SNSが就活の履歴書に取って代わる時代はすぐそこまで来ている

こんにちは、ライターの若大将です。

この頃世の中では、働き方改革や人生100年時代構想といった言葉がよく使われるようになりました。それに伴い、日本人の働き方や人生設計、個人の価値観も徐々に変化しつつあるのを肌身に感じます。そして、これらの変化は大きなうねりとなり、就職活動にもその影響を及ぼそうとしています。 これからの時代の就活はどうなるのでしょうか?私が考えるのは「SNSが履歴書に取って代わる時代」の到来です。

LGBTフレンドリー企業が就活を変える

皆さんはこのLGBTという言葉をご存知でしょうか?

LGBTとは女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。LGBTという言葉は性の多様性と性のアイデンティティからなる文化を強調するものであり、性的少数者という言葉と同一視されることも多いが、LGBTの方がより限定的かつ肯定的な概念である。Wikipediaより

日本でも数年前からタレントのマツコ・デラックスさんやKABAちゃんなどがメディアに登場するようになり、彼らのようなマイノリティな存在はかなり認知され、受け入れられるようになってきたと思います。

しかし、これからの私たちに求められるのは、彼らのようなマイノリティをメディア上のタレントとして鑑賞することでは無く、友人や同僚として共存することです。彼らは決してテレビの中にだけ存在する一握りの人間ではありません。

LGBTが働きやすい環境を充実させている企業は「LGBTフレンドリー企業」と呼ばれており、有名なLGBTフレンドリー企業にはスターバックスコーヒージャパンやリクルートホールディングスがあります。 そして近年では、それらの大手企業をはじめとして、一部企業もこうしたマイノリティーな性質を持つ人材の採用に積極的な姿勢を見せています。

日本の就活に存在する障害たち

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しかし、LGBTのようなマイノリティを採用するにあたっては、日本の就活の制度は大きな障害になってしまいます。ではそれらは具体的にどんな障害でしょうか?以下にまとめてみました。

  1. 性別にコンプレックスを抱えていても、履歴書に性別を記入しなければならない。
  2. 性別にコンプレックスを抱えていても、男女で仕立ての異なるリクルートスーツを着なければならない。
  3. 容姿にコンプレックスを抱えていても、履歴書に顔写真を貼らなければならない。
  4. 信仰や国籍、文化に関わらず、身だしなみは日本の基準でなくてはならない。

就活におけるこれらの制度はこれまでの社会では一般的でした。しかし、マイノリティへの理解・共存が求められる現代ではこれらの制度を運用し続けることは大きなリスクをはらんでいます。 将来的にこれらの制度は国際社会からバッシングを受ける可能性が高く、国内からも差別を理由に訴訟を起こされる恐れがあります。特に現在、多くの先進国はマイノリティの問題に対して非常に敏感で、現在の日本社会にはマイノリティと共存する方法が強く求められています。

日本の就活はマイノリティとの共存を目指さなくてはならない

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マイノリティと共存できる社会を目指すことで、日本の就職活動は大きく変わります。新卒一括採用はまだしばらく変わりそうにありませんが、履歴書は今よりも大きく変わることになるでしょう。そして、その時、大きな役目を果たすことになるのがSNSです。

履歴書の変化により、情報量が減ったとしても、それらの情報を判断材料としていた企業は依然情報を求めています。しかし、履歴書にはそれらの情報は載っていないため、彼らは情報を別の場所に求めるほかありません。そして、その役目を担うのはSNSになるはずです。

現在でもSNSは多くの採用担当者が学生の情報を得るために利用しています。しかし、現時点ではそれらは公然と行われているわけではなく、あくまでゲリラ的に行われるのが一般的です。

もちろん、既に一部の企業ではSNSを利用した「インフルエンサー採用」(SNSのフォロワーが一定数を超えると優先的に選考を受けることができたり、福利厚生として手当が支給される仕組み)などの取り組みを始めています。

ですが、現時点では「インフルエンサー採用」の主眼はインフルエンサーの持つ発信力を自社に取り入れることであり、フォロワー数や影響力を持たない人間にはあまり関係はありません。

しかしこれからの時代、マイノリティとの共存のため、就活の制度が大きく変わることになれば、すべての学生がこれとは無関係に居られなくなります。

SNSの存在意義はポートフォリオに変わる

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もし将来的に企業がマッチングの材料として今以上にSNSを活用することになれば、学生にとってのSNSのあり方もまた変わってくるはずです。それは具体的に「ポートフォリオ」のようなものになるはずです。

ポートフォリオとは

自分の能力を周囲に伝えるための自己作品集のこと(作品を平カバンに詰めておくことから)。特に、美術系の文脈で使われることが多い。Wikipediaより

採用活動を行う際、企業が自分のSNSを観ることがはじめからわかっている場合、あなたはどうするでしょうか? 当然、多くの学生は企業に見られては困るような投稿はしなくなるでしょう。そして同時に、一部の学生は見られていることを逆手に取り、品行方正に振舞ったり、あえて自分の実績を大げさにアピールするようになります。そしていつしかその繰り返しが、学生にとってのSNSをポートフォリオ化させていくことになります。

しかし、このSNSが履歴書に取って代わる。という考え方は多くの人にとって好ましくないようです。その理由はとても単純で、多くの学生にとってSNSは友人間だけで成立しているクローズドな世界だからです。それに企業の目が入るということは、自分の部屋に他人が入ってきて、掃除の行き届いてない部分や自分のパーソナルな部分を踏み荒らされるようなものです。当然喜ばしいものではありません。

しかし、こうした変化は個人の好みに関わらず、既に始まっているように思えます。その最たる例がInstagramです。今現在でさえ、Instagramは多くの人にとってポートフォリオ化していると言っても過言ではありません。

2017年の流行語大賞にもノミネートされたように、Instagramの世界で重要な価値観は「インスタ映え」です。この「映え」という言葉は、鑑賞する人が居ないことには成立しない概念であり、Instagramがパーソナルな空間ではないことを意味しています。

また、いわゆる「インスタグラマー」の存在からもその傾向が見て取れます。インスタグラマーにとってはInstagramの投稿そのものが作品であり、その作品は常に不特定多数に鑑賞されることを前提に作られています。

Facebookでも「フェイスブックおじさん」と呼ばれる人々が日夜、不特定多数に向けて仕事自慢や一人語りを投稿しています。これはインスタグラマーのような肩書きと言うよりは蔑称に近い含みがありますが、SNSをパブリックな空間として活用しているという点では同じです。

そして、ネット弁慶たちの最後の砦であるTwitterもやがては同じ運命を辿る事となるでしょう。最近ではTwitterの運営側も悪質な投稿や誹謗中傷にはアカウントの凍結措置をとるようになりました。かくしてTwitterの「インターネットの痰壺」としての機能が薄れ、コミュニティとしての清らかさを取り戻せば、Twitterにもまたポートフォリオとしての価値が生まれるに違いありません。

SNSが次世代のあなたの履歴書になる

そして、就活市場でこの記事をお読みのあなたはきっとこう思っては居ないでしょうか?「私の就活は今年で終わりだから、関係ないや」と。 決してそんな事はありません、はじめにも書いたように現代は「人生100年時代」と言われる時代です。かつてのような終身雇用の伝統は崩壊し、名だたる大企業が経営不振に苦しむ激動の時代です。誰も彼も、いつ転職を余儀なくされてもおかしくはありません。

そしてSNSは、そんな来るべき次時代の履歴書です。新しい時代に適応し、古い時代の波にさらわれてしまわないよう、今から正しい運用を始めましょう。

そんな履歴書でほんとに大丈夫?ウカル履歴書、教えます。​

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