今、第二新卒の転職が企業に注目されているのはなぜ?

201702-1-1

日本の企業が若者を採用する場合、新卒の学生を採用するのが一般的です。しかし今、第二新卒の若者を採用する企業も増えてきています。第二新卒とは、新卒で就職した会社を3年以内に退職した25歳前後までの人のことです。
ひと昔前までは、一旦就職したら最低でも3年以上は続けなければならないという風潮があり、短期離職した人はなかなか次の就職先が見つかりませんでした。それがなぜ、第二新卒に注目する企業が増えてきたのでしょうか?

新入社員研修をする必要がない

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第二新卒はすでに他社で新入社員研修を受けているため、基本的なビジネスマナーや社会人としての心構えなどはひと通り学んでいます。そのため、自社で改めて研修をする必要がありません。新入社員研修は社内で行うにしろ、外部に委託するにしろ、莫大なコストと時間がかかるものです。これらを削減できるのは、企業にとって大きなメリットとなるでしょう。もちろん一度研修を受けたからといって、社会人として完璧な振る舞いをできるわけではありません。また、社内特有のルールや仕事の進め方、業務知識などは、これから教育していくことになります。しかし、一から十まで教える必要がないというだけでも、教育係の人からすれば大助かりなはずです。

新卒の応募がない企業でも、第二新卒なら応募してくることがある

日本の新卒の就職活動では、企業の知名度が重視される傾向があります。そのため、商品やサービスの知名度が低い中小企業の中には、新卒の応募者をなかなか確保できないという悩みを抱えている企業も多いです。若い社員が入社しなければ、自社のノウハウを受け継いでいくことができないため、将来的に会社の存続が危うくなってしまうでしょう。そんな企業が目を向けたのが、第二新卒です。
第二新卒は就職先選びですでに一度失敗しているため、会社の知名度やブランド性など、表面的な要素だけで転職先を選ぶことはあまりありません。それよりも、長く働いていけそうな会社かどうか、慎重に見極めようとします。新卒の応募者がいない企業にとって、そんな第二新卒は貴重な応募者なのです。

内定から入社までの期間が短い

新卒の学生を採用した場合、内定を出してから入社するまで、たいてい数カ月以上待たなければなりません。期間が長いと、その間なかなかコミュニケーションを取ることができませんし、他社でも内定をもらったがために、自社の内定を辞退されてしまうリスクもあります。もし入社直前で内定を辞退されることになったら、長い時間をかけて新人を迎え入れる準備をしてきた会社にとって、大きな損失となり得ます。
しかし第二新卒の場合、働きながら転職活動をしている人であっても、内定後3カ月以内には入社してくれる可能性が高いです。退職してから転職活動をしている第二新卒であれば、即日勤務してもらうことも可能でしょう。もちろん、第二新卒でも何社か並行して採用試験を受けている人は多いです。しかし内定から入社までの期間が短いため、もし内定を辞退されても、会社にとってそこまで大きな損失にはならない可能性が高いです。

若手社員がすぐに辞めるので、代わりの人材が必要

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最近は、若手社員がすぐに退職してしまうことが問題となっています。事実、大卒の新入社員のおよそ3割が、入社後3年以内に退職しています。企業によっては若手社員の早期離職を食い止めるための対策に、本腰を入れて取り組んでいるところもありますが、なかなかそこまで手が回らないという企業がほとんどでしょう。ですので、代わりに新しい人材を確保する必要が出てきます。そこで採用の候補となるのが、第二新卒です。第二新卒の人からすれば、「早期離職者を出した企業は、何か問題があるのではないか」という不安を抱くかもしれません。しかし、どんな会社も人によって合う・合わないということがありますし、家庭の事情でやむを得ず退職することだってあります。応募先の企業についてよく調べ、しっかり見極めていくことが大切です。

第二新卒でも大丈夫!自信を持って転職活動を始めよう

このように、企業が第二新卒を採用するメリットはたくさん挙げられます。確かに、「最低でも3年以上は続けなければならない」という考えを抱いている企業は、今でも数多く存在します。とはいえ、そのような考え方は前時代的なものだとする風潮が広まってきているのもまた事実です。そのため、心身を病んでまでブラック企業に勤め続ける必要はありません。また他にやりたい仕事があるという人は、できるだけ若いうちに方向転換をしておいたほうが有利になります。「ただなんとなく」という理由では転職をしないほうがいいかもしれませんが、明確な理由があるのであれば、第二新卒は転職をするのにとてもいい時期です。勇気がいるかもしれませんが、後悔しないためにも、新しい環境に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

 

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