就活スターウォーズ〜エピソードトークの上手な作り方〜

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就活スターウォーズ〜エピソードトークの上手な作り方〜

みなさんこんにちは、ライターの若大将です。

私事ではありますが、先日のクリスマス、特にすることもないのに妙に早起きをしてしまいました。
いつもはやることが山積みになっている日でも、その現実から目を背けるように毛布に包まっているのに。こういう何もすることがない日に限って、朝5時にハッキリと目が覚めてしまいます。
このまま布団から起き上がるか、それとも少し無理をして二度寝するか。その2つの選択肢で間で葛藤していたその時、私は、声を聞いたのです。

「向かいの公園に行き、近所のおじいちゃんおばあちゃんとラジオ体操をするのです、そしてそのままコメダのモーニングに向かい、コーヒーと共に小倉トーストとゆで卵を食べなさい」確かにそう囁く声を。今思えば、あれはきっとサンタさんの贈り物だったのかもしれません。

そんなサンタからの助言をきっぱり無視することにした私は、以前に録画したままになっていた「スターウォーズ 帝国の逆襲」をみることにしました。帝国の逆襲を見るのは今回で2回目なのですが、実に良い映画というのは何度見ても楽しめますし、年を重ねるごとに違った味わいを見せるものです。

そして、そこに広がるスターウォーズの世界に浸るうちに、私はあることに気がつきました。
それは、就活における「エピソードトーク」を魅力的に見せるためのノウハウはこのスターウォーズに詰まっているということです。ですので、今回はスターウォーズシリーズを通じた「上手なエピソードトークの作り方」を紹介したいと思います。

上手なエピソードトークとは何か?

starwars1

いきなりその方法を紹介する前に、まずはこの「上手なエピソードトーク」の定義を定めた上で、それに必要な要項を提示していきたいと思います。そして、ここでは上手なエピソードトークの定義を「相手の感情を揺さぶる話」と定め、それの要項を「聞き手が感情移入できること」とします。

人はエピソードを聞いた時、それを主観的な立場で聞くことと、客観的な立場で聞くことが出来ます。そしてもし、聞き手がそのエピソードを後者の立場で聞いた場合、そこには絶対に感動は生まれません。

なぜなら、それは自分とは全く無関係の出来事だからです、人の感情が動くのはその事象が何らかの形で自分とは無関係ではないと感じる時、すなわち、主観的な立場にいる時だけです。
例えば私たちは、自分の友人や恋人に起こった出来事に対して、嬉しさや悲しさといった感情を抱きます。反対に、自分とは無関係な人や知らない人に起こった出来事に対しては感情が大きく動くことはありませんし、そもそも主観的にその対象を認知していなければ感情の変化自体起こりようがありません。

よって人の感情を揺さぶるために必要なことは「相手を主観的な立場で聞かせることで、感情移入させること」なのです。

スターウォーズの物語に潜んだ「感情移入を生む構造」

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ここからが本題です。

それでは、私たちはエピソードを語る時、どのようにすれば相手に感情移入させることができるのでしょうか?実際にスターウォーズを使って解説していきます。

世界中で多くの人に愛されているスターウォーズの主人公、ルーク・スカイウォーカーの物語を描く時、作者であるジョージ・ルーカスはある体系を応用しました。

その体系とは、アメリカの神話学者ジョセフ・キャンベルが世界のあらゆる神話を分析することで打ち立てた「神話のストーリー構造」です。
そしてジョセフ・キャンベル氏が本来提唱していたものは以下のように一般化されています。

  1. 旅立ち・出生・離別
  2. 試練・通過儀礼
  3. 帰還

そして、これらをルーク・スカイウォーカーの物語に当てはめてみましょう。するとこのようになります

  1. 旅立ち・出生・離別
    エピソード4 新たなる希望
    (故郷、両親との別れ・宇宙へ旅立つ)
  2. 試練・通過儀礼
    エピソード5 帝国の逆襲
    (帝国軍の猛攻・ジェダイの修行)
  3. 帰還
    エピソード6 ジェダイの帰還
    (銀河皇帝の打倒・平和をもたらす)

完璧なマッチです。そして驚いたことに、タイトルだけでもその構造に従っていることがわかります。この構造から生み出された物語は必ず人の共感を生み、誰にとっても感情移入が出来るものになります。

なぜ「神話のストーリー構造」が感情移入を生むのか?

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しかし、なぜこの「神話のストーリー構造」は感情移入を生み出すことが出来るのでしょうか?これには先ほど述べた、「自分に関係のあるものや知っているものに対しては感情移入が出来る」という人間の性質を用いることで説明ができます。
そして「神話のストーリー構造」である

  1. 旅立ち・出生・離別
  2. 試練・通過儀礼
  3. 帰還

の3つは誰もが経験したことがあるものです。

人は生涯を通じて様々な形でこの3つの段階を経験します。それは例えば勉強だったり、言語を習得することだったり、立って歩くことだったりと様々です。どのサクセスストーリーにもその根元にはこの3つの段階は存在し、人は皆必ず、生きていく過程でこの構造に自ずと触れています。

つまり、この構造自体がすべての人にとって無関係ではない以上、人はこの構造から生み出される物語には、必然的に感情移入することが出来るのです。

「神話のストーリー構造」を就活に応用する

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では、この構造を就活に応用するとどうなるでしょうか?多くの就活生が経験しているであろうエピソードを使って、実際に見てみましょう

【例1】部活動を頑張った話

就活でよく聞かれる「学生時代一番頑張ったことは何ですか?」という質問に対してよく使われる回答がこの「部活動を頑張った話」です。今回はこのストーリーをもう少し具体的に「甲子園に出場できた話」と設定し、神話の構造に当てはめていきます。すると、このような順序になります。

  1. 旅立ち・出生・離別
    甲子園への情熱と、それに対し実力不足な自分の現状を説明。甲子園への道のりが始まる。
  2. 試練・通過儀礼
    厳しい練習やチーム内の不和、怪我、スランプなど、その道の上にある試練に立ち向かう。
  3. 帰還
    甲子園に出場することができた。

甲子園に出場したストーリーを上手に伝えるにはこのような順序・構造で伝えると良いでしょう。
民法のテレビ番組「熱闘甲子園」などはまさにこの(1)と(2)の部分を紹介しており、それがNHKの放送する甲子園の本試合、すなわち(3)に当たる部分と合わさることでより大きな効果を発揮します。

単なる高校野球の全国大会としてではなく、そこに球児たちの受難や努力といった背景を加えることで、視聴者はより感情移入することが出来、そこに大きな感動が生まれるのです。そしてその構造はこのように就活に対しても応用することができます。

【例2】アルバイトを頑張った話

続いてもう1つ例を紹介します。この「アルバイトを頑張った話」も、学生時代に頑張ったこととしてよく挙げられますね。これも「アルバイト先の売上アップに貢献した話」と仮定し以下のように話しましょう。

  1. 旅立ち・出生・離別
    売上アップへの情熱と原動力、それに対し実力不足な自分の現状を説明。売上アップへの道のりが始まる。
  2. 試練・通過儀礼
    売り上げアップする過程にあった障害・試練。そしてそれをどう乗り越えたか。
  3. 帰還
    売り上げアップを達成した。

たったこれだけのことです、非常に簡単ですね。

上手なエピソードトークの作り方のまとめと最大の注意点

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いかがだったでしょうか?「上手なエピソードトークの作り方」というと一見難しそうなことに聞こえますが、実際はとても簡単という事がよくお分り頂けたと思います。それでは最後に、もう一度その構造をおさらいしていきましょう。

  1. 旅立ち・出生・離別
  2. 試練・通過儀礼
  3. 帰還

映画から就活まで、とても汎用性のあるこの構造ですが、就活で使用する時には一つだけ、絶対に注意しなければいけない点があります。

それは「具体的な数字を提示しなければならない」という点です。

就活のエピソードトークと映画の間には「映像を使って具体性を示せるかどうか」という大きな違いがあります。リアリティや環境といった多様な表現で具体性を生み出せる映画に比べ、映像を持たないエピソードトークは具体性を欠いてしまう事が非常に多くなります。

そして、エピソードトークに具体性を持たせるのに最も効果的な方法が「数字を用いること」です。
例えば先の甲子園の話で言えば、自分が甲子園出場に対してどれほどの情熱を持っているのか、どんな挫折があったのか、甲子園に出場するのはどれだけ厳しい競争なのか。それらを数字を用いて表現することで具体性を生み出す事が出来れば、そこに生まれる説得力は大きく変化します。

この点にだけ気をつけて、神話の構造を上手に使う事ができれば、あなたのストーリーはきっと多くの人の心を揺さぶる素敵なものになるはずです。

それではみなさん「フォースと共にあらん事を」

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