大学中退をどう語るか。仮面浪人、大学編入の経験者が就活の際に気をつけること

他大にいくために一度大学を辞めた場合、大学中退という形で履歴書上にその学歴は残ることになります。面接の際、その点を取り上げられることもあります。本記事では、中退について聞かれた場合にどう対応すべきかを説明していきます。

仮面浪人、大学編入はどんな印象?

大学を中退して仮面浪人したり、大学に入り直したりしたという編入歴がある方は、就活にあたって、企業側にどのような印象を与えるのでしょうか。

就活にあたって悩むポイントは、大学をストレートに4年間で卒業するのではなく、途中で一度入学した大学を辞めて、他の大学に入り直した点などをどう評価されるのだろうかと不安になる点です。

最初の大学選びに失敗したと思われないか、気分が変わりやすい人と思われないか、学費面で親に迷惑をかけたなどと思われないかと不安になる方も多いのではないでしょうか。

もっとも、大学に入ってみて進路が変わったり、やりたいことができたりする人も少なくありません。

そこで、どのようにアピールすれば、良い印象を与えられるのか見ていきましょう。

なぜ浪人したのか?なぜ編入したのか?

今の時代は大学への入り直しをする方、留年する方なども珍しく思われず、特段、理由も聞かれることなく、不安に思っていた割には肩透かしに終わるケースも少なくありません。

一方で、「なぜ浪人したのか?」、「なぜ編入したのか?」を追求されるケースも想定されるため、きちんと説明できる回答を準備しておくことは大切です。

なぜそうしようと考えたのかにしっかりとした理由づけがあり、あなたの意思で覚悟を持って決断したことを伝えられれば、好印象が与えられます。

本命に受からず、仕方なく入ったものの本命があきらめきれなかった方も、大学に進学してから将来やりたい別の仕事を見つけて編入を決めた方も、明確な目的があったことを丁寧に伝えましょう。

普通の人とは違う

普通の人とは違うと悪い意味で思われるのか、良い意味で思われるかは、なぜ仮面浪人をしたり、大学編入を行ったりしたのかの目的や理由によっても異なってきます。

本命の大学、学部に入学したのに、入ってみたらつまらなかったからとか、やりたいことが見つからなかったから何となくとか、最初に入った大学より学歴が高くなって将来に有利そうだからといった理由で大学編入を試みる方も中にはいます。

もちろん、それが悪いわけではないですが、就活で好印象を与えるには、大学編入することによって達成したい目的や得たい知識や技術、資格があったなど、より具体的な目的が必要です。

目的が明確にできれば、人とは違う道にいける強さがある人として好印象が与えられます。

仮面浪人、大学編入を有利にする方法

仮面浪人、大学編入をした経験があると、場合によっては優柔不断な人、1つのことに継続して取り組めない人、気が変わりやすい人といった印象を与えかねません。

場合によっては、就職しても、ちょっと違うと思ったり、嫌なことがあれば、すぐに離職してしまうのではと不安がられたりすることもあります。

こうした悪印象を与えることなく、就活で仮面浪人、大学編入を有利に活用するためにはどうすればいいのでしょうか。

仮面浪人、大学編入について気にしない企業も増えている一方で、過去にそういった経歴の人を採用して問題が生じたといった企業などでは慎重にならざるを得ません。

そのため、どう対応すれば有利に働くのか、以下でご紹介します。

堂々とする

まずは、堂々と身構え、堂々と答えることが大切です。

企業側が何とも思っていないのに、本人が仮面浪人したことや大学編入を不利に感じていたり、隠したい過去などと思ったりしていては、企業側にも不安な印象を与えてしまいます。

確固たる目的と覚悟を持って編入し、そこで目的を達成して得たいことを得たのであれば、恥じる必要はありません。

就職してから、やっぱり思った業界とは違っていた、自分に適性がなかったと考えるより、大学時代に進んだ分野が違っていたと気づいたり、ほかにやりたい仕事が見つかって編入を決断したりしたのであれば、むしろ、自分の人生についてしっかり考えていたことができるからです。

ビジョンとつなげる

仮面浪人や大学編入した理由が、思った大学に入れずに、よりステータスを求めただけといった表面的な理由では印象が悪いですが、将来やりたいことが見つかり、そのためには最初に入った大学や学部では実現が難しいケースなどであれば、しっかりとしたビジョンを持って編入したことをアピールすれば、有利に働きます。

大学で学ぶだけが目的、学歴を上げることだけが目的ではなく、将来につながるビジョンを持ったうえで編入し、そこで学んだことが活かせる企業や職種に志望しているのであれば、仮面浪人や大学編入した理由や目的と志望動機に一致が見られるからです。

早い段階から将来について考え、そのために努力をし、準備を重ねてきた人物だと好印象が与えられます。

経験から得たことを活かしてる

仮面浪人や大学編入をしたことで、新たな編入先で学んだことや身につけた技術、経験などをエントリーした企業で活かせるのであれば、それは有利なアピール材料になります。

また、仮面浪人や大学編入といった経験事態も、その後の自分の考え方や行動などに活かせてるのであれば、有利に働きます。

仮面浪人や大学編入に至ったのはなぜかを振り返り、最初に大学を決める段階できちんと将来のことを考えていなかったとか、判断が甘かったなどと反省し、今後はそのような失敗をしないよう、慎重かつ目的を持って考えるようになったのであれば、社会人になってからも役立つからです。

仮面浪人や大学編入のために努力した経験も、アピール材料にできます。

仮面浪人、大学編入の理由を聞かれたら

就活の際に聞かれるのは「なんで前の大学をやめて、今の大学にいったの?」という点でしょう。仮面浪人や編入に伴う中退は大きく3点にまとまると思います。

  1. 別の分野の勉強がしたかった
  2. 学歴をあげたかった
  3. その他

本当の理由としては、色々あると思いますが、今回話題にするのは「就活の際にどう答えるか」になります。

前の大学の勉強についていけなくて

前の大学の同級生のレベルが低過ぎて

人間関係が嫌で

といったネガティブな理由より、

教養科目で学んだ経済学に強い興味をもったため専門として学びたくなった

受験のときに一度妥協したけれど、諦めきれなかった

といったポジティブな理由の方が当然印象はいいです。そのうえで、今の大学を改めて選んだ理由として、

経済学の有名な先生がいる

高校生の時から憧れていた

といった話もできるようにしましょう。

面接官が深く掘ってきた場合

筆者である私も経験者で、学問領域を変えるために大学中退からの3年次編入をしています。経験上、

面接官

どうして編入したの?

学生

前の大学の時にやっていた課外活動のフリーペーパ制作が楽しくなり、学問としてメディアの勉強をしてみたくなったからです。

の回答で終わることが多かったです。

ただ、

やめずに自分で勉強しようとは思わなかった?

大学院からじゃだめだった?

のようなカウンターがくる可能性もあったわけですね。この辺の質問をしてくる場合、人事の頭の中には

うちの会社も合わなかったら、すぐやめちゃうんだろうか

行動力はあるんだろうけど、見切りもはやいんだろうな

みたいな疑いが依然として残っており、しっかりとした考えに基づいた行動だったか見極めたいわけです。

独学よりも実績のある先生から生の講義で学びたかったため、研究力に定評のある今の大学で学ぶことを選びました。

文系だったことや、経済的な事情から、勉強するのは学部の4年間と決めていました。

みたいな納得感のある回答で、人事を安心させれば、経歴をプラスに変えられると考えます。

まとめ

仮面浪人や編入に伴う中退は、何も不都合なことではありません。環境を変える決断は誰もができることではなく、その決断ができたのは大きな理由があったからこそだと思います。

ポイントは、ポジティブに話す点です。真の理由がネガティブであっても、ポジティブ転換しましょう。自信を持って語ることで、面接官へのアピールとなるはずです。

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