企業分析の要、IR情報の見方を覚えてしっかりと企業分析をしよう

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就職活動をする上で、企業研究を外すことは絶対にできません。その企業研究の中でも、大きなポイントとなるのがIR情報ですが、項目の見方や注目するべき部分を把握していないと、企業研究の質が下がってしまいます。面接などでも企業研究をどれくらいしてきたかというのを、志望動機や将来のビジョンなど、間接的な質問を通して確認されることになるので、事前にしっかりとIR情報で見るべき項目、注意点を把握しておきましょう。

 

IR情報とは?

IR情報とは「インベスター・リレーションズ」の略称です。投資家などを対象にして、経営や財務の状況、業績動向を発信する活動の総称を指します。「投資家向け広報」と呼ばれることもありますが、当然投資家ではない学生にも役立つ情報が沢山あります。そういう側面もあってか、IRという呼び方が一般的で、投資家向け広報、という言葉はそこまで認知されていません。様々な情報を得ることができますが、その企業の姿を数字などから知ることができるので、企業研究をする際には必ず確認しておきましょう。

 

なぜIRが重要なのか

企業研究や会社のことを知るだけならばわざわざIR情報など見なくても、会社説明会などで十分だと考える学生もいますが、これは間違いです。説明会では企業寄りの話がされることが多く、企業の実態を知ることができない場合もあります。しかしIRのような客観的数字データは嘘をつかないので、説明会やセミナーよりも、より掘り下げた企業研究が可能となるのです。どれだけ説明会で担当者が綺麗な言葉を並べていても、IRに書かれている業績が落ちていればそれらが嘘だと分かりますし、従業員の離職率が高ければやはりそれも分かります。だからこそ、会社説明会だけではなく、IR情報を元にした企業研究も必ず行うようにしましょう。

 

IR情報でチェックするべきポイント

次に、IR情報を見る上で、どんな項目に注目するべきなのかをご紹介していきます。

 

売上高

企業の売り上げが悪ければ、当たり前ですが経営が良好でないことを意味します。売上高が高いのか低いのか、判断できない場合には同業他社などと比較して見ても良いでしょう。また、過去1年だけではなく、数年の売上高推移を観察するのもオススメです。売上高が右上がりになっているのであれば企業が成長している、勢い付いているということがわかりますが、下降している場合には、順調でないことが分かります。

 

純利益

売り上げというのは純粋な儲けではなく、単純な総額です。そこから材料費や諸々のコストが差し引かれたものを会社の本当の利益、つまり純利益とするわけです。この部分が安定して高い企業は、本当に経営の安定している企業ですから、売上高だけを確認するのではなく、必ず純利益の項目についても目を通すようにしましょう。その場合も、売上高同様、直近数年を遡ることを忘れないでください。最終的な黒字・赤字の判断も、この純利益を見ないことには判然できないので、それを見定めるまでが企業研究の一部です。

 

借金

企業の中には銀行や親会社に借金をしているというところも数多く存在します。基本的に、大企業であっても社債を抱えている場合が多いのですが、返済が順調に進んでいるかどうか、という部分に注目しなければいけません。社債についての情報を詳しく扱っているサイトもあるので、それらを参考にするのも良いでしょう。

 

この他にも事業内容や経営計画など、重視するべきポイントは多数あるので、先ずは色々な企業のIR情報を見て、項目の意味と平均値をざっくりと理解してみてください。

 

終わりに

業界研究や企業研究は、就活の初期段階から始め、エントリー後も継続する作業です。長く行う作業だからこそ、早いうちにIR情報の見方に慣れ、スピーディーに企業研究を進められるようにしましょう。

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