キャッチフレーズで面接官の心を掴もう。魅力的なフレーズの作り方

キャッチフレーズで面接官の心を掴もう。魅力的なフレーズの作り方

「私は潤滑油のような存在です」この言葉を聞いたことがある人は多いと思います。就活の面接で、組織において自分がどのような働き方をするのか、ということを説明する際に用いられる言葉なのですが、現在はあまりに手垢が付きすぎた表現なので、使われることも少なくなりました。

しかし就活の面接で、自分だけのキャッチフレーズを持つことができれば、相手に好印象を残せる確率はぐっと上がります。そこで今回は、自分だけのキャッチフレーズを作る際の注意点、ポイントについてご紹介していきます。

キャッチフレーズの目的

まず、キャッチフレーズを作る上で大切なのは、キャッチフレーズを設ける目的を理解するということです。キャッチフレーズの目的は、短い言葉でその人の良さを伝えるということです。商品であれば、その一言で「買いたい」と思ってもらうことで、就活生であれば「雇用したい」と思ってもらうことがゴールとなります。

他にも場所などであれば、その言葉やリズムを聞いただけで思い浮かんでもらえるようにすることが大切です。例えば有名なもので「セブンイレブン、いい気分」というのがあります。このように、一度効果的なキャッチフレーズを決めることができれば、面接官の印象に残る上で非常に有利となります。

自分を表せている言葉にする

次に、キャッチフレーズを考える際に重要なことですが、自分を表せている言葉にする、ということを意識してください。自分自身のキャッチフレーズなわけですから、当然と言えば当然なのですが、これができていない学生が意外と多いのです。キャッチフレーズの語感や言い回しは秀逸なのに、肝心のフレーズと学生が結びつかない、というケースです。

こうなってしまう原因は、本人の人柄や人間性、特徴からキャッチフレーズを考えるのではなく、キャッチフレーズを単体で考えてしまった、ということが考えられます。どんなに分かりやすく親しみやすくとも、キャッチフレーズの後に学生の姿が浮かばなければ、結局そのフレーズだけが一人歩きしてしまい、効果は半減してしまうので注意しましょう。

自己分析を軸に考える

上記の点を克服するためには、キャッチフレーズよりも先に、伝えたいことを決めるということが重要になります。そしてそのためには自分のことを自分で知る必要があります。そこを突き詰めていくためには、徹底的な自己分析が重要です。

自己分析から判明した自分の性格やアピールポイントをリストアップし、その項目を軸にキャッチフレーズを考えてみてください。そうするとそこからES(エントリーシート)や自己紹介の流れのヒントも少しずつ見えてくるはずです。また、キャッチフレーズは1つだけではなく、複数個考えるようにしましょう。いくつかの候補の中から、自分で選定したり、友人の意見を聞いたりして、最終案を決めていくと良いでしょう。

キャッチフレーズは働いてからも役立つ

キャッチフレーズをつける力というのは、就活でも役立ちますが、実は社会に出てからも大いに活躍する能力です。広告業界などでは特にその力がダイレクトに役立ちますが、それ以外でも商品開発や企画など、あらゆる場面でその力は活きてきます。

汎用性の高い能力でもあるので、この機会にキャッチフレーズの考え方、作り方というのをある程度突き詰めてみてください。

終わりに

今回ご紹介した点を参考にしつつ、先ずは自己分析、次にキャッチフレーズ案を練るという作業をしてみてください。ポイントとして、あまり長すぎないものを考えるというのが重要です。そして難しい言葉は使わず、人の心にすっと入るような言葉選びを意識してみましょう。電車の広告や駅のポスター、町の掲示板やインターネットなど、世の中はキャッチフレーズで溢れています。いきなり考えるのが難しい場合は、そういったものに先ずは目を通してみても良いかもしれません。

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