接の際にその件について触れられたという情報もあり、やはり無視することはできません。しっかりと対策をおこなっておくことが良いでしょう。
書類選考での影響
書類選考の時点で不利になることは無いでしょう。
なぜなら、企業側は学校のブランドではなく個人の能力をみているからです。
そもそも、学校の印象が学生全体に絶対に当てはまることはありません。
このことは、企業の方も理解しています。そのため、もし書類選考で落ちてしまった場合は、別の問題によるものと考えてください。
落とすつもりの学生を通過させたりはしないので、面接にたどり着いた場合は自信を持ってアピールしてください。
面接での影響
面接は、書類選考と違い人柄をじっくり見ます。
そのため、アメフト問題も聞かれる場合があります。
この時に、しっかりと応えることができなかったり、他人事のように話してしまうとマイナス評価になってしまうでしょう。
この質問に対してどう対応するかが、評価の分かれ目かもしれません。
この質問をされたために面接で上手くいかなかったり、選考に落ちてしまった場合、確かに学校が悪いと言いたくなるかもしれません。
しかし、さまざまな対応能力を必要とする社会に出てから言い訳は通用しません。
逆にこの機会を利用し、周りとの差をつけるためにしっかりと準備をしましょう。
日大生が取るべきスタンスは?
恐らく、「今回のアメフト部の問題についてどう思いますか?」といった意地悪な質問を行う企業もあるでしょう。
そのため、面接ではこのアメフト問題について聞かれても大丈夫なように万全な状態で挑んでください。
答え方に正解はありませんが、「私も被害者です」という態度をとっている学生は、採用したくないというのが企業の本音です。
また、学校側に不備はないと世論を覆すような力説をしてもダメです。
企業の方に頑固で柔軟性がないという印象を持たれてしまうかもしれません。
この場では、自分に非がなくとも謝罪を行い、真面目な印象を与えた方が面接を有利に進められるでしょう。
現在の日大の就活生は、とても良い状況で就活を行っているとはいえませんが、こんな時だからこそ高い対応能力を企業に示し、付き合い上手だということをアピールしましょう。
まとめ
日大の問題は、選考に関係ないとはいえ、学生に影響を与えていないとはいいきれません。
ただし、ここで悲観的になってはいけません。社会では、このような状況こそしっかりと実力を発揮する人材を求めています。
そのため、謙遜的な態度かつ、前向きに考えることが大切であり、それが社会人になるための第一歩となります。