【レポートに役立つ】銀行業界の業界研究

はじめに

業界研究は就職活動には重要な要素です。

しかし、単純に業界研究と言われても、イマイチピンとこないと思われますので、今回は銀行業界を実際に研究しつつ、業界研究の仕方を紹介します。

業界研究はなぜ必要?

業界研究は熱くなってしまった自分の熱を冷ます意味もあります。

行きたい会社、行きたい業界が決まってしまうと、どうしても熱くなってしまいます。

自分には、その業界、その企業しかないと思い込んでしまう傾向もありますので、そんな自分を見つめ直して、本当にこの選択肢で良いのかを考え直すのです。

また、あなたが行きたい企業が、本当に行っても良い企業なのか、正解を突き詰める意味もあります。

現在、良い企業に見えても、その後はどうなっていくかわからないので、業界研究をすることによって、確実性を高める必要があるのです。

さらに、自己PRや面接の際に、引き出しを多くする意味もあります。

面接の際に、業界や企業のことをよく知っていた方が、いろいろな質問に答えられる可能性が高まります。

このように、業界研究を深めることによって、得られるメリットはたくさんあるのです。

企業研究とは何が違うの?

企業研究と業界研究はどちらも大切です。

銀行業界を例にしてみると、銀行全体はこれから再編に向けて大きく動く可能性があることがわかります。

一説には、地方銀行が激減する可能性もあると言われているのです。

そして、この状況は企業研究からでは見つけることは難しいです。

あくまでも、銀行業界全体の傾向を確認する必要があり、それは企業研究ではなく、業界研究からわかることなのです。

また、業界研究には、企業や業界の将来性をはかる意味合いもあります。

特定の企業に勤めるつもりなら、その企業がある業界のことを知っていて、損はないのではないでしょうか。

業界のことをよく知っていれば、ある種の出口戦略を立てることも可能なのです。

【銀行業界】業界研究のやり方・研究の例

業界研究でこれをやれと言われても、すぐにはピンとこないと思われますので、今回は銀行を例に出して、業界研究のやり方を紹介していきます。

銀行業界は、これから激動の時代を迎えるとも言われていますので、非常に業界研究のやりがいがあると言えるでしょう。

銀行業界と同じ要領で、自分が行きたい業界の研究を進めていけば、これまでに見えなかったものも、見えてくるはずです。

業界研究は、いくつかのフェーズに分かれていて、順序よくやっていくことで、理解が深まります。

【銀行業界】①銀行業界の概要と現状

まずは銀行業界の概要と現状を確認してみましょう。

銀行業界の市場規模を確認してみると、貯金と貸出金が市場規模に関係することがわかります。

また、メガバンクと言われるような巨大銀行が業界のシェアの多くを占めていることがわかるでしょう。

トレンドになっている商品を確認すると、フィンテックやブロックチェーンをはじめとした、新しい技術の導入に積極的であることがわかります。

今後は、銀行のさらなるIT化が進んでいくのではないでしょうか。

銀行業界を取り巻く環境は一昔前に比べると、ずいぶん変わってきましたが、それでもやはり利益の柱は、金利による利益です。

次いで手数料による利益と、進化は続けても、銀行は銀行であることがわかります。

【銀行業界】市場規模

銀行業界の市場規模を調べてみると、2016年の時点で全国の銀行をすべてあわせて、約680兆円の預金があることがわかっています。

また、貸出金については約460兆円です。

総資産や売上高の大きさは、メガバンクと呼ばれるような都市銀行が大きく、ゆうちょ銀行もそれに続いています。

さらに、その下に各地方銀行やネットバンキングが続いているというイメージです。

【銀行業界】現在のトレンドとなっている事柄

現在、銀行業界のトレンドになっているのが、フィンテックと呼ばれる分野です。

フィンテックは、金融とテクノロジーを融合させたもので、以前から話題になっていました。

しかし、近年の目覚ましい技術の進歩によって、その流れが急速になっています。

とくに、近年は5Gなどの通信技術の進化によって、さらにフィンテックが進むとされているのです。

また、金融業界と非常に相性の良いブロックチェーンの存在も見逃せないでしょう。

ブロックチェーンには、仮想通貨取引などで知られるパブリックブロックチェーンのほかに、パッケージ化され個別で利用できるプライベートブロックチェーンが存在しますので、これらが銀行に導入され、身近になれば、急激に金融システムが進化する可能性があるのです。

そして、すでに世界各国の大手銀行は、ブロックチェーンの導入を着々と進めています。

さらに、近年になって台頭してきた概念にリバースモーゲージがあり、新しい銀行商品として話題を呼んでいます。

【銀行業界】どのような事業を行っているか

銀行業界は、さまざまな事業を行っていますが、銀行の利益の柱と言われているのが、金利による利益です。

一般的な銀行の利益の半分以上を占めると言われています。

しかし、これでも近年は減少傾向になっていて、その理由が記録的な低金利です。

また、私たちが銀行を利用した際に発生する手数料も、銀行の大きな利益です。

手数料による利益は金利による利益に次ぐ稼ぎ頭と言われています。

さらに、そのほかに株式などの購入に関する利益も大きな割合を占めています。

投資事業は、銀行業界における主戦力の1つとも言えるでしょう。

細かいところを見ると、リバースモーゲージなどの、特殊な形での貸付を行ったりもしています。

【銀行業界】②銀行業界の主な企業や企業に関する情報

銀行業界の状況を踏まえたなら、今度は銀行業界の主な企業やその企業に関する情報を調べてみると良いでしょう。

銀行業界は主な企業やシェア率を見ればわかりますが、メガバンクが王者として君臨しています。

売上高なども一般的な銀行に比べると、圧倒的です。

また、関連業界については、メガバンクの傘下にはさまざまな子会社が存在することから、かなり広範囲にわたった業界と関係あると言えるでしょう。

その中でも、やはり金融業界との関係は深いと言えます。

また、通信技術の進化は、銀行サービスにダイレクトに反映されるため、通信会社とも根強い関係を持っています。

平均利益率に関しては、銀行業界に限っては、それほど参考にならないかもしれません。

【銀行業界】主な企業

銀行業界を代表するような企業と言えば、欠かせないのがメガバンクでしょう。

都市銀行と呼ばれることもありますが、総資産を見ても、メガバンクがずらっと上位に並んでいます。

つまり、銀行業界は、長きにわたり、メガバンクのような巨大な銀行にけん引されてきたことがわかるのです。

また、規模としては、ゆうちょ銀行もメガバンクと同様の規模を持っています。

さらに、各都道府県を代表するような地方銀行です。

【銀行業界】関連する業界

銀行業界に関連する企業は意外に多いです。

とくにメガバンクと言われるような銀行の関連会社を見てみると、銀行業務とはまったく関係ないような子会社をいくつも持っていることがわかります。

また、近年は、銀行業務の多くがIT化されているので、通信会社と銀行業界は、切っても切り離せない関係にあると言えるでしょう。

さらに、金融業界との関係が深いです。

証券会社や仮想通貨取引所、消費者金融などともつながりがあると言えます。

ベンチャーキャピタルを子会社に持っているメガバンクもあるので、新興市場やベンチャー会社とも関係は深いです。

企業にとってお金は燃料のようなものなので、多くの業界と関連性があるのが銀行業界の特徴になります。

【銀行業界】銀行業界内でのシェア率

銀行業界のシェア率は、売上高で確認してみると、メガバンクが上位に名前を連ねています。

そのため、メガバンクに入るのか、地方銀行に入るかによっても、その後の状態は大きく変わってくると言えるでしょう。

業界の最先端を体験したいなら、やはりメガバンクになってくるのではないでしょうか。

また、メガバンクのほかには、ゆうちょ銀行、新生銀行なども高いシェア率を誇っています。

地方銀行は厳しいと言われていますが、それでも地方銀行の中には、売上高上位に名前を残すような銀行も存在しています。

このようなシェア率を見ても、銀行業界に関しては、どこの銀行に就職するかによっても、ずいぶんその後の人生は変わってくるはずです。

【銀行業界】平均利益率

銀行業界の利益率は、商品によってもまったく状況は異なってくるので、一概には言えません。

また、同じ銀行であっても、さまざまな商品を扱っているので、商品によって利益率も変わってくるでしょう。

さらに、安定を求めて大手銀行に勤めたいと考えているような場合、平均利益率の高い銀行が必ずしも正解とは限らないのです。

銀行のような金融業界において、利益率の高い商品はリスクを取っていることも多いため、単純に利益率だけで選ぶようなことはすべきではありません。

【銀行業界】③業界の将来性・未来予想

銀行業界は、今、過渡期を迎えていると言えます。

銀行業界には、業界全体のスリム化が求められていて、一説には数年後、十数年後には統廃合が進み、激減するとも言われています。

また、近年、台頭してきた5Gなどの通信技術革命により、自動化がいっそう進むと言われているのです。

このことからも、今後は、どんどん銀行業務に携わる人は減っていくと言えるでしょう。

一方で、フィンテックやブロックチェーンの導入には積極的なので、成長途上という見方もできます。

これらの点から、自力のあるメガバンクと、業績が芳しくないような一般的な銀行とでは、未来は大きく変わってくるでしょう。

全体としては、将来性はあるものの、選択肢によっては厳しい状況に陥ってしまう可能性もあるかもしれません。

【銀行業界】最後にわかったこと・感想を書こう!

銀行業界の研究を進めてわかるのは、まさに業界研究の妙味とも言える業界であるということです。

銀行業界は、今後大変動を迎える可能性があり、だからこそどの銀行を選ぶかは非常に重要になってきます。

業界研究や企業研究を最大限に活かして、将来性のある企業に就職することができれば、おいしい思いができる可能性も高いです。

逆に、業界研究や企業研究をおろそかにしてしまうと、誤った選択肢を選んでしまう可能性もあるでしょう。

また、フィンテックやブロックチェーンの導入によって、今後銀行のサービスが大きく変わる時期でもあるので、基本的にやりがいのある業界とも言えそうです。

新たな銀行サービスをけん引するような企業に入ることができれば、待遇面も期待できますし、仕事のやりがいにも満足できるはずです。

【銀行業界】まとめ

銀行業界のこと、そして、業界研究のことがずいぶんわかったのではないでしょうか。

銀行業界は、業界研究がとても面白い業界です。

これを応用すれば、どのような業界の研究にも役立てることができますので、早速、自分が気になっている業界の研究を始めてみてはいかがでしょうか。

その業界のこと、ちゃんと知ってますか?
1人でわからない事はプロと2人で​。​

就活市場エージェント限定!
特別選考ルート、選考パス多数​

60秒かんたん登録でライバルに差をつけよう!

今すぐ登録!

就活市場アカウントをお持ちの方はこちら »

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ